癒(IYASHI)

徒然なるままに令和時代のニュースなどの種を拾い癒し求めて綴ります      

■【予算委員会首相答弁】野党時代の追及が自らにはね返る・・・与党の厳しさ知らないお坊ちゃん?

2009年11月04日 16時50分48秒 | 政  治

 

「責任がないと申し上げているつもりはない」――。

 鳩山首相の偽装献金問題の追及が本格的に始まった4日の衆院予算委員会。
野党時代に「会計責任者の逮捕は議員本人の責任であり、議員も辞職するべきだ」などと発言していたことを自民党の柴山昌彦議員から指摘された首相は、苦しい答弁に終始した。

責任を秘書に押しつける政治家の姿勢を追及してきたことが、今になって自らにはね返ってきた形だ。

 柴山議員は、鳩山首相が民主党代表だった2002年5月、鈴木宗男衆院議員の秘書が偽計業務妨害容疑で逮捕されたことについて、夕刊紙で「議員の分身と言われている会計責任者の逮捕は議員本人の責任であり、改めて(鈴木議員の議員辞職を)強く求める」と発言していたことを指摘した。

 また、03年7月の鳩山首相のメールマガジンにも「政治家は金銭に絡む疑惑事件が発生すると、しばしばあれは秘書がやったこととうそぶいて、自らの責任を逃れようとしますが、とんでもないことです。秘書が犯した罪は政治家が罰を受けるべきなのです」との記述があり、柴山議員は「今回、会計実務担当者が犯した事件について、あなたはどう責任を取られるのですか」と追及した。

 鳩山首相は、過去の一連の発言について「議員は関係ないと弁明をすることは、潔いと思っていなかった。このことは私にも適用できる話だと思っています」としたうえで、「私自身にまったく責任がないと申し上げているつもりもありません」と述べた。しかし、監督責任に関しては、「捜査が今進行していますから、そこに委ねたい」と明言を避け、野党席からは激しいヤジが飛んだ。

 鳩山首相は野党時代、政治とカネをめぐる問題について 舌鋒鋭く追及する姿勢を見せてきた。

 02年3月、自民党の加藤紘一・元幹事長の元事務所代表が脱税容疑で逮捕された際、民主党代表だった鳩山首相は記者団に対し「金庫番だった人の不祥事は(議員本人も)共同正犯だ。即議員辞職すべきだ」などと語った。

 07年7月には、当時の赤城農相の政治資金収支報告書の二重計上問題について街頭演説で「単なる事務のミスで(領収書を)コピーすることなどあり得ない。お辞めになるしかない」などと批判した。 【YOMIURI ONLIN】

                          


鳩山首相は献金問題が、追求される度に捜査中の一点張りと謝罪で逃げに終始している。

野党の追求と与党の回答の重みを痛感する鳩山首相。沖縄基地移転問題について連日追求されるて居るが先延ばし先延ばし、住民の意見も重要だが国の基本となることは首相が決心しなければ進まない。

選挙対策に声を大きくして訴えたことに揚げ足をとられ、日米安全保障問題に現在検討中の連発に終始して岡田外務大臣の答弁に頼るばかりで、鳩山首相のリーダーシップのかけらも感じられないように思えてならない。

政治家・議員・首相たるもの、言ったことに責任を取ることなく謝罪で終始し終わるのであれば、政権ほしさの方便としか聞こえない。鳩山首相も長く続く党首ではないような気がしてならない。

PKO違憲反対をも撤回した。マニフェスト優先の民主党も、何か問題が提起される度にマニフェストも段々薄くなって行くようだ・・・・・・・



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