フィリピンを訪問中の天皇、皇后両陛下は28日、首都マニラのホテルで、現地の日系人約100人と交流した。先の大戦の影響で強いられてきた苦難に対し、「ご苦労さまでしたね」といたわった。皇室とっておき
日米の激戦地となったフィリピンには、戦前に多くの日本人男性が移り住み、現地女性と家庭を持った。子どもたち2世は戦後、父が戦死したり強制送還されたりしたため経済的に貧しく、反日感情のなかを名前を変え出自を隠して暮らすなど苦労してきた。
当初は代表者8人との懇談だけが予定されていたが、高齢となった2世の思いをくんだ両陛下の意向で急きょ別の機会も設けられ、約90人が駆けつけた。両陛下は、幾重にもできた列をかき分けるようにして後列の人にも歩み寄り、手を取って言葉をかけた。(朝日新聞抜粋)
当時の苦労を一人一人を労いながら言葉をかける天皇皇后陛下に涙して手を握る姿も見受けられた。
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