goo blog サービス終了のお知らせ 

新 はーさんの雑記帳

鉄道はもちろん、飛行機や船も。
また街の話題もと思っています・・・。

多摩川 狛江水害 小田急多摩川橋梁付近の様子

2019-08-31 | 小田急

今回は、あれから45年 普段は穏やかな 多摩川で発生した狛江水害時の話題です。(その昔の多摩川は暴れ川と呼ばれていたとか)

 1974年8月31日~9月1日にかけて台風16号の影響で多摩川の上流地域に集中豪雨が発生。
小田急線多摩川橋梁近くの下流側にある宿河原堰の影響で多摩川の左岸である狛江市側の堤防が決壊し大水害が発生しました。 今回アップした写真は堤防の一部決壊が始まった頃に撮影したものです。

小田急線の旧多摩川橋梁の橋脚が流されないか心配になるほどの異常水量がこの写真から見てとれます。

 

溢れんばかりの水量および激流となった多摩川橋梁  下り急行 最徐行で通過して行きました
2200形2連+2200形2連+9000形4連   登戸付近  1974.9.1.

同列車  多摩川の川崎側の堤防上付近を通過中  貸ボートも堤防上に避難

4000形変則5連の上り各駅停車 多摩川橋梁の上流側から

宿河原堰の二ケ領用水取込み口付近、今にも水が溢れてきそうな状態
右側奥の狛江市側では堤防の一部が決壊し多くの人々の姿が見えます

最終的には宿河原堰の一部を自衛隊による爆破処理で川の流路を変えましたが大変な被害がでました  対岸側が酷い状況になっています  1974.9.3.

 

今回は9月1日に因み、小田急線多摩川橋梁付近で発生した狛江水害に関する話題でした

 


京急600形606編成の試運転

2019-08-30 | 京急

 重要部検査で久里浜工場に入場中の606編成の出場前試運転が昨日8月29日に行われました。
外観を見ての変更はT車2両(606-3、4)の車輪交換、そして従来は車体正面と側面にあった(KEIKYU BLUE SKY TRAIN)のロゴマークがなくなっていたことに気が付きました。その他の変更点については分かりません。

606編成試運転列車  金沢文庫から久里浜工場に戻る
ロゴマークがなくなってスッキリ!   金沢文庫~金沢八景 20190829

車輪交換された606-3号車    側面も超スッキリ!

入場前の606編成  「KEIKYU BLUE SKY TRAIN」のロゴマーク付き
戸袋部分にロゴマークがあると使いにくいかも・・・    能見台~金沢文庫  201702

過去帳入りの光景  821編成との並び  南太田  201903

 

今回は京急600形606編成試運転の話題でした。

 


小田急5000形3次車 おとぼけ方向幕

2019-08-22 | 小田急

 今回は前回の5000形3次車のお話の番外編です。
小田急の通勤車両として初めて正式に冷房化されたのは1971年増備の5000形3次車5059~5062×4からです。 その中でも5062×4の小田原方先頭車5162の方向幕は登場時非常に見難いものでした。 何故だかしばらくこの状態が続いていました。新宿に行く際に途中駅で5162を発見して漸く写した写真が次の通りです。

新宿行き各停 5062編成5162  右の電車は2320形  東北沢


方向幕部分を拡大してみると何故だかわかりますか? 
幕の裏表が逆になっていました


今回は今の小田急では信じられないことがあった時代のお話でした。

 


小田急 最初の通勤型冷房車5000形3次車 

2019-08-19 | 小田急

 小田急の通勤型車両で本格的に冷房化されたのは1971年に増備された5000形3次車(5059~5062×4の16両)からでした。 HE車2478号車で3年間実車試験を行っていましたが京王線に遅れること3年、「遅かった」というのが利用者としての実感でした。

嬉しかった記憶はありますが滅多に乗れなかった・・・。 非冷房車との連結運転の際は屋根上の装置を確認してから選んで乗車したものです。(今では信じられません)

今回はその小田急最初の通勤冷房車5000形3次車をアップします。

5059×4 5159  参宮橋付近   3次車の屋根上には冷房装置の他にベンチレーターが取付けられていましたが後年には撤去されました(個人的にはお気に入りでしたが・・・)

5062×4 上り急行 本厚木 

5061×4+2493×4  下り急行 箱根湯本・江ノ島行き 玉川学園前付近
ベンチレーターが壮観でした!? Tc車には4個、M車には3個のようですね

5062×4 上り急行 本厚木 

 

今回は小田急で本格的に通勤冷房車として増備された5000形3次車の話題でした

 

 


小田急の通勤冷房試験車2478

2019-08-17 | 小田急

 今では通勤型電車にも冷房装置の取付けは常識となっていますが、小田急での正式な導入は1971年の5000形3次車からとなりました。隣を走る京王線に遅れること3年。

 正式導入に先立ち1968年から3年間、2400形HE車の小田原方2478号車に集約分散式冷風冷房装置5台を取付け実用試験を実施。 
車長16mに8000kcal/hの装置が5台とあってよーく冷えてました!

今回はその通勤冷房試験車2400形HE車2478号車をアップします。

多摩川橋梁を渡る青黄塗装時代の2478 下り各駅停車  登戸

車長16mのTc車の屋根上には装置がびっしり  登山線小田原付近

上り急行HE×2の8連  夏とあって2478は特に混んでました!  向ヶ丘遊園  
 

上り各停 高架化前の本厚木駅にて  今では信じられない寂しい感じの駅でした・・・

 多摩線で細々と最後の活躍をする2478 (五月台辺りかと?) 1985年撮影
撮影したこの年の11月30日付で廃車となりました

 最後は、箱根・江ノ島急行で活躍する雄姿を!!! 新百合ヶ丘~柿生


今回は小田急の通勤型車両冷房化の第一歩となった冷房試験車2400形2478号車の話題でした。