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Beauty without bounty avails nought.

北の国の片隅でゆるゆる更新。

うる星やつら2*ビューティフルドリーマー*

2014年03月29日 | 趣味・娯楽
父君と「学祭の前日がいちばん楽しい」という話をしていたときに、そういうテーマで作られた名作と言われるアニメがあるんだ、と教えられたので見てみました。

元々父君がサンデー読者で、高橋留美子作品は父君の本棚にたくさん並んでいます。それでわたしもうる星やつらは何度も読み返しました。
しかし『ビューティフルドリーマー』は劇場版オリジナルということで、さてどうなるのかなと。

まずイントロがちょっと唐突過ぎて、一瞬思考停止してしまいました。
その後に続く学祭の描写は、「うる星」のノリだなぁと思って見ていたのですが、漫画版の序盤の脇役がアニメではレギュラークラスになっていてちょっと面食らいました。
で、見続けていると何かがおかしいというか、違和感を感じました。
すぐに分かるのですが、いわゆるループものなんですね。何度も同じようなシーンが繰り返され、はじめに異常に気づいた温泉マークとサクラとの喫茶店での会話は視聴者に焦燥感を与えるようです。温泉マークとサクラと背景を、ぐるぐると交互に写し出すカメラ、だんだんと強くなる語調、浦島太郎のたとえ話、音楽相まってとても怖いです。
ループしていると明言されたあとはこの世界が現実ではない、異常であるという表現なのか、夢の中のような、竜宮城のような、SFシーンが増えます。
とくに印象的なのはしのぶが大量の風鈴の中に迷い込むシーンです。その後何事もなかったかのように再び学祭前日ループが始まるのが余計に怖いです。
サクラがループを打開するためにとった策、生徒の強制帰宅で、登場人物たちがどうしても家に帰れず何度も戻ってきてしまうシーンも釘付けになって見ましたね。
その後夜の学校に潜入し、本格的な異常に気づくシーン、これもループで、まあとにかく序盤はループの応酬ですね。
あとで調べたところによると、ここら辺の場面はありとあらゆる映像作品や絵画をオマージュしているみたいですね。サクラによる発言なんかも「メタ虚構」だったりするようで、これがラストシーンにも続いていて、エンディングの解釈を二通りに分けているみたいです。わたしは確認していないのですけれど…笑

さて、主要人物たちは面堂の戦闘機か何かに乗って友引町からの脱出を試みるのですが、そこで友引町が巨大なカメに乗って宇宙を飛んでいる様子を目にします。
ここで竜宮城の話が絡んできてるわけですが、正直マジでカメに乗ってるのかよと笑いました。笑

町に戻ったのち目に見えて町並みは荒廃していくのですが、そこはうる星キャラ、みんな即座に順応して楽しんでしまっているのです。
それはそれで楽しそうなんですけどね。
ところで、しばらくは世界終末期というか、シリアス描写なんですが、そこでのメガネの長台詞がとてもイイ。
『漂流教室』なんかでもぴったり来そうな声でした。

で、ですね。
なぜかしのぶと竜之介が消える、という事件が起き、主に面堂とサクラで真相に迫っていくんですが、まあすぐ分かるとおりラムの夢の中なわけです。
それを具現化させていたのが無邪鬼で、元の世界に戻るためにあたるが色々画策するのですが、無邪鬼による反撃でたくさんの悪夢を見せられるんですね。
あ、この元の世界に戻るためにハーレムを作ってもらおうとあたるが言った言葉、「他の女の子同様ラムにもきっちり惚れとる!ラムのいないハーレムなんて肉のない牛丼と一緒じゃ!」が結構胸打たれました。ハーレムが突然出てくるとかすごくちげはぐな文章に見えますが、見た人なら意味が分かります。
(ちなみに無邪鬼とラムの出会いは水族館ですが、これも竜宮城に絡んでいるんですかね)
話を戻します。
この悪夢、第1話だったり、コールドスリープの話だったり、短く怒濤のように押し寄せてきて目まぐるしいです。その勢いがいちばん最悪な悪夢で終わり、一転まるで世界創世期というか夢の中というか生物の体内というか形容しがたい場所に変わり、あたるに向かって無邪鬼が長々と語りかけます。「夢で良かったと思いましたやろ?」「夢の中なら何度でもやり直しがきく」「ずっと夢を見ていればいい」とか。それでも元の世界に帰ると決意したあたるのもとに、白い服の少女が現れます。思わせぶりに話の序盤から登場しているこの子、あたるに帰り方を教え、最後に帽子を取って「責任とってね」と言います。そう、ラムちゃんです。この夢の本体みたいなものでしょうか。

で、学祭準備で学校に泊まり込んでいるところで目が覚めて、ラムが「みんなでずっと楽しく過ごす夢を見た」と言い、あたるが「それは夢だ、夢なんだよ」と返し、キスを…しようとしているところを面堂その他に見られ結局 ドタバタする、というエンディング。

コレ、最後は現実に戻った説とまだ夢の中かも知れない説に分かれているっぽいです。前述のサクラの台詞に気を付けていれば、学校の階数が違うことに気づけるみたいですね。

全体的に『胡蝶の夢』や『浦島太郎』、その他(さっきも書きましたが)絵画へのオマージュが見てとれ、かなり気合いを入れて作ったんだろうな…と思います。すごく芸術性溢れると思いますね。
でも、うる星やつらっぽくない。
うる星やつらだと思いにくい。
そこが多分好き嫌い分かれるところだと思いますね~。
まあうる星やつらでないとここまで突飛なことはできないと思いますけど。笑

と、いうような感じです。
ただの感想垂れ流し。

或る感覚/Alicepack/ame full orchestra

2014年03月22日 | 趣味・娯楽
タイトル御三方のライブに行ってきました!in spiritual lounge
waltzというイベントなんです。

わたしのお目当ては或る感覚でした。
というのも、或る感覚は今回北海道初上陸!
さらに、CDリリースツアーでもあり、このCDは会場限定CDなのです。
これはもう行くしかない…!

とはいえ、もちろんAlicepackとアメフルも気になっておりました。
Alicepackはお名前だけインターネットで札バンを検索していたときに拝見していましたし、アメフルはMondaysickが解散するときに知りました。

実際聴いてみて、二バンドともかっこよかったです。

Alicepackはインストバンドでした。色んな曲調があって、あとMCも親しみやすかったです。
ただ、近々解散してしまうというのが残念…せっかく知ったのに。

アメフルはなんだかとても落ち着いた雰囲気を醸し出していて、でも曲は激しく歌は透き通りっていう大人な感じでした。

そして或る感覚、まあどうしてもわたしが或る感覚寄りなんで熱入って書いてしまうのですが…笑
思っていたよりも荒ぶるトークではありませんでしたが、それでもお客さんに話しかけるスタイルや、vo.ロンさんの誕生日の話(3/22誕)、すごく面白かったです。
で、何よりも曲が楽しくて!みんなノってて!
とくに関東一のカッティングと自負する「鬼」は最高でした!

と、いう感じです。

グッズ。口Tシャツも買えばよかった…。

マリアビートル/伊坂幸太郎

2014年03月07日 | 趣味・娯楽
読みました。

これは『グラスホッパー』の続編に当たる作品で、新幹線の車内で繰り広げられる殺し屋たちの物語です。

二人組の殺し屋、蜜柑と檸檬。
不運の殺し屋、てんとう虫こと七尾。
冷徹な中学生、王子。
王子に復讐をする男、木村。

この五人が代わる代わる語り手を担い、それぞれの視点からストーリーは進むわけですが、この五人以外にも重要人物は呆れるほど多くいます。

たとえば、前作からの続投出演、押し屋の槿や鈴木も含め、蝉、岩西、桃、スズメバチ、寺原、劇団など『グラスホッパー』でおなじみの名前が勢揃いです。
さらに、この小説が侮れないのは、登場人物達は皆役割を持っていて、いわゆるモブという存在がほとんどいないこと。
新幹線という空間の中で、それぞれが思惑を抱いて行動し、交錯していく。
まさに謳い文句通り「殺し屋達の協奏曲」なわけです。

伊坂作品のキャラクターはどれも魅力的で印象に残ります。
が、『マリアビートル』の登場人物達は一際強烈。
しかも、おそらくは意図して対比の構造になっていると思われます。
慎重派の蜜柑と大雑把な檸檬(作中によれば、典型的なA型とB型)、ついてない男七尾とラッキーボーイ王子、というように。
その対称加減が絶妙で、彼らが会話をするごとに場面に活き活きとしたテンポを生み出しています。

そして、その彼らの独特の個性は戦況にも影響し、一見誰かに有利な展開に思えても他の誰かが加わることで状況は一変する、ということは少なくありません。
そういうわけで、誰が敵で誰が味方なのか、ごちゃ混ぜになっていくような話の中で、謎は深まっていき、そして一気に解決するのです。

そして、小説の中で繰り返し王子が問う「どうして人を殺してはいけないの?」という質問。
作中では大人達が色々な答えを出していて、そのどれもが己の信念や考えに基づいているものです。
従って、これが答えだ、と明示されているものはないと思うのですが

わたしが気になったのは「そういう質問は大人を気取った子供の『麻疹』みたいなものだ」ということばです。
『死神の浮力』にも『麻疹』というワードが出てきた気がするなぁ、と考えたところで、『グラスホッパー』『首折り男の周辺』を基にした漫画『Waltz』にも『麻疹』という単語が出てきた、と思い出しました。
何が言いたいかっていうと、わたしは伊坂が大きなテーマとして考えているものが『麻疹』という単語で表されているんじゃないのかな、と思ったわけで。
それが何なのかは掴めていないのでもっと本読みたいと思いますってことです。ハイ。


やっぱりとりとめのない文章で終わってしまいました。残念。

死神の浮力/伊坂幸太郎

2014年03月05日 | 趣味・娯楽
伊坂作品の繁栄を願って。

卒業祝いに父君に買って貰いました。
念願の単行本!
わたしは文庫本より単行本派なのです。
自分で買うときは金銭面の問題で文庫本ですけれどね。

わたしは伊坂幸太郎さんの小説のファンなのですが(と何回発言したか覚えていない)中でも『死神の精度』はすごく印象に残っていて、とてもお気に入りの作品なのです。
この『死神の浮力』は続編に当たる作品で、前作では短編集という形を取っていましたが今回は長編小説となっております。

簡単に説明させていただくと、

・人間が死に近づいたとき、『死神』がやってきて「その人間が死ぬべきであるかどうか」を7日間調査する。
・『可』の報告を出された人間は翌8日目に死亡する。
・調査期間7日間の間調査対象は死なない

というのが根本設定です。

前回では主人公の死神・千葉が調査をしながら人間達の運命を見届けていき、小説内でその人間達の人生がリンクしていく、というものでした。
今回は丸々一冊を、娘を殺された山野辺夫妻の7日間に注ぎ込んでいます。

(どうしても前作『死神の精度』との比較になってしまうことをご了承ください)

前作ではほとんどの話が千葉目線で進行し、人間達の心理や行動を少々ズレた目線で(?)客観的に見つめ各々の人間固有の『情』や死に様、運命の絡んでいく様子などを描いていた、伊坂作品では少々珍しい、比較的わかりやすいテーマの、なんといいますかエンターテイメント小説でした。
しかし今回は一冊にわたって「『死』とは何か?」という問いかけが何度も繰り返されていて、より『死』の存在について言及しているようです。

ざっくりとしたあらすじは、
娘を殺された作家の山野辺夫妻による容疑者への敵討ち
です

敵討ちはピンチの連続で、それをどう切り抜けていくのか、という部分は読んでいてスリルがあり、『死』云々をなしにしてもそれだけで楽しめそうです。
作品自体はなかなかブラックな表現も多く、読む人によっては不快感を覚える内容もあるかもしれませんが、全体的にコミカルに描かれていてそれほど心臓に悪いという感じはありません。
何より、調査期間の7日間はなにがあっても死なないのです。だから割と安心して読めます。

内容をあんまり言うと面白くないので書きませんが、今回は千葉以外にも何人か死神が登場していて、それが敵討ちに深く関わってきたりします。前回も千葉以外の死神は出てきましたが、こんなに物語に重要なポジションではありませんでした。
あとは、今回の設定では死神サイドの事情がかなり重要になってきます。
前作よりも死神たちのことを知ることができます。

ううん、ネタバレしないように書くのって難しいですね。
もっと精進します。


読んでいて感じたのは、主人公が作家だからなのか分かりませんがパスカルやカントなど哲学者の言葉の引用がとても多いことです。
彼らの言葉を用いて、『死』の存在と『死』との向き合い方についての考えが述べられています。
作中では「『死』は怖いが怖くない」と繰り返し言われていて、ある意味それが真理であるようです。
主人公が幼少期に「死んだらどうなるのか」と父親に尋ねるシーンがありますが、わたしにも同じことをした覚えがあって懐かしくなりましたね。誰しもがあることなのでしょうか?ちなみに、さらに『死』について考えるのは思春期の麻疹であると揶揄されていますがこれも思い当たる節がありますね(笑)
で、もうひとつこの作品のキーワードであるのが『二十五人に一人の良心を持たない人間』です。(死神達は『良心』を『両親』と勘違いしてしまうことが多いようです。小説ならではのことば遊びですね)
いわゆるサイコパスというやつで、敵討ち相手の本城がこれに当たるとされています。
良心を持たない人間は他人を顧みないので何でもできる、最強だ。ということらしいので、この最強の相手との戦いは苦難を強いられるわけです。
その戦いにおいて、良心を持たない『人間』ではない千葉が(結果的に)大活躍するのです。
結構スカッとします。爽快。
あとですね、ちらほら『死神の精度』とリンクする部分もあって、前作を読んでいるとさらに楽しめます。
勿論これ一冊でも充分面白いですが、千葉というキャラクターの魅力を全部知るためには二冊読みが必須ですね(笑)

そういう感じです。
とりとめのない文章。

ところで、久々に伊坂小説を読みましたがやっぱりわたしは伊坂作品独特の言い回しがすきです。

以上。


追記
前の記事でのコメント返信harunohane7000はわたしこと管理人USAKIです。
名前入力忘れました。

【レビュー】夢と狂気の王国

2013年12月29日 | 趣味・娯楽
書くことないので、割と前に見に行った映画のお話をします




わたしはとてもジブリがすきなので、「風立ちぬ」「かぐや姫の物語」「夢と狂気の王国」と、ジブリ関連作品が連続して公開されるこの秋をとても楽しみにしていました

で、12月の中盤頃?に「夢と狂気の王国」を見に行ってきたわけです
このジブリ三連弾のフィナーレでした

やはりドキュメンタリーは人気がない…もとい、興味を持っている方々が少なかったのか、わたしと、一緒に見に行った友人含め10人にも満たない程度しかお客さんが入っていませんでした
(もしかしたら時期も関係しているのかもしれませんが…。公開されてからしばらく経っていたし、夜7時からの上映だった)

それはそれで実に静かで、落ち着いて映画に臨めましたし、集中できました

話は逸れますが、わたしはドキュメントというものが苦手でした
一年生のときなどは、放送の大会でドキュメント部門の作品を聞いているときに眠りに落ちていましたし、自分で作ったのもほとんどドラマだけだったので
三年生になった今では、ちゃんと批評もできますし良し悪しも分かりますよ

まあそういうことなので、今回寝てしまわないか不安でしたが…
約二時間があっという間に過ぎてしまうほど興味深く視聴できました

コンセプトが「スタジオジブリを探検」という感じなだけあって、全体的に「人間の目を通した視点」のような構成になっていました
NHKでも何度かジブリのドキュメントは作られていて、わたしもチェックしていましたが、あっちの方はどちらかというと「解き明かす」「意図を探る」という悪く言えば打算的な構成です
単純にドキュメントとして捉えるのであればNHKの方が臨場感やテーマのまとめ方はやっぱり一流です
でも、「夢と狂気の王国」で求めているのはそういうことではなく、「スタジオジブリのことをもっと知りたい!」みたいな純粋な探求心に基づいて作られているのかなと、そういう風に解釈しました

手持ちカメラであちこちを見て回る麻美さんの姿が目に浮かぶような撮り方で映画は進行していきます
画面全体は温かみがあり、心なしか駿さんもフレンドリーにカメラ(麻美さん)に話しかけているように見えます
着眼点も一時間番組では絶対に写さないようなところ…たとえばネコさんとか、ヤクルトレディさんとの会話の様子とか。そんな場面も積極的に写していくことで、スタジオジブリという場所を身近に感じさせています

でも実はコレ、それだけの意味しか持たないカットではありません

ネコさんはスタジオジブリの中を自由気ままに歩き回りますが、作業現場には絶対に入らないのだそうです
それはタイトルにもある通り、スタジオジブリというアニメーションを作り出す場が「(ネコが訪れるという)まるで夢のような場所」であり「(そのネコすらも近寄らない)狂気を孕んだ場所」でもあるということが示唆されていますね(考えすぎでしょうか?)

ヤクルトレディさんとの会話では宮崎駿さんが自らの年齢について一言言う場面が引き出されており、今回の引退についてのコメントであると解釈もできます

また、ドキュメントらしくスタッフさんにインタビュー(というか、作中では質問に近い)している場面ではスタジオジブリで働くということの現実を語っていたりもしています
こういうコメントは、テレビで放送しているような番組で使われることは多分滅多にありません
映画の最後に連なってクレジットされる名前よりも、「原作」や「監督」とか「プロデューサー」とか、ひとつの肩書きの元に目立つようにクレジットされている人間のインタビューをたくさん撮って視聴率を稼ぎたいからです(我ながらひどい物言いだ…)
正直なところ、我々放送部の立場としてもネームバリューのあるなんかスゴイひとからコメント取れた方が嬉しいですし、張り切って構成に組み込んでしまいます
でも、コレは映画です。「冒険」というテーマに基づいた作品です
そのためには、たとえ注目されなかろうがイラストレーターやマネージャー?のコメントが必要でした
そのコメントがなければこの「夢と狂気の王国」という作品は完成しなかったのです

と、いうように、他のジブリドキュメントにはあまりない構成でありまして、本当に面白い仕上がりになっていたのです

あと特筆すべき点は、次作品の制作の話…「かぐや姫の物語」のことではありません
そう、さらっと流されていましたがそんな話ももう鈴木さんは持ちかけているみたいなのです
まだまだ未定、という感じでしたが…

なんとなく、若い世代への交代を予感させます


今回のレビューでは主に構成や解釈について書きましたが、わたしはこの映画をもっと純粋に見て、それからもう一度じっくり考えるという見方をお勧めします
わたしはもう職業病というか部活病みたいなモノで、斜めからしか作品を鑑賞することが出来なくなっているのですが…
コレはもっと、暖かくてわくわくしてキラキラした、かわいい映画です
ジブリが余計にすきになれるような、そんな映画です

ので、とりあえずこの記事を読んでくださった方は、この記事の内容を一度きれいさっぱり忘れてから「夢と狂気の王国」を見てもらって、それからもう一度わたしの戯れ言を思い出しつつ心の中で反論でも同調でもして、ジブリに思いを馳せて欲しいなぁと思います

何が言いたいのかと言うと、ようするに面白いから見てみてくださいってことでした。まる。