花がいっぱい。

どんな花も無心に
咲いているから素敵なんだって。
無心になんかなれないよ。
どれもこれも気になっちゃってるんです

スイッチを押すとき~君たちはなぜ生きているんだ?~

2007年10月29日 | 芝居
2006年7月に青山円形劇場にて上演されて今回新たな作品としての上演とのこと。
前回のことや、山田悠介の原作は知らないでこの舞台を見た。

脚本・演出:岡本貴也
出演:永山たかし 肘井美佳  柳下大 MITSU 
   神崎詩織 桐山漣 吉田友一  黒田アーサー


ある意味ショッキングなストーリーながら、舞台においては、ちょっと強引な展開に思える作品だった。
ステージは、小劇場の中央に作られ、四方に客席が設けられている。
これは、青山円形劇場のときと一緒なのだろう。
開演時間になると、ステージ上には若者たちが、なんやら遊んでいる。
だがその遊びたるや、鉛筆を転がしていたり 、
紙飛行機を飛ばしていたり、年齢に相応しくない幼い遊びだ。
そこに登場する一人の男。その彼が厳しいのか、誰もが怖がっている。
はて?ここはどんな場所何だ?
という原作知らずの私は???
やがてそこが、人間がいかにして命を絶つか、
10才子供の時、無差別に収容されてしまった生態観察収容所と
でもいったところだろうか。
自殺するために作られたスイッチを持たされ、彼らは次々とスイッチを押す。
そのプロジェクは大きな成果を上げいるようだった。
しかし、この場所にのこっていた6人の子供達は??
というストーリーを理解したものの、
これって、どこかの秘密組織?
と思いきや、この子達が逃げようものなら警察につかまる・・ってことは
オープンのシステム?
さらに10歳で親から・・いや大人から引き離された子供が、
どうも外の世界から隔離されて、死を選ぶっていってもねえ・・
人間としてしっかり成長しているわけでもなく知性、
いわゆる物事に対しての分別も育っているとも思えぬ、
彼等の自殺に対し・・いろいろいわれてもねえ・・と
2時間の舞台ということで、はしょった場所があるのだろうか?
と、半ば首をかしげながら・・も
多少・・昨今の若者像ってこうなのかな?と感じた。

客席も、比較的10代から20代前半の女性が多いのは
出演者のせいか?それともストーリーが、若者に受けているからなのか??

今回この公演のチケットが、割引価格で購入でき、またD☆DのMITSUクンの
名前があったからだった。
そのMITSUクン、舞台上では、アカペラの歌も優しくきこえ
D☆Dで見るより芝居もいい。
D☆Dのメンバーは、ばら売りのほうがいいのか?
そんなコトを思った舞台だった。


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