ハトムネ

日々の想いを徒然に…

友人の華道家が 支援シャツをみんなで着て 新春のお花を活けられました

2011-12-31 11:40:27 | 日記・エッセイ・コラム

P1040123 迎春準備には 色々な事がありますが ここ数年 知人の華道家が 活けられている 迎春のお花・・・今年は スタッフの皆さんが 支援シャツの思い思いのカラーシャツで 活け込みをしてくださいました。

「奇跡の一本松」は 残念ながら海水の被害で復活は無理・・・となりましたが、本来松の生命力は 凄い!とされています。その松をモダンに扱って 未来にと羽ばたくイメージの感じられる生け花が仕上がりました。正面コンコースでのパフォーマンスは行きかう人々も立ち止まられて なかなかの盛り上がりだったようです。

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P1040126 写真は ライトの加減で 随分赤く映っていますが、金屏風の前に 活けられた花の力強さを 是非 お近くの方は 生で ご覧になられてくださいませ。

 我が家の花は その お家元の花です。

額は 雪を頂いた富士山「日本一の山」です。 心を新たに迎える準備も いよいよと押し詰まってきました。

P1040127 玄関に 根つき松竹梅を飾り、しめ縄を飾ります。お祝いの重ね餅は 裏白と橙・・・。神棚に お仏壇に、荒神さん・・・お飾りの場所に 其々と 飾り付けます。

午後からは おせちの準備ですが、最近は随分と手抜きになってきました。

一日からお店が開いている事は とても便利ですが その一日に働いて下さる人々にもご家族があることを考えると・・・と心は複雑です。

人は人によって支えられなければ 生きてはゆけません。 今年ほど その言葉を深く感じた年はなかったように感じます。

粛々と 丁寧に 迎春の準備を続けます。


いよいよ あと二日・・・慌ただしく時間が過ぎてゆきます・・・そして 時間は過ぎ、あと一日を残すのみと。

2011-12-31 03:56:14 | 日記・エッセイ・コラム

一年の終わりを気持ちよく過ごすために やはり整理整頓は必須かと・・・ところが今年の年末は 例年と少し違って 引き続いてやり続けようとしている 支援シャツの関連の用事が加わって 何時もに倍して 慌ただしく しかし 活気に満ちた年末になっています。 ご挨拶に・・・と お越しいただいた方と つい長話になってしまい、一日の大半が過ぎてしまいそうなほどでした。

そんな時ふと 先日の新聞のコラムに載っていた あるお坊様の お話を思い出しました。・・・・・ 雑用という用事は この世にはありません。 それは 貴方が 用事を雑にしているからなのです・・・・。一つ一つの用事を丁寧に心を込めて仕上げる・・・・・その用事を重ねていく事こそ大切な事です・・・・のようなことが書かれていました。 チョッとした手紙にも 「雑事に追われておりまして・・・つい ○○が遅くなり・・・」等と 言い訳に使ったりしていた私は 目からウロコ状態でした。

今年は本当に私の人生にとって 画期的な変化がありました。 一つはインターネットによって 世界が広がった事です。 パソコン自体初めての私が いきなりブログを始めたのも 考えてみたら 随分無謀なことでしたが、その翌月・・・「と言っても たった10日後」・・・に あの東北大震災が起こってしまうなんて・・・。

あれから・・・人々の「絆」kizunaが 随分変化したと誰もが感じるようになりました。私自身 このブログを通じて どんなにか 変化があったことか・・・。単なる日々の徒然の記録・・・から、同じ思いの人々、あるいは違う意見を持った人々まで、多くの人達と繋がる事によって「支援」という小さな一歩を始めるきっかけにもなりました。

テレビの番組でふと耳にした言葉に・・・ 震災以後 子供たちに「将来どんな人になりたいですか」と尋ねたところ、「人に役立つ仕事がしたい」と答える子供たちが増えた・・・という 嬉しい言葉がありました。 「人の役に立ちたい・・・」という気持ちは、正しく あの震災が与えた いい意味での変化だと私は思います。

とうとう後一日を残すのみとなりました。心して 大切に 一つ一つの用事を仕上げてゆきたいと思っています。


オールジャパン メダリスト オン アイス2011・・・・・

2011-12-29 06:45:20 | 日記・エッセイ・コラム

 26日の夕方から 約3時間・・・大阪府立門真スポーツセンター 「なみはやドーム」にて行われたフィギアスケートの エキシビションを見てきました。 何時もテレビで放映される選手たちを 間近で見るのは初めての経験で 本当に心躍るひと時でした。

このエキシビションは2012年に行われる世界フィギュア・四大陸フィギュア・世界ジュニアの日本代表選手を 応援・壮行する趣旨で開催されたようです。

テレビで見るリンクは 凄く大きく広く見えましたが、実際は それほどの大きさではない事も驚きました。追いかけるカメラや 色んな角度から撮られているので スピード感も更にアップするからなのでしょうが、周囲を観客で埋め尽くされたリンクで 真剣な演技が次々と繰り広げられる様子は 想像以上に感激し、三時間という長い時間が まるで嘘のように思えました。

先ず最初に、全日本ジュニアの選手たちが あまりにあどけない顔つき・小さな体系なのに、まるでゼンマイ仕掛けの人形みたいに 目の前でクルクル回転したり、凄いスピードで リンクいっぱいにかけぬけてゆく様子に感心してしまいました。チョコッとしたミスにもメゲズ 直ぐに立ち上がって何事も無かったような滑りを見せてくれる彼らにこの先の素晴らしい活躍を 期待してしまいます。

友滝佳子さん・木原龍一さん・庄司理沙さん・日野龍樹さん・ブリナ オイ&水谷太洋さん・宇野昌麿さん・宮原知子さん・田中刑事さん・佐藤未生さん・無良崇人さん・今井遥さん・町田樹さん・・・・と続く第一部だけでも かなりの満足感 見応えがあり、ずっと手をたたいているせいか 寒ささえも感じない程でした。

ここまでに やってこれる選手たちの 何倍も何十倍もの・・いえ もっとスゴイ人数のスケーターたちが、何時かこの夢の舞台を・・・と凌ぎを削っているのだと思うと この一握りの選手たちのガンバリに対して 心からの声援をおくらずにはいられません。

休憩をはさんだ後は いよいよ世界に名をはせる選手達の登場です。音楽も 時に生演奏の演出もあり 選手 観客 音楽のハーモニーが頂点に達する場面を何度も感じました。

ゲストスケーターとして最初に現われたのは 荒川静香さん。あのキャシャな身体の何処からエネルギーが湧いてくるのかしら・・・と不思議でなりません。流石の 貫録のあるすべりで観客からの拍手が鳴りやみません。

次の選手は 世界選手権ペア代表の 高橋成美さんと マービン・トランさん かなりの身長の差のあるコンビですが その差を生かした振付と小さくてもバネのある彼女の滑りにも目を奪われました。

二番目のゲストスケーターは、ステファン・ランビエル 場内アナウンスのされる前からフアンの人の大きな声援が聞こえました。

そして世界選手権 男子シングル代表の 羽生結弦さん・・・あの東北大震災の影響を受けながらも歯をくいしばって頑張り、代表の座を獲得した彼のたくましさは きゃしゃな身体の隅々からほとばしるのがみられましたし 彼の流れるような演技に引き込まれました。

次に 世界選手権女子シングル代表の村上佳菜子さんは 今迄のおちゃめな演出から一変して 女性らしい優しさ溢れる演技に驚きました。鈴木選手や 浅田選手を 凄い勢いで追いかける彼女のガッツ・・・。でもそんなたくましさを持ちながら 天性のオチャメサンだと思えるほど みんなの彼女に対する眼差しが優しく感じられました。

三番目のゲストスケーターは、中国のシュー・シェン&ホンボー・ツァオさん・・・アクロバティックなスケートに 歓声が上がりつづけました。一つ間違えば大きな怪我にみまわれること間違いなし・・・と 驚きと心配と 感動の入り混じった気持ちで目が離せません。

次は世界選手権男子シングル代表 小塚崇彦さん 正統派の滑り・・・という感じがしました。ジャンプも高く正確で 一つ一つの動作に真面目さが伝わります。そんな彼の少しおどけた部分が見れた時 観客は直ぐに手拍子で応援します。更にもっと高みに上れる選手だと感じられました。

世界選手権女子シングル代表 鈴木明子さんエネルギュシュな滑りに加えて 優雅さも持ち合わせた 素敵な演出をされていました。前へ・・・前へ・・・という人並み以上の努力が感じられます。 決してアキラメナイ 決して弱音をはかない・・・そんな気持ちまで観客に感じさせるほどの勢いがありました。

四番目のゲストスケーターは パトリック・チャンさん。明るさとダイナミックさとを合わせ持ちリンク狭しと伸びやかに滑走する彼に グイグイと観客が引き込まれます。大きなジャンプや回転が決まるたびに 歓声が沸きます。その中にも おちゃめな部分も見えて フアンを魅了させるのでしょう。

いよいよ世界選手権男子シングル代表の 高橋大輔さんの登場・・・大きな声援が飛びます。怪我を乗り越えた彼には 怖いものが無くなったのでは?と思わせるほど 果敢に次々と新しい魅力的な演技を繰り広げ 情熱の激しさでみんなをくぎづけにさせてしまいます。アンコールでの彼独特のステップは 何度見ても感激します。辛いリハビリに逃げ出した事もあった・・・と打ち明けていた彼とは 思えない素晴らしい演技でした。

そして フィナーレを飾ってくれたのは 浅田真央さんでした。氷上の天使・・・と言われても 誰も否定しない・・・と思わせる 独特のオーラが感じられました。最愛のお母さんを亡くされたばかりなのに しっかりと自分の立場を見据えて 期待どおり いえ期待以上の完璧な演技にしてみせる彼女のガンバリは 日本中のスケートフアンだけでなく 世界中の人々からも声援が送られている事と思います。

三時間にわたるアイスショーを見せて頂き、勇気と元気とをもらいました。ジュニアの選手たちが トップスケーターを脅かすのは さほど時間がかからないのかも知れませんし 又そのジュニアの選手さえ 次を狙う子供たちに その座を奪われることもありえるのです。パンフレットには 「スケートは個人競技のように思われるかもしれないが、れっきとした団体競技だ」・・・のようなことがかかれていました。お互いが切磋琢磨して更なる高みに上る努力を 惜しみなくする。努力し続けた者が 代表として更なる経験が積める。世界の頂点でさえも夢ではなくなる。

今年の最後に 希望がみられた事を 凄く幸せに感じました。もう○○だから・・・と感じるのではなく、まだ○○なんだから・・・と考える力を持ち続ける事の大切さをつくづく感じましたし、努力し続ける者のみが感じる事の出来る幸せがあるのなら、是非 これからでも 挑戦してみたい・・・と 勇気が湧いてきました。 


日曜日のクリスマス…今年は家族でユックリ・・・が多いのでは?

2011-12-25 16:34:29 | 日記・エッセイ・コラム

朝起きたら 一面に雪が・・・本当にホワイトクリスマスになりました。山茶花のツリー??にも雪がかぶって いっそう風情があります。  芝生には7cm程の雪が・・思わずサクサクと歩いてみました。

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石巻へのXmasプレゼントは 手袋にしました

京都のメーカーさんから提供頂いた ひざ掛け も送らせて頂きました。

快く賛同下さる人々も 少しづつ増えてきました。 皆さんが 「双方で 交流があり顔の見える支援をされているのは 本当に心が温まる」 と言って下さり、更に出来るだけ長く続くといいですね・・・と励まして下さいます。

年末になるので 商品も滞りがち。 なのでお正月用に「おもち」 そして「一人鍋」を200セット送らせて頂きました。

ボランティアの人にもお願いして 遠藤さんご自身が 皆様に配って下さいます。   お手間な事をお願いしているのを心配しましたら、「僕のほうこそ、皆さんからの応援物資で元気になり、配った先から 感謝の言葉をもらって更に元気になりますよ」と 言って下さいました。 ご自身が被災者なのですが、「九死に一生を得た仲間」は本当の家族のようになっています・・・と言われています。

ただ そんな家族のような60人を超える人々も 全てが同じ仮設に住むことは出来ず、遠藤さん自身も たまたま知人の方から提供された家を借りられたので、 応援物資の送り先にして頂いています。  お休みの度に 震災時から お世話になられているボランティアの方たちと一緒に、其々の避難先へと 物資を配達に行って下さったり、何か不便をしている事はないか・・・とか、お一人お一人に尋ねておられます。

まだ40を少し過ぎられたばかり・・・ご自身は 三人のお子さんを津波で亡くされています。  殆ど毎日 お互いに連絡を取り合っていますが、 自分が一番若いという事で みんなの為に不平や不満を言わずに 黙々と 動かれるガンバリには 正直 少し心配です。 「少しは 自分の事 大切にね!」と 事あるごとに伝えてはいますが・・・。

支援のTシャツも 少しづつ広まってまいりました。東京 京都 九州・・・と 友人や知人が 取りまとめて下さったりで、本当に嬉しい事です。でも  我が家にオーダーのシャツが一度に入荷する日は てんやわんやです。それでも、カラフルなシャツを種分けしながら、まだ 「私にだって役に立てる事がある」・・・という気持ちになれて 元気が出ます。

そして今日可愛いXmasカードが石巻の保育所から届きました。前回訪れた時に みんなが 歌まで歌ってくれた 渡波保育所の子供達からです。彼らに送ったXmasプレゼントのお礼の言葉が添 えてありました

P1040117 可愛い子供達からの 手づくりのカードそして笑顔の写真に、義母も私も つい顔がほころびます。 

みんな 大変な環境の中ですが 元気に保育園に通っているようです。

その所長さんが 不思議な事に 遠藤さん自身が通っていた保育園の担任の先生だったのです。  正に kizunaは 見える形で しっかりと広がっているのです。 

先生は来年定年を迎えられるようですが、私たちのご縁は きっと何時までも繋がる事と思います


クリスマス寒波が襲来・・・ブルル・・・の日本列島ですが・・・

2011-12-24 01:00:49 | 日記・エッセイ・コラム

例年のクリスマスシーズンと違って 今年は色んな事を 考えさされる年となりました。街中を彩るイルミネーションも エコを考えたものに 少しづつ移行しているようですし我が家の暖房も 設定温度の見直しや 暖かくなる衣料を工夫して寒さ対策を・・・更に 無駄を省き、効率の良い暖房に切り替えたりしています。

一人ひとりの取組でも 大きなウエーブになる事は 色んな場面で体験しましたし、これからは 折角のウエーブを 更に大きなものへと続けていけたらと思っています。

ニュースでは ボランティアのサンタさんが 東北の被災地域の子供たちにプレゼントを届けたり、その他にも 色んな心温まる催しもされているようです。

「人にしてもらいたいと思うことを、人にもしなさい」・・・という言葉は 聖書の一節だったような・・・。他人を思いやる心・・・いたわりの心をみんなが持てば、この世で生じている 辛くて、悲しい出来事の大半は消えて無くなるのかもしれません。

今年の自然災害による被害の大きさは 日本だけではなく世界中にみられるものでした。そのたびに考えるのは、これからは 他人を思いやる心に加えて 地球に優しく・・・という心を みんなが真剣に持たなければならないという事です。自分たちの生活環境を守り、次世代にツケを回さないための あらゆる取組をしていかなければならなくなるでしょう。

24日はクリスマスイブ・・・世界中の人々が 自分たちの住んでいる地球に対しても少しでも優しくなることも考えての あたたかな夜になれば・・・と祈ります。

       Merry  Christmas !!

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