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Beauty without bounty avails nought.

北の国の片隅でゆるゆる更新。

しあわせのパン/ 三島有紀子

2013年11月05日 | 趣味・娯楽
わたしが2年生のとき、高文連で朗読した小説です

今日はこの小説の映画化作品がNHKBSプレミアムでやっていたので、見てみました


小説で読んだときは、最初はあんまり面白いと思えなかったのですが、朗読するために何度も何度も読み返すうち、段々と細かい描写や丁寧な表現に気づけるようになってきて、結局はわたしのお気に入り小説のひとつとなっています
読んでいると気持ちがほっこりします


映画では、月浦の風景やりえさんの作る料理がしっかりと映されていて、より温かい雰囲気がつくられていました

小説との相違点もたくさん見つけられて、面白かったです

最初、一体誰の視点からの話になっているんだろう?と疑問に思いましたが、最後で納得しました

小説でぼかされていたその後のことが見られて、満足です

それでいて完結した終わりではなく、まだ水縞くんとりえさんの未来が予想できる形になっていて、本当に見ていて気持ちのいい作品でした

秋の夜長にあったかくして見るのがぴったりです(笑)

小説よりも切なさは軽減されていたはずなのですが、なんだか気づいたらぼろぼろ泣いていました

何度も読んで慣れているはずにも関わらず…それほどまでに心に訴えかけるモノがあるのですねー

魔法少女まどかマギカ新編ー叛逆の物語ー~感想

2013年10月27日 | 趣味・娯楽
※ネタバレ注意です※



今日は夕方から友人と一緒に『劇場版まどかマギカー叛逆の物語ー』を見てきました

映画館に入ると、まずまどマギのコラボセットを手にする女性客を発見
ポスターの前に置かれていたチラシはすっからかん、コラボガチャの前には行列…という光景が飛び込んできました
公開2日目だからでしょうか?
日曜日の夕方ということもあって年齢層は様々、中学生も居たようでした
友人のTwitterからの事前情報によると、見る前はワクワクだったのに見たあとはげんなり…とのこともあり、二人で身構えて視聴を開始しました

かいつまんで自分の気になった点や印象に残った点を書いていきます

まず冒頭の部分ではまどかの視点から始まり、内容としてはアニメのオープニングに近いものとなっていました
ですが会話の端々から歴史が書き換わっているらしいことを察することができます
しかしここでおかしいのは、アニメのラストでまどかは円環の理となったはず…まどかが存在しているはずはないということです
さらに、杏子が非常に協力的にマミ、さやか、まどかと共闘している点、さやかが魔女化していない点、シャルロッテが味方として存在しなおかつトドメを刺す役割を担っている点、キュウベエが「キュウ」としか喋らず人語を話さない点など、数々の『違和感』を与えます
そして、途中ほむらが転校してくるシーン
ここでもほむらがまどかのリボンをしていない、三つ編みである、オドオドしている…など、当初の姿に近いものとなっています
その後マミとは元々知り合いであった、時間操作の力を有している(アニメラストによるとまどかの力を受け継いでいるはず)、など、単純に歴史が書き換えられた世界ではない…ということをにおわせています

そして、魔法少女たちは「ナイトメア」なる存在と戦い、やがて「運命」に身を捧げる…という存在であると語られます
ここでも『違和感』があります
そう、「運命」に身を捧げた魔法少女はどうなるのか?ということ

もし書き換えられた後の世界なら魔法少女は円環の理に導かれ消滅するはず…ですが、なんとなくそんなようなことを言ってはいますが、魔法少女は全員生存しているため具体例が提示されておらず、説得力に欠けています
そのためか、魔法少女たちはみんな「遊びではない」と言いつつも戦うことについて疑問を抱かずむしろ楽しんでいるような節も見受けられました
それに、書き換えられた世界であればまどかは存在しないはずなのです
書き換えられていない世界であれば、杏子はマミと共闘などしていないでしょう
また、どちらの世界でも絶対にあり得ないこと、「ナイトメア」と戦っていることがあります
書き換えられた世界では魔法少女は「魔獣」と戦っており、それまでの世界では「魔女」と戦っていたのでした
よって、これらの根拠から、この世界はどちらの世界でもないことが分かります

さて、概ねそれまでアニメで展開されていたストーリーをふまえると、実に幸せそうで何の不安もなく、楽しい毎日を過ごしているような世界ですが、徐々に雲行きが怪しくなってきます
五人の会話シーンでは直接本人の姿ではなく、水面に映った影、シルエットなどで表されるようになり、キュウベエの目だけのアップ、ほむらの曇った顔など、映像からも不穏な気配が漂います

やがてほむらは今の生活が本当ではないのではないか、という疑問を持ち、杏子に相談を持ちかけます
恭子は自分の記憶が明確でないことに気づき始め、真相を確かめるべくほむらと二人街の外に出てみることになります
ここで、『違和感』がハッキリと形を現し出します
通常の街にはあり得ないような橋…どこかファンタジックな形状のバス…どこまで行っても同じ街に戻ってきてしまう…などなど
個人的にゾッとしたのは明らかに周りの景色もおかしくて異常なのに杏子が「次のバス停で降りる」ようなことを平然と言ってのけたシーンです
ここから狂気を感じさせるシーンが続き、一番印象に残っています

結局街から出られなかった二人は、真相に気がついていないふりをしてその場を去ります

ほむらは、ここが魔女の結界であると判断し、前の世界で魔女であったシャルロッテに狙いを定め攻撃をしかけます
そこで記憶の改ざんをされたマミがシャルロッテ(ことべべ)を守るため戦闘になります
激しい戦闘の末ほむらは頭に引き金を当て自殺をするように見せかけマミの油断を誘いソウルジェムではなく足を攻撃
これはほむらがマミを殺さないということが重要です
しかしマミはさらに裏をかいて攻撃を逃れていました

が、そこで異変が起こり戦闘は中断、代わりにさやかがやってきます
さやかは過去に魔女であるという理由でベベを狙うのは安易だ、と言いますが、ここでさやかは書き換わる前の世界を覚えていると判明
ほむらはさやかがここに存在しているはずがないと言ってさやかに攻撃をしかけますが、さやかはすぐに攻撃をかわし、「この幸せな世界に問題があるのか」「魔女はみんな悪者か」というようなこと言って去ります
本当に「さやかが言うと重みが違」いますね(笑)

そしてほむらはまどかと再び出会います
もうこのシーンから周りには魔女の僕らしきモノが居たりと普通の世界ではありません

ほむらはまどかと話し、まどかが本当はひとりで戦うのは怖いというまどかの「本心」と、ここにいるまどかは幻ではない紛れもないまどかであるということを知り、そしてひとりある真実に気がつきます

自分がすでに魔女化しているということ

魔女化したほむらは絶望に飲み込まれるようにして、徐々に街の姿を変えていきます
そこに現れたキュウベエから、キュウベエことインキュベーターがほむらの身体を干渉制御装置の中に移し、円環の理の干渉を防いで、円環の理に導かれなかった魔法少女がどうなるのか観察していたと聞かされます
ほむらはそのまま自らの体内に結界を作り魔女化、自分の望んだ人間を結界の中に引き込んだというわけです
ところが、現実には存在していない存在が結界の中に現れた、それがまどか、すなわち円環の理であるとインキュベーター達は気づき、円環の理の作用を観察し最終的に制御、支配に持ち込むことにします
つまり、円環の理を作用させずに魔法少女たちを魔女化させてさらなるエネルギーの搾取を目論んだということです(前の世界と同じ仕組みですね)
ほむらはまどかをインキュベーターの手に落とさないため、自ら呪いを進行させて浄化しきれないように、まどかに円環の理を使わせないようにします

が、円環の理に導かれ世界の因果から外れた存在であるベベとさやかが杏子とマミ、まどかを連れてほむらを救うため現れます

ここからは戦闘シーンでした

結局、インキュベーター達の干渉制御装置を破り、まどかはほむらを助け出します
現実世界に戻ったほむらは眠りについており、それを見守る杏子とマミのもとにベベ、さやか、そして円環の理がやってきて、ほむらを導こうとします

ここで終わればいい話だった…

ほむらは円環の理から人間だった頃のまどかをちぎりとり、そしてほむら自身は世界を書き換え神にあらがう存在…悪魔となって、全く新しい世界を作り上げます
新しい世界には近くにいた魔法少女たちをも巻き込んで

ほむらとまどかのポジションが入れ替わる形で新しい世界は始まります

さやかにまだリングが着いていたあたり、まだ魔法少女という概念は存在するようです

まどかは一瞬自分が円環の理であることを思い出しかけますが、ほむらはそれを阻止し、いつか自分とまどかは戦うことになるかもしれないと言いおきます

スタッフロールのあとに、街を前にして踊るほむらと、ボロボロになったキュウベエが倒れ込み、エンドでした
キュウベエは何かこきつかわれでもしたのでしょうかね?



と、事前情報のように落ち込む感じではありませんでしたが予想の斜め上を行くような、全く目が離せない内容となっていました

魔女の描写で「Welcometheater」とまどか文字で書かれていたのが遊び心があるなぁと思いましたが、今思えばほむらの作り出した虚像であるという伏線でしょうか

あと個人的にはナイトメアにとどめを刺すシーンがかわいいのと、変身シーンが笑えたけど杏子の変身シーンが某炎の中で踊らされる絵本のシーンと似ていて真顔になったの、キュウベエの群が一斉に「わけがわからないよ」、ほむらの「ダマリナサイ」、キュウベエざまぁwwwとかネタもたっぷり

うん…なんかすごかったです

ほむ………


追記10/30
こちらの記事でとても分かりやすく面白く書かれていたので、勝手ながらここにURLを載せておきます笑
「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語」感想(ネタバレあり)-gooブログ


どうも滞りがちなので

2013年02月18日 | 趣味・娯楽
というわけなので、深夜ですが更新します。


とはいえ、今テスト期間で勉強しないといけないので…

わたしのおすすめする音楽をどさっと載せていきたいと思います

しがない1ブログですが、ひとりでも多くのひとに届け、よき音楽!!


Party Rock Anthem - LMFAO [OFFICIAL LYRICS] http://www.youtube.com/watch?v=pIOOwhmkoLo

Switchfoot - Stars http://www.youtube.com/watch?v=Tv-5snutHG0

Three Days Grace - The Good Life http://www.youtube.com/watch?v=tzRk5EIHAoI

Computer Magic - Running http://www.youtube.com/watch?v=-lQh1kE0gfc

Zebrahead-Rescue me http://www.youtube.com/watch?v=sJjDA4D6vY4

The Script - The Man Who Can't Be Moved http://www.youtube.com/watch?v=gS9o1FAszdk


はい!

今回は洋楽あげてみました!


えっとちなみに、The Script、Zebrahead、Switchfootはおなじみ84のおすすめバンドでした

computermagicはGalileoGalileiのおすすめで、

最初のPARTY ROCK ANTHEMは去年の学祭で使われて大人気だった曲です
結構有名どころですね


three days graceはYouTubeで偶然発見しました(`・ω・´)
日本にも来たことあるみたいです


こんなところです!


他にもいいのあったら聴きたいので、ちょっとおすすめしたいのとかあったら教えてください(*´▽`*)なんて笑


次は邦楽もあげていこうと思います、機会があれば…(゜Д゜;)

いぬのえいが

2013年01月03日 | 趣味・娯楽
これは今さっき見ていた映画です

日テレ系列

小説の「present」知ってますか?
あれ読んでるときと同じ感覚でした

全部で11のストーリーがあって、犬を巡るお話です

全部ありえないくらい面白かったです

コメディもあれば、アニメもあり、友情物語もあり、ラブストーリーもあり、泣ける感動モノもあります

しかし特に秀逸だと思ったのはアニメで描かれた犬のチャイムのお話ですね
不覚にも泣きました

というか、後半は泣かされます

笑えるのもありますよ

バウリンガルっていう犬の気持ちを翻訳してくれる機械が実在するのですが、それを開発したっていう話ですね

もちろん本物とは違う描写がありますが、もう面白いですね


当時話題に挙がった映画なのかどうか私は知りませんが、面白かったですねーほんとに



深夜の映画って面白いですねー

生活リズム崩れますけど、まあ余裕のあるときはできるだけ見ていきたいですね




ちなみに今はNHKのプロフェッショナル仕事の流儀を見てます

ドキュメンタリー、映画、教育番組が今きてますよ、わたしの中で(笑)

けど色々なものに興味を持って損はないですよね

テクネTECHNE -映像の教室-/ 大人のピタゴラスイッチ

2013年01月03日 | 趣味・娯楽
眠かったはずなのに、偶然見ていた映画に引き込まれてしまいました
こんな時間だ…よしブログ更新だ


NHKがだいすきな管理人がお届けします
回し者じゃないよ


タイトルはNHKでやってる面白い番組です


テクネは映像に興味を持つ若者向けに分かりやすく面白く映像技術を教えてくれる番組です

今日は「タイポグラフィ」でした

簡単にいえば、文字をモチーフに映像をつくるって感じです

実は、今放送局で作ろうと思ってる映像があるんですけど、ちょっとみんなでやる前にタイポグラフィを使って試作品を作ってみようかなと思いました

実際のものにはきっとタイポグラフィは使えないと思うので(笑)

冬休みに空いた時間を使ってやってみよう

今日と明日の境目くらいに別のテーマで放送されると思うので、気になった人は見てみてください◎

テーマに沿った短い映像を紹介してくれたり、実際に若手クリエーターが映像を作る様子も見せてくれるので、映像なんか興味ねぇよって人も一気に引き込まれてしまうと思います(∀)


さて、次に大人のピタゴラスイッチです

まずテーマ演奏してる人たちに注目してください
一目で大人だなぁって思うので(笑)

少し分かりにくい難しめの概念をさくっと教えてくれちゃいます

今回はアルゴリズムの概念でした!

ダンゴムシのアルゴリズムは知ってたけど、テントウムシのアルゴリズムは知りませんでした

あとはあみだくじのこと


ぜひ大人のピタゴラスイッチを見てみてくださーい(^^)/