さすがアンジェラ

うつの底で、ぼんやりＴＶを見ていた。
本当はそんな暇などない。しかし明日（今日）は親が遺した莫大な借金を、
形式上ではあるものの私の肩に背負いに、銀行に行くことになっている。
これは今の実家を売ることで１００％片付く「はず」で、私が呼ばれる前に大手不動産屋が
「光る川…朝さんのところはこういうご事情なので、何卒よろしく」と、先にあやまりにいってくれているので、
私は実務的に「負債の相続手続き」に呼ばれただけである。（と不動産屋は言う）

これといって、心配など要らないはず、なのだ。

しかしそれが非常に重荷で、日曜から完全にふさぎこんでいたところへ、昨日の昼銀行に呼び出されたので、
もう、うつまっしぐらだったのである。

アンジェラ・アキは嫌いではない。が、中古でも高いので、あまり持ってもいない
私はどちらかといえば、歌唱力がどうとか、歌詞がどうとかよりも（歌詞にこだわる歌もあるが）、
メロディーが自分の心に合うかどうかで「好きな曲」が決まることが多い。
アンジェラもそうである。好んで聞くが、聞き込むほどでもない。


が。そのアンジェラは今の地位を掴み取るまでの話をＴＶで見た。


…明日はアンジェラで、銀行に乗り込む所存である。


…自分も、何度も書いているではないか。
「必死こいて動けたらいい。
　なにしろひたすらすることだらけだ。」

アンジェラの言葉、もらった。「自分に賭けてみなさい」