ひーこのくつろぎ。

日々の出来事など、好きなことを気ままに語っているブログです。

脳に毒を打つか膿を洗い出すか

2014-11-09 23:52:12 | ひーこのくつろぎ。


息が詰まってきました。

11月から休みが日曜のみになったため、溜まったストレスを吐き出したり、枯渇したものを補う時間がなかなかとれないです。

平日だとくつろぎタイムは移動中か寝る前になるんですが、この一週間はテスト地獄だったこともあり、全て勉強へと消えていったのがもう辛い。

中旬には2日かけての模試が待っていますし、考えただけで頭が爆発しそうです\(^o^)/

日曜は基本的に復習しないと決めた(というか身体がもたない)ので、この1日に

「睡眠をとる(補充)、飲み会や遊びに出掛ける(発散)、ブログを書く(発散)、作品に触れる(補充)、勉強以外のやらないといけない事をやる」

のどれをするか(スケジュール帳と自分の状態を確認しながら)選んでます。


前置きが長くなりました。

今回はいくつかの物語に触れて、感じたこと書きたいことを思いつくままにただ垂れ流していきます。


【読む前の注意報】
・ネタバレのオンパレード&なのにどんな話か分からない不親切記事。
・話がちょくちょく飛びます。そして無駄に長い。
・あと唐突に始まります。





こういう疲れているなと感じた時に私がとる行動は、

「より陰鬱な話を入れ込んで沈みきる」か「心が温かくなる話に浮上していく」かの2パターンになります。

極端です。だから出てくる作品も王道ではありません。





■無限のリヴァイアス

てめえの正論は痛すぎんだよ! / 尾瀬イクミ

先週の日曜は一日中『無限のリヴァイアス』を見ていました。
今年見たアニメの中では1番良かったかもしれないです。

人間が追い詰められた時の負の部分がこれでもかと表現されていて、「(>'A`)>ウワァ」と思うのに昂ぶっている自分もいたりして、私がリヴァイアスに乗っていたらどんな行動をとるだろうと深く考える作品でした。

「リヴァイアス」という閉ざされた空間、大人はいない子供たちだけの世界。

助けは来るのか、いつ助かるのか、本当に助かるのか、という不安な状況下での青春群像劇がとても素晴らしい。

最初はみんな普通に過ごすんですが、徐々に変貌していくというか心の闇が現れてくるんですよね。
それは私自身も勿論もっている感情だったり狡さだったりで、各キャラが起こす不快な言動や行動に自分を見ているような感覚を受けました。

なので、リヴァイアスの登場人物を嫌いになることもあります。でも、だからこそ最終回まで見た時にはどのキャラも好きになっていたりするのではないでしょうか。

特に普段は我慢して隠している気持ちをバーっと噴出させる後半の展開は自分と重ねたりして凄く気持ちよかった。
一緒に叫んでるような、代わりに溜まった負の塊を出してくれてるような感覚と皆も悩んでいるんだという安心感。

アバンからOPの「dis-」に繋がる演出はもう大好きですね。
声優さんの叫ぶ演技と歌ってる有坂美香さんの声が重なるところとかゾクゾクします。

因みに『リヴァイアス』の監督は『コードギアス』の谷口悟朗さんで、脚本は『ガンダム00』の黒田洋介さんです。

谷口監督の作品はまだ2つしか見てないんですけど、物語の畳み方が凄く好みの監督さんです。
ギアスで私が好きなのは1期と2期の最終回だったりするんですが、ナナリー役の名塚さんの「Re;」での泣き演技に何度泣かされたことか!

黒田さんも好きな脚本家さんの一人で主軸のシナリオは勿論のこと、ちょいちょいある恋愛描写が「(・∀・)イイ!!」としか言いようがありません。黒田さんはマリーさんと同じくカップル好きだと思う今日この頃。

裏切り、嫉妬、歪んだ愛、勢力争い、その生々しさを体験したい人は是非。

↓OP曲の「dis-」をペタリ。



■隣の家の少女

一度読んだらもう読む前には戻れません。

男キャラで頭の中に住みついて離れないキャラが『残酷な神が支配する』のグレッグだとしたら女キャラでは『隣の家の少女』のルースと私なら答えます。

まさに脳に毒な作品。

虐待されるメグ。それを見ているしかない(或いは見ているだけの)主人公デイヴィッド。

子供たちの残酷さ恐ろしさ、ルースの異常としか言いようがない仕打ちの数々。どんどんエスカレートしていって遂には死ぬまで終わらなかった。

「虐待」と聞いて皆さんが想像する内容以上の出来事がこの小説では起こります。
でも他人事だとは思えないのは傍観者であるデイヴィッドの存在が大きいような気がしてなりません。

そう、1番自分自身と近い存在。気づいても何もしない。怖いから何もできない。巻き込まれたくないから知らないふりをしてしまう。

この作品に出会ったのは上記にも挙げた『残酷な神が支配する』の感想を読みにブログ巡りをしていた時、たまたまあるブロガーさんが残神の感想と合わさって紹介していたのがきっかけでした。

ジェルミへの性的虐待を知っていたのに何もしなかったサンドラ。
そんな事は起こっていないと思い込んだサンドラ。

誰が悪いのか何が悪いのか、手を下していなくても罪になる。そういった事を残神と同じく『隣の家の少女』でも今一度考えさせられます。

デイヴィッド少年はラスト近くに勇気を出してメグを助ける行動を起こすんですが、そこでメグがデイヴィッドに言った、

「最後になにをするかーーそれが大切なのよ」

という言葉は今も心に残っています。

が、ここで終わらないのが『隣の家の少女』。

私は2段階で落ち込みました。最初は本編の内容。後半ほど目を覆いたくなる描写が多いのにページをめくるスピードは速くなり一気に読んでしまうんです。

で、読み終わってから感想をネットで検索しますよね。そこで知る。

この話が実際にあった出来事だということを。

そして現実の方が救いなんてないということを。


■豚の死なない日

タイトルの意味は最後で分かります。

『隣の家の少女』を読んだ後、反動で心洗われる作品を読みたくなって以前から気になっていた『豚の死なない日』を密林で購入。

やはり手元に置いておきたい作品に長さは関係ないですね。
171ページの中でドッグイヤーの数が10あった(自分にしては多い方です)のにも驚きました。

「ああ、父さん。胸がつぶれそうだよ」
主人公ロバートのこの台詞を読んだ時、電車の中で思わず泣きそうになりました。

どこにでもついてきたピンキー。ロバートが大好きだった可愛いピンキー。

どんな気持ちで父さんはピンキーを殺したんだろう。
どんな気持ちでロバートはそれを手伝ったんだろう。

血の海の中で豚を殺した手にキスをする。
何度も何度もキスをする。

そんな父と息子の物語に触れて、私の中の心の膿がどんどん洗い出されていきました。

もう一つあった辛い話は中盤でのハッシーとイタチの死闘。

犬をイタチにけしかけたことによる愛しいペットの無惨な姿に想像で吐きそうになったのは初めてです。
ハッシーの悲痛な声をロバートと同じく私も聞いたような気がしました。

「これが大人になるということだ。これが、やらなければならないことをやるということだ」

父さんの言葉が胸に刺さります。


■山賊の娘ローニャ

土曜の夜はローニャで癒される。

何気なく2525でローニャを見始めたら、毎週の楽しみになっていました。
起伏のある話ではないのに30分見ちゃいます。

1,2話は見逃してしまったんですけど、途中からでも問題ないのがいいですね。

まさかのローニャとビルクに萌えるとは思ってもみませんでした笑
7話はこの二人がメインということで来週が楽しみすぎます!





ふぅ、まだまだ書きたいことはあるけれど、一通り纏めることが出来たのでよしとします。
これでまた1週間頑張れそうです(((o(*゚▽゚*)o)))



ヤプミー様へ。
最近コメントしに行けてなくてすみません( ; ; )
ブログはなるべく覗きに行きますので、よろしくお願いします*\(^o^)/*



ではでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。