兵庫県外国人県民インフォメーションセンター便り

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【映画紹介】時代に翻弄される人々

2015-08-18 16:15:17 | その他
元町映画館で8月から9月にかけて名作映画が上映されます。
革命、虐殺、戦争。
時代が普通の人々の幸せを壊します。
そして平和がいかにありがたいものであるかをこの夏、痛感します。

8月22日~ 「サイの季節」

(以下、公式ページのあらすじより転載)
イラン・イスラム革命時、ある男の企みによって不当に逮捕された詩人サヘル(ベヘルーズ・ヴォスギー)。
30年後に釈放され、生き別れとなった最愛の妻ミナ(モニカ・ベルッチ)の行方を捜し始めるが、
政府の嘘によって彼はすでに「死んだ」ことにされていた。
一方、夫の死を信じ込まされ、悲嘆にくれるミナにはある男の影がまとわりつく。
その人物こそがサヘルを監獄送りにし、ミナとの間を引き裂いた男アクバル(ユルマズ・エルドガン)だった・・・。

8月29日~ アクト・オブ・キリング

(以下、公式ページのあらすじより転載)
60年代のインドネシアで密かに行われた100万人規模の大虐殺。
その実行者たちは、驚くべきことに、いまも“国民的英雄”として楽しげに暮らしている。
映画作家ジョシュア・オッペンハイマーは人権団体の依頼で虐殺の被害者を取材していたが、
当局から被害者への接触を禁止され、対象を加害者に変更。
彼らが嬉々として過去の行為を再現して見せたのをきっかけに、「では、あなたたち自身で、カメラの前で演じてみませんか」と持ちかけてみた。
まるで映画スター気取りで、身振り手振りで殺人の様子を詳細に演じてみせる男たち。
しかし、その再演は、彼らにある変化をもたらしていく…。

9月12日~ 涙するまで、生きる

(以下、公式ページのあらすじより転載)
1954年フランスからの独立運動が高まるアルジェリア。
元軍人の教師・ダリュのもとに、殺人の容疑をかけられたアラブ人のモハメドが連行されてくる。
裁判にかけるため、山を越えた町にモハメドを送り届けるよう憲兵に命じられ、
ダリュはやむを得ずモハメドを連れて町へ向かう。
復讐のためモハメドの命を狙う者たちの襲撃、反乱軍の争いに巻き込まれ、共に危険を乗り越える内に、二人の間には友情が芽生え始めるが……。

アルジェリア戦争によって沈黙を余儀なくされた
ノーベル文学賞作家カミュ。その心が今、紐解かれる

(む)
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