毎日を 慌ただしく過ごしている中で ホッと出来る瞬間が 少し溜まり美味の新聞や、雑誌に目をやるときです。 先日の新聞の 読者コラムに 「平凡な幸せこそが大切」という見出しで 次のような文章が載っていました。
新米がおいしいご飯の季節になると、「一粒の米」という文言を思い浮かべる。春の田植えから秋の刈り入れまで約半年、農家の人たちが丹精込めて育てた一粒一粒の米は、農家の人達の宝であり命でもある。 普段特別な意識もなく私たちが食べているご飯も、さまざまな人の苦労と努力によって作られていることを思えば、「ありがとう」の言葉が、心ににじんでくる。・・・・・・私たちの幸せの原点は、豊富な物資ではなく、人と人の心の通った素朴な思いやりであり、常に感謝の気持ちを忘れずにいることだと思う。 いま一度、「人」としての幸せを素直に見つめ直したい。 「一粒の米」の文言に秘められた意味の深さをかみしめ、平凡な幸せに気付けば、ささいな不満やいさかいは消えていくのではないだろうか。
という文章でした。 生前義父は 食前に手を合わす事の意味を よく話していました。「命あるものを 口にさせて頂く事に 感謝。生産者に感謝。その流通の全てに関わって下さった人々に感謝をして 手を合わせ・いただきます・という言葉を しっかり口に出して食事をする。」
今年も 稲刈りの頃の台風・・・それまでにも 地震 大雨等の気象によって 随分と丹精込められた田畑が 一瞬にして被害を受けています。 今月の初めに訪ねた宮城県も 目を覆いたくなるほどの被害があったようです。 毎年 この季節は 新聞への投稿者と同じような思いを持ちますが 今年は特に 幸せの意味を 深く感じます。
写真の コスモスに 又 虫が・・・ みいつけたっ・・・。次第に深まってくる秋の風情にも 愛おしさを感じます・・・。朝夕 の 冷え込みも急に強くなってきました。 お互いに 健康に気を付けて 幸せを かみしめて 日暮したいものです・・・。