
近隣施設からの情報で雪上に大きな落し物があるということで行ってきました。
雪上ので見れる落し物は動物の痕跡や木の実などですが今回は「クマ棚」。
クマ棚とは?夏から秋にかけて木の枝先についた実を食べるために、クマが登って、枝を折り、食べてお尻に敷いていくとできるものです。
普段は樹上に作られ、下から観察するものですがクマ棚がついている枝がそのまま落ちていました。
下から見たクマ棚
上から見たクマ棚
よく見ると、最初にかませる枝は太いもので上に行くほど枝は細いものになっていました。
枝先は全て折られています。
ラッキーでした(:_;)
(たな)
過年、八幡平熊牧場とやらでクマ虐待とのことがありましたが、そんなクマさん達も こんな場所で暮らせれば幸せでしょうね
八幡平では見通しがきく冬から春にかけて残雪を歩いてブナの森に足を運ぶだけで樹上にクマ棚がいくつか見られます。
クマ棚がついている木にはしっかり爪痕も確認できます。
是非、残雪期にも遊びにいらしてください。
八幡平はツキノワグマの生息地でもあり、里に下りて農作物などを味を覚えたクマはいないようです。
国立公園内のブナ林で自然食を食べながらひっそりと暮らしていると思います。