花がいっぱい。

どんな花も無心に
咲いているから素敵なんだって。
無心になんかなれないよ。
どれもこれも気になっちゃってるんです

レオ・レオニ 絵本のしごと

2013年07月17日 | きまま
オーチャードに行く前に、Bunkamuraザ・ミュージアムで開かれている展覧会「レオ・レオニ 絵本のしごと」へ

最近の小学生の教科書にレオ・レオニの絵本『スイミー』が掲載されているようですが、私が名前を知ったのは、本屋さんかなあ。
でもその前に、
「あおくん と きいろちゃん」の絵本です。
たぶん学生時代だったか、日本では幼児用の絵本は、海外に比べて安易に制作されていたって。
色を大事にしていないということでした。
それは、信号機ではないけれど、緑を青といったり、赤と朱があってもすべて赤といってたり、といったなかにこの「あおくん と きいろちゃん」という色をタイトルにした本があるけれど、日本ではこの色が曖昧に印刷されている。ってかんじのことだったように覚えているのです。

そのご、その本を描いた人が、リアルだけど可愛いネズミを書いているって本屋で知ったのです。
名前はレオ・レオニ。

今回その人の展示会ってことで、オーチャードで「ドリアン グレイ」を見る前に行ってみよう。ってかんじででかけたのです。

そこで知ったレオ・レオニ。
『オランダで生まれ、イタリアでグラフィック・デザイナーとして活躍後、戦争のため1939年にアメリカへ移住、そこで初めて絵本の世界に足を踏み入れました。あおときいろの紙きれの友情を描いた『あおくんときいろちゃん』でデビューした』ってそうなのかあってはじまって
まず代表的なネズミくん『フレデリック』が、切り絵/ちぎり絵だったのかアって。
日本でもいもとようこさんが、和紙のちぎり絵で描かれているの知っておりましたが、
この人もそうなのかあってね。

でもほかの絵本では
水彩、油彩、コラージュなどさまざまな描き方をしていることを今回知りました。
その描かれた動物、生物、いしころまでも生き生きしておりました。

だたね、残念だったのは展示方法。
これはまずだれを対象にしてるかな?って
大人でも楽しめるってことだから、子供を主体にしてる?
いやそれじゃあ、この展示の高さは、高すぎるでしょ。
あくまでも大人が立ってみる眼の高さ。
子供が見るには首がつかれちゃう。絵本の高さとはとても言いがたい。

それで話もしょうかいしているものの、絵画1枚1枚の展示という形で、
絵本を紹介してるとは少々言いがたい。

いろいろな技法もすべてをしょうかいしてるのでもなくって
借りてきた作品もっと素敵な展示方法はなかったのかしらん?
ってね。

たくさんのお父さんやお母さんといっしに子供たちみてたけど
どうだったのかなあ?

アニメとはちがう絵本の世界。大事にしてほしいなっておもうところ。

一方、レオ・レオニのフレデリックになにか「くまもん」を重ねてしまいました(笑)
あおくんときいろちゃん (至光社国際版絵本)
藤田 圭雄
至光社



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