5日午前4時半ごろ、青森県八戸市鮫町の蕪島(かぶしま)にある蕪嶋神社の火災報知機が作動し、駆け付けた消防隊員が神社が燃えているのを見つけた。本殿など木造平屋建て約280平方メートルを全焼し、午前9時過ぎに鎮火した。けが人はなかった。蕪島はウミネコ繁殖地として知られ、国の天然記念物に指定されている。
八戸消防本部などによると、神社は夜間は無人だったという。県警八戸署が出火原因を調べている。
蕪島は約1.8ヘクタールの小島で、1942〜43年の埋め立て工事によって陸続きになった。東日本大震災後の2013年に指定された三陸復興国立公園に含まれている。蕪嶋神社は丘の上にあり、13世紀後半の鎌倉時代創建と伝えられる。神社の総代長を務める福島哲男さん(74)は「驚いている。再建をどうするか考えたい」と話した【時事通信】
蕪島はウミネコ繁殖時期
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