昔から唄い継がれ、盆踊りなどで親しまれている地元の民謡の楽譜づくりを
考えている。
楽譜と言っても、当面は、囃子の笛のみである。
地域をくまなく聞き回った訳ではないが、笛の演奏法を会得している人は少
ない。
しかも、みなさん相当高齢である。
現在、一緒にやろうと言っていただいている人が唯一の頼りである。
底辺を広げるためには、初心者が自分もやってみようと思う雰囲気が大事で
ある。
へなちょこな . . . 本文を読む
民謡の保存会に所属して、1月半が経った。
横笛(篠笛)の一員であるが、まだ全員で練習したことはない。
それぞれが笛を持って帰って、独自に吹いている。
その習熟度にも相当差があり、音を出す練習のみで旋律も全く分からない。
勝手に吹いて、手元にある童謡(のようなもの)を楽しんでいる。
今回、笛の吹き手は5人、うち経験者は1人で、残る4人は初めて笛を手に
する。
したがって、その1人の指導の如何が、 . . . 本文を読む
篠笛ManiaX - 和風横笛愛好(http://homepage2.nifty.com/iwatake/)とい
うサイトでは、日本の伝統楽器「篠笛」(しのぶえ)の演奏や練習、手入れ
に役立つ情報などを発信されている。
また、初心者、中級者、上級者のレベルに合わせて、そのときに必要な情報
やテクニックを上手に解説していらっしゃる(と感じている)。
サイト構成が的確で必要な部分が一目瞭然で、記述 . . . 本文を読む
2月から、月に2回、民謡の練習がある。
最初の練習日には、発会式のようなものがあって、あいさつや運営方針など
の説明があると思ったが、何もない。
集まった人は平均年齢70歳を軽く超え、ほとんどの人はそれぞれが顔見知
りである。
旧村以外から参加している唯一の会員として、前回の練習日に、一人だけ自
己紹介をさせてもらった…。
その後、横笛を借りて、独自で猛特訓をした結果、何とか音が出るようにな
. . . 本文を読む
横笛(篠笛)を手にして2週間余り…。
息を吹き込む歌口の位置に戸惑っていたが、このところ少し慣れてきた。
笛を手にとって、適当な場所にくちびるを置き、『ひゅー』と吹き込んでみ
ると、それなりに音が出る。
強く吹くと、1オクターブ高い、いわゆる”甲音”らしい音も出るようにな
ってきた。
十何年か前に尺八を習い始めたときは、毎週火曜日と金曜日の夜、師匠の自
宅に行って、座卓を真ん中に差し . . . 本文を読む
毎年、2月の建国記念の日前後の休日は、大雪の影響で交通渋滞になることが多い。
正月休みの次に、まとまって休めるこの週末は、スキー場に向かう他府県ナンバーの車が延々と続くはず…。
ところが、今年の暖冬で、スキー場は人口降雪機を持っているゲレンデはともかく、後はさっぱりの状態である。
そのため、道路もゆっくり走ることができる。
この週末、日曜大工の図面書きの傍ら、篠笛の練習をした 。
笛を . . . 本文を読む
遅い新年会で、お酒をいただいた後、篠笛を吹いた。
篠笛には、指穴が7つのものと6つのものがある(あるらしい)。
また、いろいろな用途や調子(高さ)に合わせるため、長さの異なるものが
ある。これは、尺八に、『尺六(寸)』や『尺九(寸)』があることと同じ
理屈だ。笛が長いほど、音が低くなる。
尺八の場合、『2尺3寸』くらいになると、指穴が届かないし、息が続かな
い。
篠笛の場合、「三本調子」「四本 . . . 本文を読む
横笛(篠笛)を手にして3日目である。
前回の練習日は、顔合わせと昔のテープを聴いただけなので、何も分からな
い。
でも、笛を借りて帰っているので、試しに吹いてみる。
尺八の場合、いざ吹こうと構えたときは、眼の前に尺八が見える。
口を当てる場所(歌口・唄口という)が顔の中心に来るので、音が出やすい。
ただ、初めて尺八を吹いたときは、息を当てる部分は分かったものの、息の
当て方や強弱が理解できてい . . . 本文を読む
身近な地元の民謡に、『そうだろ節』と『やちゃ音頭』がある。
そうだろ節は、カラオケの出現する前の宴会では、手拍子に合わせてよく唄
っている人がいた。
そうだろ節は、江戸時代の山林の境界争いが解決したのをきっかけに唄いは
じめられたという言い伝えが残っているが、やちゃ音頭ははっきりとした由
来が分からない。
いずれも地域の無形民俗文化財に指定されており、盆踊りの歌でもあること
から馴染みが深い。 . . . 本文を読む