晴れた日にバイクみたいな乗り物でどこかに行こう

京都から日帰りの近畿圏を社内ツーリングクラブで走っています。足跡残しにブログを開設しています。

第86回 岐阜中津川ツーリング

2022-07-27 | ツーリング

2022.07.23

京都では祇園祭山鉾巡行の7月17日の前後に梅雨が明けるのが常識です
でも今年は6月14日に梅雨入りし同28日に梅雨明けと2週間の短い梅雨期間でした

今回は2019年7月に計画していたロングコース
当時はコロナの”コ”の字もなかったのですが、天気に恵まれず延期しました
今年も3年前と同じで、天候不順で一旦延期し祇園祭の翌週での開催となりました

二輪料金割引

2022.04.02~11.27(土日祝)の期間限定で、ETC二輪車はゲート間100km以上の場合、割引を受けられます
これはうれしいお知らせです
 現状 ・・・四輪料金の2割引き(軽四と同じ)
 割引後・・・四輪料金の半額
今回の走行距離500kmの半分以上が高速道なのでこの制度を利用します
(3年間お蔵入りさせてた恩恵です)

5:30の出発に向けて大津SAに集合

今日は3台(3名)

皆さんちゃんと割引予約できたかな?
ゲート通過直前までなら予約できるのでソロツーで高速使いたいと思った時でも手軽に予約できそうですが、
欲を言えば事前にカードと車載器を登録しておけば、日付指定などしなくても自動的に割引してもらえるシステムが良いですね。
今年は、利用状況調査も兼ねているのかもしれませんので贅沢は言いませんが、将来そうなって欲しいです。
どう考えても2輪車の高速料金は高すぎです

時間になったので出発

第一区間は名神道を使って大津SA~養老SAの高速のみなのでMAの船頭役は無し
各自のペースで走っていただき、MAは最後尾から時間を計りながらの露払い役です
HAさんが先導役となり草津JCTを新名神に乗り換えることなく引率


途中雨がパラパラと・・・
どす黒い雲を見つけたHAさんが気を利かせてパーキングに誘導

本降りにはなりそうにないので、上着だけを着て再出発することにしました
こういう判断がパッとできないとドボドボになっちゃうんですよね。。。

6:40
予想通り雨に遭遇。

路面に水たまりができるような大雨ではなく良いペースで第一休憩所に到着
合羽はこの先不要と判断

ドタバタしたのでしっかり休憩しておきましょう
今日はご参加いただいてませんがいつもご一緒頂いているTT奥さまより差し入れをいただきました
ありがとうございます

ふと何やら飛んできたと思ったら

こちらも休憩している模様
まだしばらくいるのでゆっくりしててくださいな

同じ方向に進む別TEAMさんの会話

「○○さんのBMWが給油後故障ランプが点灯したみたいで10km/Hしか走らないみたい。乗り換えてくるらしいから先に行ってだって~」
と集合場所にすらたどり着けない輩を抱えた珍道中が始まっているようで楽しく聞かせていただきました
いつ来るか判らない仲間を心配する反面、我々が出発するときは会釈をしていただきました
こういうところがバイク乗りの輪なんですよね

7:00
第二区間は名神-東名と乗り継いで春日井ICまでの59km
休憩場所はICを出てR19沿いにコンビニを設定してあるので、MAが先導することになりました

春日井IC流出
MAが利用した京都東~春日井区間の正規料金は2230円です
通過時のゲートの料金表示はそのままの2230円
でも確かに『割引』の文字は見えました

請求時に割引かれるようなので通過時点では恩恵にあずかったのか全く分からず
後日請求書が来た時にはありがたみも忘れてるんでしょうね

7:50
R19を走ってコンビニ休憩場所到着

朝4時起きなので腹が減る
昼食まではまだ3時間以上あるのでサンドイッチを腹に収めておきます

コンビニのサンドイッチはレタスがシャキシャキしていて食感が良いですね

HAさんの暑さ対策その1とその2

その1
スポーツ用品店で売っているメッシュの帽子を少し濡らしてそのままヘルメットを被る
ヘルメットのエア導入口から入ってくる外気が気化熱を吸いだして頭が涼しくなる
その2
首にぬれタオルを巻く
走行風で熱を奪ってくれる
NINJA1000のサイドパニアにはこういった暑さ対策品が氷袋とともに収まってました


8:10
出発から2時間少しで岐阜に入り、この先は夕刻まで一般道です
路上サイン会に招かれないよう注意して引率します

国道と県道を使って30kmほどの景色を眺めるほどではない道を淡々と走ります

9:00
道の駅 そばの郷らっせいみさと 到着


ちょうど開店時刻に到着できたので早々に店内へ
滅多に来れないところなのでまずはスタンプ帳に押印済ませておきました
そばの郷というだけあって店内では蕎麦をうってました

この先2か所の道の駅があるのでお土産購入は後半にするつもりです
スイカ買いたかったけど…

9:25
しっかり休憩とって出発
今日はGパンと肌着なしのポロシャツ1枚とメッシュジャケットで走行中はちょうどいい感じ

休憩中の水分補給は欠かさずしてます
コーヒー好きですが利尿作用が大きいので、スポーツドリンクメインで飲んでます

20分ほど走って恵那峡駐車場到着


ここの二輪駐輪場が事前検索でも判りずらかった
左に見える大きな観光案内板が目印ですので行かれる方は注意しましょう

そこで声をかけていただいたスクータのおにいさん

東京から信州まで走り一泊、今朝そこを出て恵那峡に来て観光が終わったらしく、今から東京に戻るそうです
声をかけていただいたのは同じCB-FCを所有しているとかで。。。
どうしてCBで来なかったの?と、野暮なことは聞きません。
全線下道のスクータ旅をした後の充実感はきっと心に残ることになるでしょうね

こちらの3人のおっさんたちは恵那峡を散策
桜も紅葉もない全くのオフシーズンですので観光客もまばら



展望台の看板が ENAK_O と一つ空いているのはこういうことをしなさいということなんでしょう

はい、見本はHAさんです

そのあとぐるりと公園を歩いて散歩
のどかな光景と鳥のさえずりが日常のざわつきから解放してくれます



無料の観光センターでは

恵那峡の解説パネルがあります

窓辺にはこんなものもあって


HAさんはこんなものを買って飲んでました

出発前に愛機に向かって何かしているTTさん

動画カメラに愛想を振りまいてます

11:00 
中津川に向かって出発

大津から200km程走っているので全車給油しておきます

ここでは10L程入りました
給油後10kmほどR19を走って    

11:30
昼食処に到着
食事処五万石



ちょうどお昼時だったのでお店の混み具合を心配してたのですが貸し切り状態でした
おかげですぐに座れて何を食べようかとメニューとにらめっこ


前回の福井ツーリングではソースカツ丼でしたが、ここ岐阜ではしょうゆかつ丼が有名だそうで、違いを味わいましょう

嬉しいことに丼だけでなく、そばセットがあるのでそちらにします。
(かつ丼だけだとお腹に重い・・・)

かつ丼にかかっている少し甘みある醤油だし
ソースカツ丼の濃い単調になりそうな味(カツ2枚目で飽きてくる)ではなく、ご飯にあう醤油だしでした
MAは五万石ランチ:ざる蕎麦+ミニかつ丼のセット(0.1諭吉)

お蕎麦がめちゃおいしかった!

TTさんは味噌かつ丼(0.09諭吉)

HAさんは山菜そば(0.09諭吉)

温かいお蕎麦もおいしかったよと蕎麦を絶賛してました
(出汁は土地柄で濃い目の関東風)

お蕎麦大盛り+ミニカツ丼でも良かったかなという腹具合です。

1時間ほどまったりして・・・
12:10
後半戦に突入
R19-R256-R153を使って63kmを走り抜けます
気温は28℃ぐらいかな?
走りやすくて気持ちいいです



途中で長野県に突入

途中標高1135mの看板を道沿いに見ました


13:30
道の駅信州平谷到着

とてもいい空気
単車もいっぱい

温泉がありますがここでは利用しませんよ

30分間のチョコッと休憩ですのであまり遠くまで散歩しないように・・・

ツバメ萌え~

大胆にも駐車してる車の屋根で一休み

HAさんの暑さ対策その3
スイミングで使う吸水シートを胸に張る
メッシュジャケットを通った空気で冷やす自然冷風扇

14:10
この先は R153-R418-K46-K507-R257-R153(48km)と少々細めの道が続きます
ナビの設定を確認して

『景色よさげな所があれば写真撮りますので途中で止まります』と伝えて出発

しか~し

K46に乗り換えるポイントでナビがさまよいます

暑さで参ったみたいとHAさんに伝えると、HAさんのナビもさまよっているみたい
ここは磁場が狂っている暗黒楼じゃなかろうな!

ぐるぐると同じコースを案内しちゃうので一旦近くになる道の駅に入って再設定しても同じ症状

最後は・・・
ナビ無視でK46を探して突入
すると何事もなかったように案内を続けます

茶臼山高原辺りで写真が撮れそうなところがあったので停止して美しい背景と共にパチリ
(ここではTTさんには想い出になる出来事がおきました)

その先の展望台
山と空の調和が素晴らしい
(坂道に止めたのでこのあと単車を動かすのに一苦労)

道は続くよどこまでも~

16:00
道の駅どんぐりの里いなぶ到着
それまでは順調なペースで走れてたのですが、この区間でナビに翻弄させられたので20分ほど押してます

温泉施設があるので、HAさんとMAは入浴して一旦リフレッシュします


温泉・温泉~♪とすぐに入るのではなく、入浴前に水分を忘れずとりましょう。
炎天下を走って体から水分が抜けているので、その状態で温泉入ると血液濃度があがっちゃいます。
水かスポドリ飲んでおけば入浴あとの体調が違います
温泉を楽しむのではなく汗を流すのが主目的なので長居は無用

30分ほどの行水的温泉浴を済ませた後はみやげコーナに行ってトップボックスに入るだけ買い込みます

17:10
県道から豊田松平ICより流入し伊勢湾岸道を使って苅谷Pまで58kmを走ります



下道の混み具合はほぼなく、高速道では流れに任せて・・・の予定でしたが強風と戦ってました
横風ではなく正面風なのでドカンと飛ばされることはないのですがとにかく走りにくくて、法定速度で走るのが目一杯

18:15
狩谷P着

トイレと一服済ませて小腹を少し満たしているうちに出発時間

夕日が綺麗

本線に入る前に給油所があるので小ぶりなタンクのHAさんとTTさんは給油

(MAのCBは20Lの巨大タンクなので中津川から約180km+大津までの残り125km+自宅までは無給油で余裕)

風の強い伊勢湾岸道

フリー区間を取りやめて集団で走ることにしました
防風壁のあるところではそこを走って迷惑にならない程度の速度で巡行
JCTで新名神に乗り換えて・・・
ここまでくると風は少し収まってました

19:30
鈴鹿P着

日が陰り始めて逆光になるとまぶしいですね
2重シールドのヘルメットが欲しくなります

憩いの場にはF1エンジン3機

機能美というのはこういうものです
見ていて飽きません
どれか持って帰っていいよとおっしゃっていただければこの12気筒にします

海外のオークションでピストンなどの主要内部部品なしで340諭吉ぐらいでF1エンジンが落札されたとも聞きました
(40諭吉ならMAも入札に参加できそうですが・・・)

19:50に出発して、闇夜の新名神
強風もなく、赤色灯を隠しているセダンに遭遇することもなく最終区間を走り切りました

20:40
名神大津SA到着

今年2度目の500km爆走ツーリング完走

お疲れさまでした

雨にあってもズボンが濡れるほどでなく、熱中症になりそうな30℃超えも瞬間遭遇程度だったのでほぼ全線快適に過ごせました
500km走って疲れるところは”目”です
MAはコンタクトなので休憩の度に目薬刺してます
その眼薬がお昼処でなくなったので慌てましたが、スペアがお風呂セットに入っていたので助かりました

二輪割引:二輪料金がこの先ずっと半額になるなら大歓迎です
下道走るリスクより安全に距離を稼げるので、時にはこうやって少し遠出も出来ます
お試し期間なので土日祝だけですが、国民的長期休暇のお盆とかにも対応してもらうとツーリストさんにとっては恩恵大きく、その分旅先での夕食ランクがあがったり、みやげが増えたりしますよね

是非二輪料金半額化を継続的にしていただきたいものです

本日の走行距離:545km
燃費
CB750F   :22.2km/リットル
Z900RS   :17.6km/リットル
NINJA1000:21.9km/リットル



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