市販品より美味しくできる!
自家製マヨネーズを作る7つのコツ
自分でマヨネーズを作るのは意外と簡単って知ってた?
細かくほぐしたサラダチキンと和えたり、
ケチャップを混ぜてサウザンドレッシングを作ったり、
カリカリのバゲットにたっぷり塗ってパストラミとピクルスを乗せたり、
クリーミーなマヨネーズがあれば、レシピの幅がぐんと広がる。
卵、油、酸(酢やレモン汁など)など、日常的な食材のトリオがあれば
自宅でも数分で作ることができるからぜひ試してみて。
コツその1. 室温の卵と調味料を用意する
昔ながらのマヨネーズは、全卵ではなく卵黄のみで調製されている。
なぜなら、そのほうがよりまろやかでコクのある仕上がりになるから。
最近のレシピは全卵を使うことも多いけれど、
とにかく覚えておきたいコツは室温の卵を使用すること。
これにより乳化を促進し、自家製マヨネーズの特徴である
ぽってり感と絹のようななめらかさを出せるそう。
必須ではないけれど、マスタードを少量加えると、
凝固を防ぎつつ混合物を安定させて風味も加えられる。
マスタードは粉末でもペーストでもOK。
その2. 中性の食用油を選ぶ
挽いたナッツ、アボカド、ヒマワリなどからとれる中性の食用油を使用して
マイルドなマヨネーズを作っておくと、簡単にドレッシングのベースや
サンドイッチミックス、ディップに使うことができる。
もしくはホイップしてデビルドエッグにするのもおすすめ。
味の強い高価なオリーブオイルは一般的なマヨネーズの特徴である
優しい風味を失くしてしまうので、風味のない油を使うのがおすすめ。
その3. 油は卵にゆっくりと加える
マヨネーズの化学変化は、卵にマスタードを加えたベースに
油を加えることで起こる。なめらかな質感のマヨネーズを作るには、
油をかなりゆっくりと(一滴一滴または少しずつ)流し込み、
ベースとよく混ぜて乳化させることが重要。
この作業は手動の泡立て器でもできるけれど、電動式のハンドミキサーや
ブレンダーを使用するほうが早くできて疲れも少ない。
油の半分を使用するころには、混合物がぽってりとマヨネーズらしくなってくる。
ここまで来たら、残りの油を注ぐ速度を少し早めても大丈夫だけど、
凝固を防ぐために動きを止めず一貫性をキープして。
その4. 酸を加える
油と卵が完全に乳化したら、酢やレモン果汁を振りかけて風味をアップしよう。
その5. 最終的な味付けをする
出来上がったマヨネーズに、塩、こしょう、
またはお好みの調味料を加えて味付けする。
はちみつとマスタードを少しずつ加えれば、
甘さと辛さが絶妙なハニーマスタードマヨネーズのできあがり。
チキンサンドイッチとの相性が最高なのでお試しあれ。
シラチャーソースやペリ塩を振りかけると、
チップスによく合うスパイシーなディップソースに、
にんにくと混ぜればベーシックなマヨネーズが香り高いアイオリに変身。
その6. 豆乳を使えば卵なしヴィーガンマヨネーズを作る
卵を豆乳に置きかえて、スティック型ブレンダーを使えば、
数分でヴィーガンマヨネーズを作ることもできる。
通常のマヨネーズのような卵の風味はしないけれど、
パンに塗ったり、サンドイッチ用のフィリングやポテトサラダ、
コールスローに混ぜてもおいしく食べられる。
卵の風味がなくて物足りないようなら、黒塩を振りかけてみて。
その7. マヨネーズが分離してしまった場合は?
溶いた卵黄を入れたボウルに、
分離したマヨネーズを大さじ1杯加え、よくかき混ぜる。
混ざりあったら、残りを少しずつ追加して再度混ぜる、
という作業を繰り返せばOK。
マヨネーズの基本レシピ
材料
卵黄2個または大きな卵黄1個(室温に戻しておく)
ディジョンマスタードかイングリッシュマスタード 大さじ1杯
ひまわり油のような中性油 250ml
酸(白ワインビネガーまたはレモン果汁) 大さじ2杯
お好みの調味料
作り方
1. マスタードと卵をボウルに入れて、電動のハンドミキサーか
ブレンダーを使って、完全に混ざるまで攪拌する。
2. 絶えず攪拌しながら、ゆっくりと安定した流れで油を加えるか、一滴一滴加えていく。
油と卵が乳化してぽってりとマヨネーズらしくなってきたら、
お好みの酸(酢かレモン果汁)や調味料を加えて味を整える。
3. 密封できるボウルか瓶に移す。冷蔵庫で最大3日間保存可能。
ranslation : Mutsumi Matsunobu
photo : Getty Images
※この記事は、海外のサイト『delish』で掲載されたものの翻訳版です。
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