8月20日午後、曇りの合間を縫って大場谷地に行ってきました。
久しぶりの大場谷地、様子が気になります。
入口付近では、足元にゴゼンタチバナの可愛い赤い実が出迎えてくれました。
ミネカエデの種も翼を大きく広げ、飛び立つその時をまちます。
だいぶ地味ですが、湿原にネバリノギランが・・・ シャキッと真っ直ぐ立っています。
真っ赤になったオオカメノキの実が完熟をまちます。 鳥や動物たちの大事な食糧となるんでしょうね。
アブラガヤがこうべを垂れています。
小さく可憐なアカバナが、木道脇で陽射しに照らされて花を開かせていました。
タチギボウシの花は終盤ですが、もう少し、目を楽しませてくれそうです。
背の高いハンゴンソウの黄色い花が目立ちます。
セリ科、花祭り!
湿原を縁取る森の低木には気の早い者も・・・ 色付き始めたハウチワカエデも見られました。
エゾオヤマリンドウも蕾を大きく膨らませ、後は開花を待つばかり。
ミズバショウの実を求めてきたのでしょう、湿原のあちらこちらにクマの痕跡が。 ミズバショウの実が殆ど食べつくされたようです。
ヤマウルシの実。たわわに生っていました。
お盆を過ぎたばかりですが、大場谷地をはじめ八幡平ではあちらこちらで秋の気配が漂い始めてきました。 これからは様々な秋の花が楽しめる事でしょう。 是非、季節の移り変わりを実感しに八幡平を訪れてみてはいかがでしょうか?
くどう
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