今朝、ちょっとした外出のために家を出た時、玄関先でふと薔薇の香りが風に乗って漂ってくるのを感じた。玄関の階段の両側にはいずれも四季咲きの「イントリーグ」と「芳純」が植えられているので、その香りが混じって漂って来たのだと思う。
このところの暑さで、薔薇も少し色褪せて夏負けしたような感じだ。それでも通りすがりの人が、お世辞に庭の花を褒めてくれたり、時には写真を撮らせて欲しい、と言ってきたりするのは、子供じみているが悪い気はしない。庭に招き入れるなど無用心かもしれないが花の好きな人に悪人はいない、というので、安心している。考えてみると、日本ではいままで一度も泥棒に入られたことはない。また、ロンドンやニューヨークに勤務していた時分には旅行中に泥棒に入られた、と言う話をよく聞いたが自分は直接には被害に遭ったことはない。
花を育てていると泥棒も遠慮してくれるのか・・・あるいはこの家には盗むに値するものなどないことが判るからか・・・もっとも、イントリーグなどと、いささか物騒な名前の薔薇があるためかもしれない。