花がいっぱい。

どんな花も無心に
咲いているから素敵なんだって。
無心になんかなれないよ。
どれもこれも気になっちゃってるんです

ミス・サイゴン 8

2008年08月12日 | ミュージカル
11日 やっぱり見にいこう!と最近購入したチケット。
場所はB席。やっぱり4000円席でしょ。

私の見たいキャスト 
ジョン 坂元健児 クリス 藤岡正明 トゥイ 泉見洋平の
そろっている日。
この日のエンジニア 橋本さとし キム 笹本玲奈 エレン シルビアグラブ

後ほどのイベントで知ったのだが、橋本エンジニアはこの日
笹本キム、藤岡クリス シルビアエレンと初組み合わせだったそうな。
私はこの日が初シルビアエレンだったのだが。

私は、橋本エンジニアというのが、実はエンジニア像としては、
一番こういう人かな?という印象がある。

ただし、今のところ一番数多いのが市村エンジニアで、 
エンジニアとしてのインパクトは市村エンジニアではあるのだけれど。

フランスとの混血児で、クリスを小僧と呼び、最初の登場でしっかりサイゴンは
あと数日で陥落することを知るしたたかな社会情勢を得ているんですね。

・・でもさあ、今回子役のタムたしかにかわいいけど、
藤岡クリスとベトナム人のキムの子じゃさあ・・生まれてくる子はアジア系でしょう。
ちょっと見アメリカ人には見えないでじょ・・って妙な突っ込み。

そこが一番見た目感覚の突っ込みなんですが・・

キム・・親が死んでトゥイとの婚約破棄っていって、クリスと結婚(?)
親の言うこと守らないで、アメリカ人との子供が出来て、やがて
アメリカ行きを夢見ていてさ・・結局トゥイがいくら子供殺そうとしたからって
自己いや子供の防衛といいつつ、やっぱりそこには彼を殺した罪は残るもので、因果応報。ある時「両親にお守りください」はないよねえ・・。
それにあれで、一応彼が来たからタムは、アメリカへってなるんだろうけど
クリスがこなかったらどうしたんだろ? レミゼのファンティヌになりかねない。
ひょっとしてキムってファンテとイコールか?

まあ彼女にとって親の期待を裏切ったのはトゥイのせいってことなわけで・・。
行くら彼がベトコンになったからってさあ。
最初の登場は、その彼も、そう偉くなさそうなのに、彼女に振られてきっと君のためにともっと偉くなって君の前に現れればキムは考え変えてくれるって思っていた単純な青年だったんだろうなあ。

それを全て戦争が・・でいってしまっていんだろうかしらん?
これは、もう台本へのつっこみか?

誰もがエンジニアみたいにしたたか、アメリカ行って一花咲かせようというという気持ちはさらさらなかったんだろうけど。

でもひょっとして演じ手によって解釈違って違うかも・・は
前回の知念キムのちょとお馬鹿キャラ、ノー天気キャラキムだったら、
その時のご都合でポジディブ思考で物事とらえるかもと。

でやっぱりクリスって男、いい加減だなあ・・。
たしかにさ、あのベトナムで正気ではいられなかったところで
キムという女の子を見初めて・・結婚するつもりはあったものの、
結局出来ずに・・帰ってきてたら失語症になったようだけど・・
それって、彼女を捨ててきた罪の意識からなのか?
あれは夢幻・・エレンと出会いもう一度人生やりなおそうって、
いいけどさあ・・やっぱりねえ。
その時の彼女がでてきちゃって・・あれは過去の女だ!じゃねえ。
ジョンに娼婦の・・って言われた時娼婦じゃない!って言ってたのに、
ねえ・・。
けこう彼も単純な・・好青年?

ジョンみたいに、遊びもそれなり、仕事もそれなり、そして社会貢献もって
このジョンって奥さんいるのかなあ?子供は?
こいつだけわからん。
エンジニアと違って本当に世の中、上手く立ち回ってる
情報網までしっかりしてて、キムの存在も突き止めちゃうし。
庶民派ジョンであるながら・・世渡りやたら上手いジョン?

今日のキャストのみなさん好きなんだけど・・・
芝居的には、クリス、キム、エレンそしてトゥイもなんだけど
「甘すぎる」ってジョンになっちゃう。
自分勝手な人間ばかり・・。
自分に良い様にしか考えてない物語におもえてならなかった。

なにか、人物がかるいんだよなあ・・。
いや軽すぎたほうが、これには・・って疲れていろいろおもいながら・・
好きなのに納得できないジレンマが文章もイマイチで・・すいません。

まあ、深く考えず・・よかった・・にしとこうかな。

入り口壁にはレミゼのポスターが唐突に飾られていた