花がいっぱい。

どんな花も無心に
咲いているから素敵なんだって。
無心になんかなれないよ。
どれもこれも気になっちゃってるんです

オペラ「フィデリオ」

2013年11月26日 | 芝居
日曜日24日
日生劇場にオペラ「フィデリオ」を見に息ました。
日生劇場開場50周年記念事業のメイン・イベントというオペラ「リア」と並んで講演された「フィデリオ」

日生劇場杮落しの際に、ベルリン・ドイツ・オペラ引っ越し公演によって上演されたのが、オペラ「フィデリオ」なんだそうです。
今回は
指揮 飯守 泰次郎
演出 三浦 安浩
でということでした。
「フィデリオ」は、ベートーヴェンが手掛けた唯一のオペラ作品ということを今回知りました。
そしてこの作品は、
日生のサイトに「音楽的にも素晴らしい作品ですが、娯楽的な意味合いが薄くなかなか人気上演演目というわけにはいかないようです。
しかし、「苦悩から勝利へ」というベートーヴェンが生涯追い求めたテーマが結実した傑作であり、だからこそ、日生劇場の杮落しにベルリン・ドイツ・オペラが選んだオペラとなったわけです。」っとあり、
見終わって、知ったのですが、1週間後の11月28日と30日に横浜音祭り2013クロージング企画として「フィデリオ」がコンサート形式て パーヴォ・ヤルヴィ指揮 ドイツ・ カンマーフィルハーモニー管弦楽団によって演奏されるとかって。
こけら落としやクロージング向きなのね。きっっとと思ったわけですが、
今回演奏は、よかったものの演出がいまいちのような。現代風にアレンジされていたものの、何かにおいて不必要だったのでは?っと思ってしまったのでした。

時は16世紀。舞台はスペインというのが、ベートーベンが選んだ舞台だったようですが、今回の舞台は21世紀ってところだったのでしょうか?
女性が男装して夫を閉じ込められた牢屋?から救い出す。という話ですが(これは短すぎな解説でしょうけれど)
男装した女性が再び女性にもどるのに、なんで服脱ぐの?ってどうせなら話の前後はあわないかもですが、1度舞台からはけたときにドレスやワンピースになればいいじゃない?
ってくらいに、なんでそうするかなあ?って思ったり、
救われた男性が、胸当てをあてるけどこれは騎士の防具である 胸当てなのかもですが、20世紀それはないよ。最初三角巾??って
ほかにもせっかくの作品なにか演出がうまく出演者とあっていないような、演奏者ともかな・・・っと

思っていたらオペラでブーイング??
奇妙な声が最後にあがっていました。

この日皇太子が見に来てましたけどねえ。

帰りに日生のこけら落とし公演時の「フィデリオ」の写真が掲載されていたパンフが展示されていましたが、このままでもよかったんじゃない?って思わず。

古典を新しいイメージで作り上げるという熱意はわかりますが、それがいい方ではなく、あえてしなくてよかったんじゃないの?リメイクの失敗じゃないの?
ってビギナーながら首を傾げてしまいました。


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