今年２度目の花が咲きそうである

「デンドロビウム・スラウシェンセ」と言うランで、去年と一昨年は夏にしか咲かなかったのだが、今年は初めて冬にも咲きそうであるが、夏場と違ってあまり日が当たらないせいだろう、蕾の色がかなり薄くなっている。
栽培方法によっては株全体に花が咲くらしいのだが、私が見た範囲ではこのようにバルブの先端部分にしか咲いていないのであるが、成長が止まったバルブはこれが最後で、後は３年以上？も成長を続けているバルブが２本と、去年から成長を続けているバルブが１本と、今年出た３本と、合わせて６本のバルブがあるのだが、３年以上？も伸び続けているバルブも、高さが９０センチを超えるくらいまで伸びていると言うのに一向に成長が止まる気配がなく、これでは来年蕾を付けるバルブがなくなってしまうのだが、栽培法が全くわからないので困っているのである。
類似の品種が他にも３鉢あるのだが、いずれも冬になったと言うのに成長が止まる気配がないのだが、売られているものは皆一様に背が低く、蕾は生長が止まった古いバルブの先端部分にしか付いていないのである。
３年以上？も成長を続けているバルブがこの先どうなるのか、楽しみな部分もないわけではないが、不安の方が大きいのが正直なところである。
どなたか栽培法をご存知の方がいたら教えて欲しいものである。

満開よりこの位の方が好きなのだが

花弁は殆ど退化して目立たず、雄しべと雌しべだけがハリネズミのように見える変わった花で、満開も悪くはないのだが、私としてはこの位の方が好きである。

今年も咲き始めた、マッソニア

始めてみる人は皆一様に「何これ！？」と言うほど変わった形の花で、今年もまた元気に咲いてくれたが、もう一鉢の方は２球消えてしまった。
多肉質の葉は一見すると寒さに弱そうなのだが、実際はかなりの耐寒性があり、マイナス５度くらいでは何ともないのだが、夏の休眠期は注意が必要で、土が湿っていると球根が腐ってしまう事がある。

チョット何かに似ている、グリーンアマリリス

見る角度によってはランに似ていることもあるのだが、この角度から見るとまた違った感じになり、なんとも不思議な魅力のある花である。
これは開花から１週間後の姿であるが、１１日たった現在でもまだ花の形はしっかりとしているのだが、気のせいかにおいは薄くなってきたように感じるので、後数日の命かもしれない。

やっと咲いた、アーポフィラム・カルディナレ

２年前に偶然売れ残って花の終わりかけた最期の１鉢を値切って買ったもので、かなり前から欲しいと思ってはいたのだが、流通量が極端に少ないと見えてこれ以外には見たことがない。
去年は花芽らしいものは出来たのだが咲く事もなく干乾びてしまい、今年は３本花芽は出来たのだが、これ以外の２本はシース（花芽を保護する莢状のもの）の中で腐ってしまった。
花の大きさは１センチくらいしかないが、カトレアに似た可愛い花が上下逆さま？になって咲いているが、色は光線の加減（腕が悪い？）かだいぶ薄い感じになってしまった。

リップの二つの模様が可愛い

リップの黒い模様が何となく目のような感じがし、私を見つめているようで愛嬌のある花である。
他のデンドロに比べると非常に根の出が少なく、「これで大丈夫？」と思うくらいだが、こちらの心配をよそにぐんぐん育ってくれる。
多くのデンドロが翌年の春に新しい芽を出すのだが、このクリサンサムは花芽が大きくなり始めると同時に新芽が動き出し、今の時点ですでに２・３センチにもなっており、冬の寒い時期でも成長を続け、春には２０センチ近くにも伸びている事があるほどである。

デンドロビウム・クリサンサム

まだ満開には少し早いのだが、去年より１ヶ月くらい早く咲いている。
この種類は他のデンドロに比べると花持ちが悪く、１週間か良くても１０日くらいしか持たないのが残念である。
３年前に花の終わりかけたものをダメモトで安く買ったのだが、始めは上手く育つかどうか心配な状態だったが、新しい根が余り出ないにもかかわらず元気に育ち、今年はこんなに沢山の花を咲かせてくれた。