種を蒔いたのは、5号の平鉢2個と、5.5号の平鉢1個。
この画像では何処に種があるのか全くわからない。
そこでアップして写してみたが・・・・。
ここまでアップしても全くわからない。
わからないのが当たり前で、種はこんなに小さいのだから。
で、こんなに小さな種を「如何に均一に蒔くか」が重大な問題である。
人によっては「指でつまんでパラパラと」なのだが、私は少し違うやりかたを。
それではどうやるのか。
それは、「少量の用土に混ぜる」と言うやり方である。
で、シンニンギアは「断崖の女王」とも言われるので、覆土は必要なさそうなので、余り多くの用土は必要ない。
覆土が必要な種の場合は、その分用土の量を増やせばいい。
で、そのやり方だが、まず始めに、種を蒔く鉢に必要な量の用土を入れておく。
次に、種を混ぜた用土をその表面に薄く均一に蒔くのである。
このときに使う用土は、「湿ってはいるがサラサラしている」と言う状態が最も作業がしやすい。
で、水遣りは「底面吸水」がよいと思う。
後は、ガラスなどで蓋をして、ただただ「発芽を待つだけ」である。
何分にも初めてのことなので、この後の事はわからない。
可能な限り状況報告をするつもりではいるが・・・・。
と言うことで、いくら歳をとっても「初体験」はあるのです。
2015.07.01.
追記です。
種を蒔いてから1年近くになるが、その後の経過は何回も報告済み。
画像の追加ができなくなったので画像はないが、今はかなりの大きさになっている。
苗も100本以上も残っていて、少々持て余している。
種を蒔く時期は多少遅くてもよいようで、このあと9月にも残っていた種を蒔いたが、それも同じように育っている。
種を蒔いたまま全く植え替えをしていないので、かなりの過密状態に。
それでも普通に育っていて、大きな苗は、塊根が2センチを超えている。
初期の生育はあまり早くないが、年を越すと早くなる。
塊根は、小さな苗でもそれなりに出来ます。
花の時期は終わりかけているが、人工授粉をするとよく出来ます。
何もしないでおくと・・・・。
殆ど出来ません。
4月に写した画像を載せておきます。
左が7月に蒔いたほうで、右は9月に蒔いたほう。
今は9月に蒔いた種のほうが少し大きくなっている。
こちらは親株です。
2016.06.04.
再追記をしておきます。
種を蒔いてから2年余りになるが、自然淘汰で数は少なくなったが、今も元気に育っています。
もっとも、数が減ったといっても、今でも100本くらいは残っているかも。
で、寒い時期は屋内に収容するが、それ以外の時期は屋外です。
それも、比較的日当たりのよい場所で、雨ざらしにしています。
今年の8月は、ほとんど毎日のように雨が降っているが、それでも問題なく育っています。
一部では「多湿に弱い」と言われているが、意外とそうでもないようです。
予想外?に丈夫でよく増えるため、いささか持て余し気味です。
悔恨も、大きいものは5センチを超えるくらいになっています。