~晴寿々月~

日本舞踊、着物、歌舞伎、気になることを徒然に…
奈良の芸妓さんに地唄舞を習ってます♪

2012年 京都南座 顔見世興行

2013年01月22日 01時30分22秒 | お出掛け
2012/12/16 夜の部に行ってきました。

秀太郎さんと、仁左衛門さんと藤十郎さんと翫雀さん、扇雀さん。
そして勘九郎君と七之助君を観に行ってきました。


演目は、
 ・仮名手本忠臣蔵 五段目、六段目
 ・口上
 ・船弁慶
 ・関取千両幟

四条の高島屋さんでお弁当とお菓子を買って、南座へGo!
わくわくしますね。

南座の入口には、仁左衛門夫人もいらしてて、いつも素敵な着物姿をされているのですが
本日も素敵なお召し物でした。


チケット入手にちょっと出遅れたので、今回は2階の右側5番、6番の関です。
できれば1階席の方が舞台全体を見渡せるのでいいのですけれど
1階席は後ろの方とか、微妙な席しか残ってなかったのです。

今日の席は、舞台は近いし、正面が花道の七三の所ですし、
迫力がありました!


それでは、感想を書いてみますね。

仮名手本忠臣蔵 五段目、六段目
  仁左衛門さんの早野勘平、秀太郎さんのお才、愛之助の千崎弥五郎
  勘平は流石の安定感。随所にちりばめられた細かいお芝居に目が釘付けです!
  秀太郎さんのお才は、中心のお芝居が進行中でもお茶屋のお母さんらしい
 芝居をされてて見てて楽しかったです。
  らぶりんも若々しい一直線な感じが出てて良かったです。

口上
  大好きな藤十郎さんから始まった口上は全体的に5日の衝撃からは
 やや落ち着いているような感じを受けました。
  彌十郎さんは、勘九郎君とのエピソードを語ってくださったのですが
 他の方々はどうしても勘三郎さんの話になってました。
  それはそれで仕方がないとは思うのですけど、ちょっぴり淋しい。
  そして大好きな秀太郎さんは、小山三さん押しのお話をしてくださいました。

船弁慶
  団十郎さんの弁慶の藤十郎さんの義経。
 最近、私が観る藤十郎さんは義経ばっかりしているので、ちょっと残念。
 翫雀さんの義経でも楽しいのにな。って思ってしまう。
 まぁ。藤十郎さんを観たいなら”昼の部”を観に行きなさい。ということなのでしょう。

  勘九郎君の静御前と知盛の亡霊について
  静御前の時はお化粧がおっさんくさくて、ちょっぴり残念でした。
 でもでも、足遣いがすっごく綺麗で丁寧で、あんな足遣いができたらいいな。
 と、思いました。
  後半の知盛は、迫力がすごかった!!
  花道を端から端まで使って、弁慶の祈りに押されては戻り、押されては戻り。
 この押される際、舞台から揚幕の所まで後ろ向きに”たーっ”と下がっていくのですが、
 早い!勢いがある!!
 あの細い花道を後ろ向きに全力で下がるって、よくよくの稽古量なんだなー。
 そしてまた、薙刀を持って花道の揚幕前でくるくると旋回するのですが、
 ちょっとバランスを崩したり位置取りが悪ければ、幕をひっかけてしまいそう!!
 もちろんそんなことはなかったのですけど、迫力に圧倒された舞台でした。

関取千両幟
  翫雀さんの稲川次郎吉、橋之助の鉄ヶ嶽陀多右衛門の掛け合いというか
 なんというかが楽しい!
  孝太郎の女房っぷりがいい感じ♪
 やっぱりこういう世話物は、翫雀さんに合ってるなぁ。
 観てて安心しますもの。



着物話がいっぱいのブログは、こちらへ。
芸事の話はこちらへ。
私が楽しみにしている話が満載


ブログ村に参加しています。
にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装へ
応援よろしくお願いします。 
  


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
すごいよ! (今日兵衛)
2013-01-22 14:36:32
やればできる!!
ちゃんと更新回数増えてきました
さすが一番弟子のお姉さんです
ファンの一人として頼もしい
あっ、それから先日はありがとうございました
返信する
ありがとうございます (晴寿々月)
2013-01-23 02:16:24
今日兵衛さん。
お約束通り、コメントありがとうございます。
まだまだですが、頑張って更新しますね
返信する

コメントを投稿