シリアスなのは、お前だけ…。

2006-07-29 23:52:32 | はなみず君でコラム
2006年8月6日 ライブ雫石! おこしやす…♪




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いつの日からか、僕は誰かに好かれたいと思わなくなった。特定の人に好かれたい!と思うことが全く無くなった。誰にも好かれたくない訳じゃなくて、全てに対して興味が無いという感じ。はい、情熱なんかも皆無。多分、酔った時の、周りに酔われた時の、笑い話で出てくる僕は、そういった特異な特性を茶化されているのです。(別にゲイの外国人につきまとわれた話からではない…?)

思い返せば、僕は人に好かれたいと思ったことは一度しかない。もしくは一度も無い。曖昧なその以前は、人の評価を受けることは常に遠くにあった。僕の知覚および感覚は、自分自身を制覇をしていなくて、何かモヤモヤッとする自分がただ時間通りに時間を辿っていただけだった。何処から何処までが自分と言うのか分からなかったし、考えようともしなかった。興味が無かったといえばそれまでだが、未熟であってそこまで到達していなかった感じがする。(到達は今だもってイメージできない。)だから、自分に襲い掛かる痛みとかも強くて(と言うか鈍感だから…)痛みを何処で感じ取ればいいのか分からなかった。そして何より顕著に人の感情を理解することが苦手だった。

まぁ…、その辺の記憶は曖昧だ。

僕の過去には「僕はこの人に好かれていればいい!」っていう時代があった。客観的な評価を理解できない人間が初め出会ったオリジナル規範。自分の姿形も知らないのにも関わらず、その人の見た自分を自分と思ったという、笑い話。(僕は2年前に自分の背が世間より高いということを知った…。)

僕は、これに圧倒されて制圧された。
僕はGPSに頼るように、この人を頼った。この人の認識を頼りにその時を生きていた。その時もモヤッとした感じで生きていたのかもしれないのだけど、何となくその時は直感的に、幸せだった。何よりその架空の幸せは僕にとって分かり易かったし、この人に好かれていれば僕はモヤッとする自分の輪郭を把握できたわけだから、それは初めての快感だった。

その彼女は僕を制圧して、何年か経って僕の元を去って行った。
規範を失った僕は同時に当然自分も失った…。

24歳にして自分を失う…。ちょー!どうでもいい話。
それから5年経つ。当時は、何だか恥ずかしくて、情けなくて、ともかく居られなくて、生き難くて、何故だか突発的に日本を離れた。訳の分からない、椎名誠みたいな1年(中国→キルギス→ウズベク→カザフ→中国→パキスタン→インド→タイ→ラオス→中国)を過ごしたけど、その後もちゃんと漫画みたいなことが沢山あったけど…結局、僕はちっとも変わっていない。ホント、ちっとも前に進んでいない。

相も変わらず、自分の輪郭も分からない。相も変わらず、人を傷付けても何とも感じない。情熱を向けるものはないし、信ずるものもない。自分を自分と位置付けるプライドもないし、正直『生きている実感』すらない。傷付く事を恐れて、好きな人に依存することを過剰に避け続けた結果、また以前のしょーもない僕に戻ってしまった。誰からも興味を持たれない僕は、また…架空ともいえるパーソナリティーを失いつつある。

相も変わらずクルクルと同じところを回っている。何時まで、僕は同じ所を回るのか?

だから、無理して変な冒険に身を投じたりする。だけど、薄々感じてるのだけれど、…方向が違っている。何となく…また、同じ周回を重ねる気配ある。

だからカルマが何だか知らないけど、カルマの所為にする他ない。いや、救いをカルマに求めているだけなのだ。どうしようもない自分の身代わりに…。

ということで、カルマが憎い…。




関係ないが、(健康診断を受けた結果を受けて!)
多分、ストレスは身体に悪いぜ!!




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