こんにちは
ちょっと半分放置みたいになっていました「大阪地下鉄あやしいわーるど」
今までは「今なお使われることの無い場所・空間」を取り上げてまいりましたが、
今回は、「日の目を見ることになった元あやしい場所・空間」を紹介します。
その駅とは、この駅です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/11/8b4c0b189116f57a3976ea4c8a62806c.jpg)
中央線の高架駅、九条駅です。
今年の3月に阪神なんば線が開業して乗換駅となったこの駅ですが、
(ちなみに、阪神九条駅にも計画時に造っておいたNTTビルの出入り口が、
開業により40年の月日を経て日の目を見る、と言うことがありましたが・・・)
この駅に、元あやしい場所がありました。
・・・そもそも、この九条駅。今でこそ少し小奇麗な駅になりましたが、
阪神開業前は、弁天町や朝潮橋のような他の高架駅と違い、
近年になっても何も改装がされておらず、開業当初の雰囲気を残しておりました。
さ、話を戻して現在のホーム写真を見てみましょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/b5/d51d88bf3705f50e6307b07328bf7bde.jpg)
阪神電車の乗り換えをアピールするためか、壁に青いラインが入っていますね。
そして、あやしい場所が残っていた時代のホームがこんなんでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/10/cb887092cb6954742ead25f81f7aa643.jpg)
(阪神開通前)
ま、原型は結構残ってるんですけどね。けっこう古めの駅でした。
今回紹介するあやしい場所は、九条駅一番西側、コスモスクエア方面にありました。
これです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/04/b048775a43814a987dba131c433de25c.jpg)
はい、でかでかと「立入禁止」とはってありますね。
この字体も、心なしか懐かしのひげ文字に見えなくも無い・・・
まあ、これだけなら取り上げませんよ。
こういうよく分からない部屋への入口って大阪地下鉄には多いですから…
「電気室か予備室かなんかだろう」ってなりますもん。
しかし、この扉の先が電気室でも予備室でもない決定的なものが、駅を出たところにありました。
これです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/ea/13d36d201575c607cf4bb195ef632037.jpg)
はい、地元の人は知ってる人も多いかもしれませんが、出入口なんです。
階段部分の屋根無く雨ざらしなため、(開業当初はそうだった?)階段がボロボロになっています。
こちら側も結構建物が多いので、閉鎖せずに使ったら利用者は多そうですが・・・
なぜ、このように放置されてしまっているのでしょうか。
この謎は、今年の3月になって解ける事になりました。
この出入口、現在はこうなっています。
じゃん
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/81/4e3f015833fc5b0a721091c312f6db2f.jpg)
そうです。阪神なんば線九条駅がこの出入口の正面に開業したため、使用されることになったのです。
この出入口が閉鎖された理由としては(あくまで私の想像ですが)
当初、九条駅開業と共に西口が出来たものの、
当時は駅西側に住宅がほとんど無く、利用者が少なかったので使用中止。
しかし、そのころあった阪神西大阪線の延伸計画では、駅西側に九条駅が作られる予定だったので、
「西口は解体せずに、阪神が駅造ったときに連絡口として使おうやないか」っちゅうわけで
阪神九条駅が出来るまでの3,40年間、放置されていたのでしょう。
(こうなると、「阪神の延伸を妨害するために千日前線を建設したのに、なにをちゃっかり
延伸した時の連絡口用意しとんねん」となりますが、あくまで私の想像なんで…)
せっかくなんで、西口から降りてみましょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/27/b971158d78ba930e87a6d9c1f5182439.jpg)
(立入禁止の紙がはってあった所と同じ場所から撮影)
エレベーターまで増設されています。
改札口
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/5d/c6bdfd5ea4c831c3cab605ccefc82e98.jpg)
大改装されているので、とても数十年間放置されていたようには感じられません。
通路
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/74/3f93276631e1b30ffe4ad41503c5a7ca.jpg)
外見はそんなに変化していませんでしたが、こちらも内部は改装されています。
(しいて言うなら、窓枠が昔のまんま?)
つか金曜の夜8時に撮ったんですが、乗り換え客がほとんどいません。閉鎖していたり理由がわかったような…
あやしい評価(五段階です)
知名度
地元の人しか知らなかったでしょうから ☆☆
不可解度
長年放置しすぎて、もはや風景に溶け込んでいました ☆☆☆
不気味度
地上にあったため、特に不気味さはありませんでした ☆
総合評価
☆☆
星二つです
とまぁ、今回は日の目を見ることになった「あやしい空間」を取り上げました。
やはり、以前に取り上げた日本橋の幽霊階段のように、使わずに埋めたりするよりは
この出口のように有効利用されるほうがいいですな。
ただ、どんな状態で駅施設が残っていたのか、ちょっと見てみたかった・・・
はい、大阪地下鉄あやしいわーるどでした
一応、予定していたネタはこれで終わりです。
これからも、ネタが出来次第また取り上げさせていただきます。
ちょっと半分放置みたいになっていました「大阪地下鉄あやしいわーるど」
今までは「今なお使われることの無い場所・空間」を取り上げてまいりましたが、
今回は、「日の目を見ることになった元あやしい場所・空間」を紹介します。
その駅とは、この駅です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/11/8b4c0b189116f57a3976ea4c8a62806c.jpg)
中央線の高架駅、九条駅です。
今年の3月に阪神なんば線が開業して乗換駅となったこの駅ですが、
(ちなみに、阪神九条駅にも計画時に造っておいたNTTビルの出入り口が、
開業により40年の月日を経て日の目を見る、と言うことがありましたが・・・)
この駅に、元あやしい場所がありました。
・・・そもそも、この九条駅。今でこそ少し小奇麗な駅になりましたが、
阪神開業前は、弁天町や朝潮橋のような他の高架駅と違い、
近年になっても何も改装がされておらず、開業当初の雰囲気を残しておりました。
さ、話を戻して現在のホーム写真を見てみましょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/b5/d51d88bf3705f50e6307b07328bf7bde.jpg)
阪神電車の乗り換えをアピールするためか、壁に青いラインが入っていますね。
そして、あやしい場所が残っていた時代のホームがこんなんでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/10/cb887092cb6954742ead25f81f7aa643.jpg)
(阪神開通前)
ま、原型は結構残ってるんですけどね。けっこう古めの駅でした。
今回紹介するあやしい場所は、九条駅一番西側、コスモスクエア方面にありました。
これです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/04/b048775a43814a987dba131c433de25c.jpg)
はい、でかでかと「立入禁止」とはってありますね。
この字体も、心なしか懐かしのひげ文字に見えなくも無い・・・
まあ、これだけなら取り上げませんよ。
こういうよく分からない部屋への入口って大阪地下鉄には多いですから…
「電気室か予備室かなんかだろう」ってなりますもん。
しかし、この扉の先が電気室でも予備室でもない決定的なものが、駅を出たところにありました。
これです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/ea/13d36d201575c607cf4bb195ef632037.jpg)
はい、地元の人は知ってる人も多いかもしれませんが、出入口なんです。
階段部分の屋根無く雨ざらしなため、(開業当初はそうだった?)階段がボロボロになっています。
こちら側も結構建物が多いので、閉鎖せずに使ったら利用者は多そうですが・・・
なぜ、このように放置されてしまっているのでしょうか。
この謎は、今年の3月になって解ける事になりました。
この出入口、現在はこうなっています。
じゃん
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/81/4e3f015833fc5b0a721091c312f6db2f.jpg)
そうです。阪神なんば線九条駅がこの出入口の正面に開業したため、使用されることになったのです。
この出入口が閉鎖された理由としては(あくまで私の想像ですが)
当初、九条駅開業と共に西口が出来たものの、
当時は駅西側に住宅がほとんど無く、利用者が少なかったので使用中止。
しかし、そのころあった阪神西大阪線の延伸計画では、駅西側に九条駅が作られる予定だったので、
「西口は解体せずに、阪神が駅造ったときに連絡口として使おうやないか」っちゅうわけで
阪神九条駅が出来るまでの3,40年間、放置されていたのでしょう。
(こうなると、「阪神の延伸を妨害するために千日前線を建設したのに、なにをちゃっかり
延伸した時の連絡口用意しとんねん」となりますが、あくまで私の想像なんで…)
せっかくなんで、西口から降りてみましょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/27/b971158d78ba930e87a6d9c1f5182439.jpg)
(立入禁止の紙がはってあった所と同じ場所から撮影)
エレベーターまで増設されています。
改札口
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/5d/c6bdfd5ea4c831c3cab605ccefc82e98.jpg)
大改装されているので、とても数十年間放置されていたようには感じられません。
通路
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/74/3f93276631e1b30ffe4ad41503c5a7ca.jpg)
外見はそんなに変化していませんでしたが、こちらも内部は改装されています。
(しいて言うなら、窓枠が昔のまんま?)
つか金曜の夜8時に撮ったんですが、乗り換え客がほとんどいません。閉鎖していたり理由がわかったような…
あやしい評価(五段階です)
知名度
地元の人しか知らなかったでしょうから ☆☆
不可解度
長年放置しすぎて、もはや風景に溶け込んでいました ☆☆☆
不気味度
地上にあったため、特に不気味さはありませんでした ☆
総合評価
☆☆
星二つです
とまぁ、今回は日の目を見ることになった「あやしい空間」を取り上げました。
やはり、以前に取り上げた日本橋の幽霊階段のように、使わずに埋めたりするよりは
この出口のように有効利用されるほうがいいですな。
ただ、どんな状態で駅施設が残っていたのか、ちょっと見てみたかった・・・
はい、大阪地下鉄あやしいわーるどでした
一応、予定していたネタはこれで終わりです。
これからも、ネタが出来次第また取り上げさせていただきます。
この度、2009年4月17日にユニバーサル・スタジオ・ジャパンが
プロデュースする大阪地域のクチコミポータルサイト
『おおさか遊ぶろぐ』がオープンいたしました。
おおさか遊ぶろぐは、大阪周辺に在住のブロガーさんや、
大阪周辺をよく利用するブロガーさんたちと一緒につくりあげる
クチコミ情報サイトです。
是非、一緒に『おおさか遊ぶろぐ』を盛り上げてくださいませんか?
突然のコメント大変失礼いたしました。
どうぞよろしくお願いいたします。
おおさか遊ぶろぐ事務局
※オープニングキャンペーン実施中※
http://www.osaka-asoblog.jp/campaign/
いやぁ、僕も九条駅の古さが結構好きだったんですよ。朝潮橋や弁天町はきれいに整備されてるのに九条だけ汚くて(笑)、ホームも石畳のデコボコした感じが。
阪神なんば線開通でこぎれいになってしまって、ちょっと残念です。
それに「立ち入り禁止」って、
怪しすぎますね(笑
きれいになってちょっと残念です。
どういう状態で保存されていたか。
僕も興味あります。
僕がいま中央線であやしいと思っているのは、弁天町の出口階段の建物です。
東西にひとつづつ残ってる、あれです。
中はどうなってるんでしょう?
コメント返信が遅くなってしまい申し訳ありません。
コメントありがとうございました、管理人の服部です
弁天町の出口の建物ですが、3番と6番出口の建物でしょうか?
6番出口の方には定期券売り場があるようなので、おそらく大阪市所有の建物だとは思いますが
JRなどがある北側が建物も改装されているのと対照的に古臭いあの建物、中は確かに謎ですね。
九条駅同様、日の目を見る日は来るんでしょうか…
4月から更新再開予定なので、これからも当ブログをよろしくお願いいたします。