内閣府は17日、09年4~6月期の国内総生産(GDP)の1次速報値を発表し、物価変動の影響を除いた実質GDP(季節調整済み)は前期比0.9%増、年率換算で3.7%増だった。GDPがプラス成長となるのは08年1~3月期以来、5期ぶり。
実質GDPは、「リーマン・ショック」後の08年10~12月期、09年1~3月期と2期続けて、年率換算で2ケタのマイナス成長だったが、最悪期は脱しつつある。4~6月期と同程度の成長が続けば、09年度の実質成長率はマイナス2.0%となる見通し。林経済財政相はGDP発表後の会見で、「今後も経済対策の効果が出てくる。09年度(の実質成長率)は内閣府試算のマイナス3.3%を上回る可能性もある」と述べた。
ただ、本格回復は遠い。プラス成長に転じたとはいえ、4~6月期の実質GDPの実額は年換算で526兆円と、直近のピークの08年1~3月期の569兆円を大きく下回る。物価変動を反映し、実感により近いとされる名目GDP(季節調整済み)は、4~6月期も前期比0.2%減、年率換算で0.7%減で、5期連続のマイナスだった。
4~6月期の実質GDPで目立つのは、輸出と個人消費の持ち直しだ。輸出は前期比6.3%増で、08年1~3月期以来、5期ぶりのプラス。中国向けを中心に回復傾向だ。GDPの5割超を占める個人消費は3期ぶりにプラスに転じた。政府の景気対策で導入されたエコポイントによる家電購入補助やエコカー減税で、薄型テレビや自動車の販売が下支えされている。
一方、景気の先行きが不透明で企業が工場設備の増強を抑えていることから、設備投資は08年4~6月期から5期連続でマイナス。住宅投資は2期連続で減少した。 【ASAHI COM】
「クリニカ」の新テレビCMを発表」などとエコ関係の商品として大々的に宣伝しているが、リーマン・ショック以前に買い替えを行い、我が家でそろえる物は何もない。もう少し早くショックが来ればエコ商品の恩恵を受けたかも知れないがと恨んだりする。運がないと諦めたり政府のエコポイント対策に怒りを覚えたりする。
すべて後手後手に回る。一部の家庭で個人に景気が・GDPがあがったとしても、国民1人1人が実感するするような時期が来ない限り景気動向は一時的なもだろう・・・・・
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