北九州空港行って来ました
と言っても現場打合せのついで
行橋・田川は昔炭鉱とセメントで栄えた街
今もセメントは国内有数の規模
しかし今回の私の目当てはこの橋
海に出来た空港に九州出身の女性
がデザインした
この橋
この橋素晴らしい眺め!
海から橋まで高低差恐らく30M
これは鳶の感です
新松山埋立地の堤防の上を通る平面道路部の新設区間(延長4.5kmのうち1.1km)と新北九州空港連絡橋からなる。新北連絡橋は全線が北九州市外の苅田町内にあるが、北九州市が福岡県の分担すべき費用の半分を受け持ち、有料道路化を阻んだ。ちなみに分担割合は国2・市1・県1。新北連絡道路の総事業費687億円のうち520億円を占める。
新北連絡橋は延長3km(海上部2.1km)×幅員22m。北側に歩道があり、徒歩や自転車でも海を渡れる。橋梁形式は主橋部がモノコード式バランスドアーチ橋。側径間部が鋼床版連続箱桁橋。人工島へは桁橋だけで連絡できるはずで、アーチが構造上必要だとは思えない。橋梁の象徴性や景観調和に配慮した奢侈品にすぎないと考えていた。
本四高速鳴門管理センターの角和夫氏は、この部分は飾りではなく、構造上もっとも重要な役割を果たしているという。「計画から設計について指揮者として携わったわたしからすると心外」とお叱りがあった。アーチを挟んだ理由としては、橋の下の航路(高さ24m×幅130m)を確保する必要性が挙げられる。
「航路を確保する支持地盤となる岩盤層がちょうど隆起していること、桁橋の場合は支間長80mとなり、桁高3m・支間長210mならば、この区間だけ桁高を高くする必要があることから、海上部を同一桁高とするためにアーチ部材を配置した」(角氏)。象徴性を持たせたのは確かだが、因果関係が違う。生涯費用を考慮すれば総合的に有利になるともいう。