『さびしんぼう』

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　広島県尾道市　09/04/07 18:54
Canon EOS KDX＋EF-S17-85mm f/4-5.6 IS USM　17mm 1/4秒 f4 ISO400
※ピクチャースタイル「トワイライト」適用


…てなわけで、３年ぶりに尾道を堪能してきた私。

いやぁ、よかったですね。
今までは尾道で「したいこと」をたくさん抱えていっていた。
お土産にセーラーきちーを買わねば＜これが一番かい（＾＾；）
土堂小学校から尾道城へ登らねば、勝負服できちーと二人記念撮影せねば、
上から街を見下ろさねば、千光寺も行かねば、「坂」の風景を撮らねば、
そらもう、てんこ盛りで、２日がかりでないとダメだろうことをなんとか日帰りでしようとし、
どれもこれもが消化不良で、「もう尾道疲れた。」と３年前に思ったから、
再訪までに３年も開いてしまったのだ。それまでは平均１年半ペースで３回行ってるのに。

今回、そんなに走り回れる体調でもなく、気力もないんで、
「とにかく尾道の空気を吸いたい。それだけ。」を目的にした。
漠然と、前回と同じコースを歩くのかな、とは思っていたし、
「しばらく線路端で貨物っち撮りたいな」とも思ってたし、
「尾道ガウディハウス」は初めての探訪だけど見たいと思っていたし、
千光寺の桜も撮るだろうし、これまではさまざまな制約で夕暮れの尾道というのを
体験したことがなかったけど、今回はそれを満喫しようと思っていた。

なので、８時前に電車に乗れば１１時に着くところが、
わずか１０分遅れて結局２時間後到着になっても平気。
「１１５系を堪能したもんね」ということで、臨機応変に目的をコロコロ変えていった。
そう、新幹線をまったく使わずに尾道に行ったことは、実は１度もなかったのだ。
現地での必要時間に足りないので。

昨日は、高校の入学式だったらしい。真新しい純白のセーラータイを胸にまとった
父兄同伴の高校生が、たくさんいた。
そういや、これまでそんなことなかったよな。意外と高校生に恵まれない（号泣）
尾道散策ばかりだった。

そんなわけだからではないだろうが、１日たって思い出すのは、映画「さびしんぼう」。
話の筋は覚えていない。尾道が舞台であること、富田靖子が出てたこと、
なんだかよくわからない（をい）映画であったこと、
シーンも、渡船に乗る通学シーンしか覚えていない。

そもそも、見たのがもう２０年前の、家出した最初の晩とかいう、
非常に精神的によろしくない過去を持つから、見たいとも思わない。
きっと見たら、精神的なダメージをかなり与えられるだろうとさえ思う。
が、とっても気になってしまう。


あー。
いろいろ書こうと思うことはいっぱいあるが…
何もかもが懐かしい…＜昨日のことだろうが（＾＾；）

胸いっぱい。ついでにあくびいっぱい（爆汗）＜まだ疲れも取れんらしい