それは町役場「災害対策本部」で
高齢者の方で被災された方に対する支援を
担当部長と検討していると
急に数十人の集団が入って来た
何と
総理大臣被災地視察のためのルート確認の集団
他にも
何やら町職員に色々と指示をしているようだ
その光景はそう
踊る捜査線のワンシーンの
湾岸署に警視庁が捜査に介入するシーンと酷似している
湾岸署職員=町役場職員
警視庁キャリア組=総理視察同行組
私は思わず踊る大捜査線!と言ってしまった
その後町舎駐車場を見ると
町職員の方が総理が来町する2時間前から
雨の中駐車場係をやって
報道陣その他の方の誘導をしていた
少しでも本町の被災状況を各省庁の方にご理解頂き
総理自ら何らかの手を打って頂きたく
本町職員は真剣に対応していた
感謝・感謝
踊る捜査線と書くと、揶揄しているのかと思われるかも知れませんが。
実際の現場が非常に似ていて、皆様にわかりやすく表現させて頂きました。
決して揶揄しているわけではありません。
今回の南畑ダム140%報道にどうしても納得いかないので調べた。
何とそれには6/1~10/20の間に「夏期制限水位」が関係していた。
洪水調整目的で南畑ダムは平常時最高貯水水位標高286.6とし夏場は通常標高を標高274.6とし6M下げた高さを設定している。
それにより南畑ダムは夏場と冬場では同じ水カメなのに有効貯水量が変わります。
同じダムなのに有効貯水量が違うのです
夏期制限水位(標高274.6M)の時は3,650,000M3
通常制限水位(標高286.6M)は5,560,000M3
その差(6M)1,910,000M3を洪水対策として少なく夏場は設定しているのです。
今回の140%は夏場の夏期制限水位で計算すると140%になります
通常の制限水位で計算すると93.8%になるのです
ダムが危険か安全か判断するなら本来の容積で考えるべきではないでしょうか?
また土木関係者ならわかりますがダム決壊はあってはならないのです
決壊を回避するためには放水し続けるのは当然の処置です
今回の報道にはいささか疑問を感じました
調べれば調べるほど今回のダム管理者の素晴らしい働きに
感謝・感謝
今回の河川の氾濫は貯水量140%に達した
南畑ダムが放流した事によって起こったと
思われている方が多いのいで
簡単な説明を行います
①,南畑ダムは大雨時・320M3/See=毎秒320tの水(基本高水流量)
流入してくる洪水のうち195M3/Seeをダムに残し
下流へ125M3/See(計画高水流量)を放流することで
下流河川の氾濫を防ぐ様に設計されています
*この数値は洪水調整を目的としたダムには計画されています
②,夏場は夏期制限水位を6/1~10/20まで設けて
通常の制限水位より低くし、急な大雨にも備えています
*その差約6M
③,7/26の貯水率は9:00時点貯水率100%・11:00時点貯水率125%・12:00時点貯水率140%です
*140%と聞くと恐ろしいですが、常に管理者側には安全係数がありそれを超える事は出来ないのです。140%と聞くと数値が大きく戸惑うでしょうが、もし危険数値になればダム決壊の前に必ず放水します。
*140%の根拠が見えません。調べてご報告致します
④,7/26の放水率は8:30時点放水量46.5M3/See・10:40時点放水量25M3/See・12:30時点放水量125M3/See・18:20時点放水量108M3/Seeです
⑤,今光橋付近道路冠水を確認したのは10時30ごろ床下冠水は11:10頃このころ西隈役場付近が冠水しはじめました。12:30ごろから水位は下がって来ました
⑥,ダムの水が西隈・今光・片縄・付近まで来るのにどれぐらいの時間がかかるでしょうか
*西隈まで約50分程度、今光・片縄までは約70分程度だと推測されます
以上の事から今回のダムの決壊の危機で水の放流=氾濫ではなく南畑ダムは洪水調整という役目を立派に果たしました
私が福岡に来るきっかけになったのは、1984年南畑ダムを100万M3水が追加貯水できる低盤掘削工事に現場員として赴任したのです。
勿論より安全な治水を考え・実行するには五か山ダムは必要不可欠です
今回の災害を受けて町議会は
平成21年7月27日(月)午後1時30分
全員協議会を17名中16名出席で開催した
(27日午前10時30分招集連絡)
議題
1.災害状況の報告
7/24~26日にかけて大雨に対する町の対応
気象に関する警報・注意報発表・解除等の情報
7月24日(金)
17:09 大雨警報発令
19:00 災害対策本部設置
通報件数42件
7月25日(土)
通報件数45件
7月26日(日)
通報件数223件
6:35 大雨警報発令
6:40 那珂川町注意配備11名
7:30 災害警戒本部設置
7:45 災害対策本部(第二配備) 武末町長以下77名体制
8:30 南畑ダム放流 46.51M3/See(1秒間に46tの水を流す)
8:55 土砂災害警戒対象区域指定(福岡管区気象台発表)
9:00 グリーンピアなかがわキャンプ村より大人66人子ども50人計116人孤立状況連絡受信
9:40 洪水警報発令(福岡管区気象台発表)
9:50 災害対策本部(第三配備) 武末町長以下192名体制
10:40 南畑ダム放流 25M3/See
11:15 陸上自衛隊に出動要請
11:25 南畑地区の一部に孤立地区発生
11:30 町内全域に避難勧告(那珂川町災害対策本部)
消防団に出動要請 180人 土木協力会要請 88人
11:50~13:00
西隈区3世帯5人を消防ボートで救助
12:10 日赤福岡県支部に災害援助物資500セット受領に向かう
12:30 南畑ダム放流 125M3/See
*この時南畑ダムには366M3/See流入していました。また水量は144%に達していました
15:00 九州電力停電戸数 162戸
16:30 日赤より医師1人・看護師3人・主事2人救護班到着
16:40 救護班が避難地、南畑小・西畑公民館・山田公民館を巡回
16:40~18:10
自衛隊ヘリコプターにてグリーンピアなかがわキャンプ村孤立者搬送
18:20 南畑ダム放流 108M3/See
18:30 日赤福岡県支部より災害援護物資毛布・タオル300枚が配布される
19:05 洪水警報解除 (福岡管区気象台発表)
19:30 別所地区のみ避難勧告継続 (那珂川町災害対策本部)
その他の区は自主避難とする
21:15 土砂災害警戒区域解除 (福岡管区気象台発表)
21:30 九州電力停電戸数 85戸
21:30 避難者322世帯847人
21:30 南畑ダム放流 63.15M3/See
21:49 大雨警報解除 (福岡管区気象台発表)
22:00 避難者数内訳 南畑小(100人)・西畑地区公民館(38人)・山田公民館(80人)・寺倉公民館(22人)・今光公民館(3人)・上梶原公民館(14人)西隈公民館(6人)合計7ヵ所263人
22:30 全町自主避難に変更 (那珂川町災害対策本部)
22:50 山田地区公民館避難者全員帰宅
23:30 那珂川町災害対策本部規模縮小 (14名夜間待機)
7月27日
7:30 南畑小100人・西畑公民館38人・西隈6人に朝食配給
(上記の方々が避難所で一夜を明かした・その他の方は23:30までに帰宅されました)
*上記会場に役場職員数名が泊まり込み被災した方のアテントケアを行う
補足説明
*南畑ダムの放流によって那珂川が氾濫したと考えている方がいますが誤りです。ダムがあったから被害が少なかった。
*氾濫を少しでも小さい被害にするためにも現在建設中五か山ダムの早期完成を希望致します
*グリーンピアなかがわ救出のタイムラグはヘリによる救出よりも陸上からのより安全な救出方法の検討・天候判断などの様々な事を考えると成功と思います
*住宅に関わる災害床下浸水409世帯・床上浸水81世帯
*道路埋没5か所(これは後日確実に増えます)冠水23か所
今回私は、26日8時過ぎから22時45分まで災害対策本部を中心に現場にもかかわり議員として見させて頂きました。
本町職員の皆様は自分の乗用車が水没したにも関わらず献身的に働く方の姿には感服致しました。ここでは経過報告にとどめます。後日問題点の協議を行い皆様にご報告致します
関わった全ての皆様に
感謝・感謝
緊張感に包まれた災害対策本部
少し水は引きましたがボンネットまで上がった水
役場横駐車場
(役場職員と関係各位様車両)
最後に被災されました皆様にお見舞い申し上げます
私でお役に立つことはさせて頂きますのでご連絡ください
冠水した道を避け心配だった今光橋付近
ここは河川が増水すると
住宅地が冠水します
早めの呼びかけで
車両を高台に誘導するだけで被害が
多少軽減されます
(ホンの少しでしょうが)
橋の周りには心配そうな方々が
早く車の移動を呼びかけ
次の場所へ
ここがこの状況なら
あそこの高齢者宅がと思い再び上流に
車を走らせ向かうと
やはり川の水が住宅地に流れ込み
知り合いの高齢者の方に避難をして頂き
全町の状況を確認すべき
対策本部に向かうと
役場周辺が水没
御近所の取り残された高齢者の方の救出に
消防・警察・社会福祉協議会が素早い連携をとり
関係各位さまのおかげで無事救出
かなり水が引いた所で
本部に戻りました
間もなく企業からの救援物資
日赤の手厚いサポート
全てに
感謝・感謝
ブログ書き込み後車を走らせ役場に!
一昨日から出来ている災害対策本部に向かう
しかし今日の町に漂う空気が違う?
すでに、ここには緊張感が走っていた
私が到着した時地すべりの連絡!
地滑りは大小問わずに怖いです
水に押されて、よりも土に押されて
最近は土とコンクリートが同時に来ます
これは怖いですよ
那珂川の流れが濁流で多い
もう警戒水域を超えている
水と土砂と様々な漂流物が街を
現地にはすでに消防とその他対策の方々が
緊急作業に携わる皆さまには
心から感謝しています
近くを流れる支流は
今にも氾濫しそうな激流
この場所は20数年前氾濫し
住宅を飲み込んだ場所
近年の土木工事は素晴らしい進歩を歩み
水を素晴らしくいなした流れです
本日はここまで!
続きは明日
消防団をはじめ様々な皆様の働きに
感謝・感謝
皆さんウオーターキックって知っていますか?
通常は水泳の練習で使われる方法ですが
他の意味もあるのです
それはエンジンに水が入って動かなくなる現象です
今テレビを見ていると
007のボンドカーみたいに水没した道路を車で走り抜ける模様が
オンエアされていますが
危険極まりないし下手すると車は一発廃車!
浸水して来た水はとてもとても汚いです
都市部は特にご注意下さい
山間部は山の表面だけですが
街は地下の下水も混ざっています
そんなところに愛車をつける
座席の床まで水に浸かった車は
臭いし電気系統がもう駄目です
ましてや走行中ブレーキもまともに効きません
もしどうしても行かなければならない用事があるなら
タクシーで行きましょう
(空車は少ないですが)
100万もする車を査定0円にしますか?
その上レッカー代もかかるし
動かなくなった車と共に雨ざらしは
悲しいですよ!
今日も福岡は
大雨
ゲリラはもうゲリラを超えてテロリスト級
こんな日は家で家内安全に
感謝・感謝
PS:地域住民を守る為私は今からパトロールに車で出ます
昨日に引き続き第二回経済福祉常任委員会が開催された内容をご報告いたします
平成21年度7月22日 経済福祉常任委員会 報告事項
地域整備部
建設課
1,各事業の契約進捗状況
団地側溝整備事業・道路改良工事・県道改良工事・ミリカローデン駐車場工事などの進捗状況の説明を受ける
*スパーハローディーの前の歩車道は綺麗に整備されます
*ミリカ駐車場今年度には第三駐車場が完成します
産業課
1,緊急雇用対策事業について
進路支援事業・自然公園整備事業・その他3事業について説明を受ける
*募集人員8名中7名は町内在住者の方を雇用予定
都市計画課
1,公共施設等循環バス運行事業について
那珂川町地域公共交通会議にて利用促進策として回数券の発行と子ども・高齢者・障がい者に対して割引制度を設けました
小学生未満…無料
小学生、高齢者、障がい者150円⇒100円
回数券11枚つづりは10%割引
*個人的に思いましたが循環バス利用者は基本的に上記の方が主な対象者
最初の150円の料金設定を考えさせられます
2,(仮称)那珂川総合運動公園について
測量設計業務委託が契約されました
下水道課
1,各種事業契約、進捗状況について
国の補助を受けながら確実に実施されています
今回執行部には循環バス運行に伴い社会福祉協議会の無料送迎バスは同じ路線は廃止と説明を受けましたが、路線地図も無く地域住民に混乱を与える恐れがあるので早急に対応することを申し入れました。
第二回経済福祉常任委員会が開催されましたのでご報告いたします
平成21年度7月22日 経済福祉常任委員会 報告事項
健康福祉部
福祉課
1、第2期那珂川町障がい福祉計画計画について
障害者自立支援法にもとに策定されています
9月から各種関連団体に説明会が開催されます
高齢者支援課
1、後期高齢者医療について
7/10後期高齢者医療保険料決定通知書を送付した
普通徴収の方 1,500人
特別徴収の方 1,944人
計 3,444人
2、介護保険について
6/12介護保険料額決定通知書を送付した
普通徴収の方 1,012人
特別徴収の方 6,554人
計 7,566人
国(社保庁)のわかりにくい区分が現場の混乱を招いています
皆さま御自身の保険料のご確認は担当課で行えますのでお気軽にお越し下さい
*あまりの難しさで私もうまく説明できません
*特別徴収の方とは…年金からの口座引き落としの方です
子育て支援課
1、平成20年度実施の町立学童保育所利用者アンケート結果について
本町HPにて掲載中と説明がありましたが戻ってHPを確認しましたが見当たりません
たどりつかないHPは健在です
やっと見つけました!http://www.town.nakagawa.fukuoka.jp/cgi-bin/odb-get.exe/ankert.pdf?wit_oid=icityv2::Content::8709&wit_ctype=application/pdf&wit_jasminecharset=SHIFTJIS
国保年金健康課
1、新型インフルエンザ発生状況及び対策経過について
経緯と7/10本町発生時の対応の説明をうける
今回のインフルエンザは感染同居家族様のご協力により最小限にとどまりました
心から
感謝・感謝