6日目 : 三俣山荘05:55-三俣蓮華岳-双六岳-10:40双六小屋(テント泊)【行動時間4時間45分】 |
8月6日(木)
朝3時半、近くに幕営していたワンゲル部の声で目が覚めた。
空は、雲が多いけど、まだ雨は降りそうもない。
ここから先、どういうコースを行くかハッキリ決めていなかったから、
とりあえず、双六小屋までにしました。
この日の予定は、CT3時間弱・・・縦走途中にこんな日があってもいいかな?(*^。^*)
ゆっくり山を楽しむためにもネ♪
・・・とかいって、ただ疲れただけ(笑)
昨日は、見えていた鷲羽岳も、ガスで半分しか見えない・・・
けど、山の朝は変わりやすい。晴れてくることを祈って、双六岳へ。
この山旅の中で、一番晴れていて欲しいとこだったかもしれません・・・双六岳。
太陽が覗いたり、隠れたり・・・
この景色・・・「あぁ、本当に来てよかった」
「やっぱり山が好き」って思う瞬間♪
「急がなきゃ!急がなきゃ!」
とはいっても目に入るのはこの景色!
やっぱり立ち止まらずにはいられな~い♪
三俣山荘から1時間、【三俣蓮華岳 2841.2m】に着きました。
結局、コースタイム大幅オーバー、しかもちょっとガスってる。
でもでも・・・
3年前より↑よりは、ずっと幸せ♪
数分待つと・・・見事に晴れ間が♪
「あぁ・・・こんな景色だったんだ」
そう、ここからは3年前に歩いた道。
だけど、ちっとも景色の記憶はありません(涙)
記憶と景色を重ね合わせるように、ゆっくりゆっくり・・・
あの頃誰かが言ってくれた「山が、またおいで!って言ってくれてるんだよ」
って、言葉をずーっとずーっと信じてました。
彼方に浮かぶ槍ヶ岳を見るために、また来たんだよ・・・
ふたりでまた・・・
ここで、雨風を避けて、ドーナッツ食べたっけ(笑)
(寒かった~)
思い出の双六岳までは、あと少し!
「やったぁー!」(*^。^*)
“中道ルート”はお花畑☆
8:16 三俣山荘から2時間20分。【双六岳 2850.3m】に再び!
ザックを下ろし、この先を歩くタイミング?を待ちます。
いろーんな形の雲が、すごい勢いで生まれては消えてゆきました。
振り返ると、鷲羽岳、水晶岳がはっきり!
もうこれで十分満足じやないですか?隊長(笑)
結局、晴れを待ちきれずゴー!
心の中では、目の前に見えてるもんね、穂高連峰♪
そのとき、雲の隙間から・・・槍!(わかるかな?)
「見たぁー?!」「見た見た!」
結局、山頂から“稜線ルート”を、待って歩いて、また待って(笑)
1時間眺めてました・・・名付けて“槍待ち”!
双六小屋への下り、<落石注意>です。
私達が“槍待ち”しているあいだに落石があったそうです。
10:40 【双六小屋】に着きました。時間が早いので、まだ人はまばら。
受付(500円/人)を済ませ、さっそく設営。
で、乾杯☆
ここでも、田部井さん&内多アナに遭遇しました。
ジョッキ片手に、映ってるかもです(笑)
そうそう、ここで(というか三俣山荘から?)新しいお友達ができました(*^。^*)
単独で、燕-大天井-槍-と歩いてきたharuki君です。
山の話、テントの話、『どうでしょう』の話(笑)・・・
話は尽きず楽しかったです♪アリガトウ(*^。^*)
haruki君は、隊長が小さく見えるほど“巨人”なのだぁ~!
夕方、双六小屋らしく、雨・・・朝まで降り続きました。
実は、この先、笠ヶ岳にも行ってみたかったんだけど、この雨であっさり中止。
これ以上欲張ったらいかん!・・・ということだね(笑)
最終日につづく
雲ノ平-水晶岳-鷲羽岳-双六岳(1) 富山で停滞
雲ノ平-水晶岳-鷲羽岳-双六岳(2) 折立から薬師峠
雲ノ平-水晶岳-鷲羽岳-双六岳(3) 薬師峠から薬師沢小屋
雲ノ平-水晶岳-鷲羽岳-双六岳(4) 薬師沢小屋から雲ノ平
雲ノ平-水晶岳-鷲羽岳-双六岳(5) 雲ノ平から三俣山荘
どうでした?夏休み♪レポ楽しみです~(*^。^*)
>ピークは踏まない
ふふふ、ノンピークって響き、なんとなくカッコイイって思うのは私だけでしょうか?
好みが地味???
そうはいっても、やっぱり山頂の絶景を見ると「こうでなくちゃ!」
って思うんですけどね(笑)
>女将に刷り込み始めとかないと・・・(汗)
それは女将さんもご一緒ってことだったり?!
北アルプスの小屋は、どこもキレイなのでオススメですね♪
遠いしなぁ、休みを全部山につかえそうもないしなぁ、と思っていたチキン野郎な親方ですが、やっぱりいつか行って見たいです。
女将に刷り込み始めとかないと・・・(汗)
こんばんは~(*^。^*)
このコース、ほんとによかったです♪
太郎平から薬師沢に下ったときは、
「せっかくのお天気なんだから、予定変更して五郎さんに行けばよかったかも?」
って内心後悔してましたけど(^^ゞ
一度下って、登ったアルプスは、ますます感動でした。
三年前があって今回がある・・・のと、同じかな?
誰と競争するでもない山歩き・・・自分の“心”だけの世界。
やっぱり山、いいですね。今回つくづくそう思いました。
これからも、(体力的に)行ける場所は限られているので
何度も同じ山にでかけることになりそうです。
>って握手したいくらいです(笑)
ありがとうございます。握手♪
■テントミータカさんへ
>この界隈をアセアセ歩くのは勿体無いです
そうですよね?そう言って頂けると、嬉しいです。
時間が許す限り、時間をかけて、山の中の時間を楽しむ・・・そんな山旅が好きです。
テントミータカさんの日頃の山行も、そんなスタイルですよね☆
この界隈を単独orペアで歩いている方々は、
「天気次第だね、明日どうするか、どこに行くか、連泊するか」
そんな感じの人が多いように感じました。
定着、いいですね~♪私だったら、三俣かな~?
■岐阜ペンギンさんへ
>『ブロッケンさん』には 出会えませんでしたか?
そーいえば、出会えませんでした・・・残念。
私たちの、初ブロッケンは、確か、ガスガスの!唐松でした。
今回気付いたのは、気温が上がると、雪渓から湯気?がモワモワ上がってるってこと。
あれも、ガスになるんでしょうね。
てぬぐい・・・はい!今まで泊まった&通った小屋のは全部持ってますよ~
いくらかかったか?は考えないことにしています(笑)
■sanaeさんへ
私も覚えてますよ!sanae隊にとっては(トシちゃんにとって?)ポイントの五郎さんですからね(笑)
もう一日晴れそうだったら、私達も五郎さんピストンも考えたんですよ~(^_^;)
五郎さんは、またいつか行かなきゃですぅ~
>私もまた歩きたいですけど、これだけの縦走はもうツライかな・・すっかり弱気^_^;
何をおっしゃいますか~?私達、CTは6時間以内、あ!もっと短い日もありました(笑)
sanae隊は、今まで、ロング過ぎですから。我が家には真似できません(汗)
また、一緒に歩ける日を楽しみにしてますね♪
■cyu2さんへ
ちょっと天邪鬼なんでしょうか?(笑)
三年前、みなさんが快晴の夏山を楽しんでいたとき、私達は暴風雨でしたから(^_^;)
でも、前回があったから、感動が2倍(それ以上?)っていうのは本当です。
言葉に詰まる瞬間がありました。
cyu2さんも、どーしても!って思う山があったら、是非またチャレンジしてみてくださいね。
きっと、山の神様が「ようこそ!」って言ってくれると信じてます。
信じるものは・・・って感じ?(笑)
>私たちはトシなので
私達も、そろそろ下り坂でゴザイマス(^_^;) 元気なフリしてるだけですよ~
■mariさんへ
>素晴らしい写真の数々、思わずコメントしてます。
ありがとうございます。
残念ながら、最終日は・・・・(^^ゞ
毎週のように山に出かけているmariさん達なら、きっと縦走だってできると思いますよ~
週末だと月曜日に疲れが出るけど、数日の縦走だと、不思議とだんだん調子が上がってきます。
(私だけじゃないみたいですよ)
あ、お風呂・・・夏のアルプスなら、晴れていれば乾燥しているのでそれほど気にならないかも?
ただ着替えないと、匂いが(苦笑) それが荷物なんですけどね。
■やまさんへ
こんばんは~♪
>自分も野口五郎で小1時間待ちました。
お仲間ですね~(^。^)
ずーっと空と雲を眺めてると、雲の動きが面白いですよね。
「あれが行っちゃえば!?」って思ってたのに、また別のが生まれたり・・・
ちょっと目を離すと、全然違う雲の形になってたり・・・
すっぽんぽんの槍!(笑)
やまさんの言葉を信じて、また“槍待ち”頑張ってみますね♪
■食う寝るさんだ~すさんへ
どもども~(^。^)
>好みとしては~の隊長の写真
やったネ!約1000枚中の数枚から、選んで頂き、嬉しいです(*^^)v
ま、私の“腕”じゃなくて、景色のおかげなんでしょうけど(笑)
やっぱり“思い”の強かった場所&写真は、何か?あるのかもしれませんね。
ピーク記念の写真より、ずっと思い出がいっぱいです。伝わったなら嬉しいです。
さてさて、まだもう少し、夏山楽しめるといいんですけど・・・クネルさんはどうしますか?
■ぼのぼのさんへ
>コメントが変です。
顔文字がうまくでないんですよね?私もその経験あります。
たぶん、“タグ”と勘違いしてしまうのかと。
ブログを見てくださる方に、少しでも何かが伝わったなら、と嬉しいです。
「続けててよかった」って思います♪
いつもありがとうございます。
コメントが変です。削除してください。
ウルウルします。(>_<)
双六からの槍そして槍に延びていく登山道。
自分の時も感動して何枚も写真を撮りましたよ。
”ふたりでまた・・・”というのもいいなぁ。
羨ましい!
それにしても隊長の写真は感動を呼ぶなぁ。ポコちゃんのレポもいいっすよね。
そうそう汗で水没したカメラ、再生不能です(--〆)
どれもヨダレ物の写真
好みとしては
>「やったぁー!」(*^。^*)
の隊長の写真
いい画だな~
景色もさる事ながら、楽しさ、嬉しさの感じられる画です。
素晴らしい夏山に乾杯!
槍待ち、気持ちわかります。
自分も野口五郎で小1時間待ちました。
中々のじらし上手で最後まで穂先を見せてくれませんでしたが、次の日には惜しげもなく全身を拝ませて頂きました。
heppocoさん達も次回はきっとすっぽんぽんの槍を見ることができますよ!
素晴らしい写真の数々、思わずコメントしてます。
私にすると未知の世界です、
でも写真を見てたら地図買いたくなりました。
(笑)
これだけの縦走するなんてすごいですね~!
あらためてheppocoさんチームのファンになりました♪
うちは2泊以上の縦走はまだ未知でして、お風呂に入れないとだめなへたれ夫婦ですが、
双六岳はお花がたくさんあるようで行きたいなと思ってます。
最終日、楽しみにしています~♪
って、言葉をずーっとずーっと信じてました。
今年の夏の悪天候の中、これだけのよい天気に恵まれて本当によかったですね!
山がheppocoさんたちがこの日を迎えた時、感動が何倍にもなるように待っていてくれたんでしょうね。
なんだかじーん、としてしまいました。
私は雨女らしく?山に行くと天気の悪いときが多いのだけれど、この記事を拝見して私なんてまだまだ甘いな、と思いました(笑)
わたしも必ずその時期は来るんだ、と信じて見ようと思います!heppoco隊に元気をもらいました♪
私たちはトシなので、まずは歩けるうちに1週間の休みをもぎ取ることが先決ですけど(汗)
槍が見えなかった三年前、その様子を思い浮かべながら私達その後に歩いたのを思い出します(^^ゞ
このコースはいいですよね。
私もまた歩きたいですけど、これだけの縦走はもうツライかな・・すっかり弱気^_^;
田部井淳子さんとの出会いも思い出になりましたね。私は自伝の本を読んで親しみを感じています。私も会いたかったな~♪
素晴らしい展望、一緒に楽しませていただきました。
最終章楽しみにしてますね。
ここいらは 霧と言うか 雲と言うか ガスが良く発生する
『ブロッケンさん』には 出会えませんでしたか?
僕の初は9月中旬 初雪の『双六岳』山頂でした
ヘッポコ隊は『てぬぐい』コレクターなのかな?
来年の夏山、行ってみたくなりました。年々体力が落ちてきているので双六に定着かな?。
なんと劇的な、ドラマチックな一日の景色!
2枚目の画像に心打たれていたら、後から後からでるでる・・・。
槍を見つめるheppocoさんの後姿の画像、
なんだかじ~んときてしまいました。
前記事の雲ノ平のあたりも、
そーとー山心を刺激されたのですが、
この日の山と光と影の織りなす世界には、
言葉が出てきません。。。
過去画像も効果的(笑)
感動をありがとう!
って握手したいくらいです(笑)