生きていると「これは」と思うことがある
大抵の場合、その時にフフンという心地よい軽妙な感じにとらわれ、忘れていく
それは、歌を聴いたり、小説を読んだり、人と出会ったり、驚くような出来事に遭遇したり、数限りない
「これは」と思うことをもう少し自分のモノにならないかと思うようになった
せっかく生きていて、ただ、時間を過ごすのはもったいない
でも、自分にはないものだから「これは」と思うモノかもしれない
世の中にはそんな感嘆出来ることで溢れている
なるほど、と思う
これは無しだな、と思う
無しだったモノが、有りになってゆく
経験が自分の価値観を変えるとき、これほど愉快なことはない