2/21下見「登山者の聖地・樹氷原を歩こう」リベンジ

明日の天気は良くなるのではと急遽、悪天候で不調に終わった下見のリベンジ、八幡平の樹氷原に出かけました。天気予報では午後から晴れ間の出るところもあるとか。しかし、今シーズンは吹雪ばっかりで全く期待などしていません。

2/17日は冬山巡視と兼ねた「登山者の聖地・樹氷原を歩こう」の下見だったのですが、樹氷原は強風が吹き荒れ、私たちは目的を達成できず、藤助森手前で引き返したのです。

本日は樹氷の具合を自慢したくて出かけたのです。

お見せしたい写真が一杯ですので、途中を思いきりはしょり、いきなりの樹氷姿の写真となりますがご了承を。

秋田八幡平スキー場は本日休業日。したがって、無人の駐車場にただ一人、ゲレンデを無言で黙々と登りました。

いきなり8合目田代沼ですが、樹氷は準備中のようです。

期待はしない。とはいうものの、本当は期待もありました。ただ、午前中は曇り、目印の竹竿が3本先まで見えているな、という具合だったのです。

ところが、藤助森の手前辺りから、空が明るくなり、なんと青空が見えてきたのです。

大変なことに･･･

写真は藤助森の手前からですので、だいたいあの辺りか？という感覚でご覧ください。

陳腐なコメントは極力省略します。

ただ、2/17日ホワイトアウトで先が見えず、とても難儀して途中から引返したのですが、藤助森からは山頂が正面に見え、指導標300番もしっかりと見えており、鹿角市山岳会の皆さんが大変な難儀をして取り付けた竹竿もしっかり見えています。吹雪の中で、これも樹氷と化していました。

八幡平山頂の指導標300番が見えています。

　　　

山頂から陵雲荘の竹竿を確認して、貸し切りの青空樹氷原を見返り峠を廻って、鏡沼、メガネ沼の方を廻って山頂に戻ろうと思います。

青空に誘われました。

すでに昼は過ぎました。空腹を感じながらも、昼食を摂っている暇はありません。カメラの予備のバッテリーも使い切るつもりで写真を撮ります。

見返峠からの眺めです。

樹氷群の向こうにパークサービスセンターとレストハウス、奥には白い畚岳が見えます。岩手山は見えません。

音のない世界。

この辺りに生息するいろんな動物というか、怪獣、妖怪とでもいうような個性的なヤツが並んでいます。

 名残惜しく、名残惜しく。後ろを何度も振り返り、振り返り、帰路につきました。

今年初めての青空バックの樹氷でした。来るたびの悪天候で今年は駄目かな、とも考えていました。

寒中に雨も降り、樹氷落ちたか？と心配の声も聞かれていましたが、23日は天気も期待できそうなので”登山者の聖地”の樹氷原を見ていただけそうです。

貸し切り樹氷原は勿体無く、申し訳なく思ってしまいました。

23日晴天でお願いします。

 　　　あべ