もう10年近く前、青梅の展示会で買った南高梅の木は東京のマンションのベランダで栽培していたのだが、2年前、北海道の家の庭に移植。このところ暖かな日が続いてやっと今日花が開いた。東京の時には3月には花が咲いていたから二か月は遅い今回の開花。こうしてみると改めて植物も気候への対応能力のあることがよくわかる。この南高梅、もちろん食用の梅を期待して購入したのだが、いままで実ができたことがない。はたして今年はどうなるのか。花だけで終わるのか。
もう10年近く前、青梅の展示会で買った南高梅の木は東京のマンションのベランダで栽培していたのだが、2年前、北海道の家の庭に移植。このところ暖かな日が続いてやっと今日花が開いた。東京の時には3月には花が咲いていたから二か月は遅い今回の開花。こうしてみると改めて植物も気候への対応能力のあることがよくわかる。この南高梅、もちろん食用の梅を期待して購入したのだが、いままで実ができたことがない。はたして今年はどうなるのか。花だけで終わるのか。
地縁もあって北海道新聞に目を通すことがあるのだが、今日の夕刊のコラム直線曲線を読んで仰天。韓国の旅客船沈没に関連して韓国首相が辞意を表明したことに、「民意くみ取れぬ朴政権に批判の嵐。隣国も「五十歩百歩」だが」という、もはや暴言を通り越した妄言。まず、韓国での沈没事故でその国の民意、とはいかにも面妖だ。事故対処において民意も何もない、政権の義務は国民の安全の確保だ。それがなされていない、ということ。
まず、民意などという勘違いの度を超えたとんでもない発想から始まって、なんでも自虐に結び付けるこの新聞は、この種の不手際に日本を同列に置きたがる。日本の政権批判のためなら、論理矛盾でもなんでもありというこの新聞に、明日はあるだろうか。ひとつの事件で「三流国」だと決めつける韓国のメデイアと同等かそれ以下だ。ひとつの事件で三流国宣言をする新聞は、逆にひとつのことで一流国、と騒ぐ。このような浅薄な論調とこの地方紙こそ「五十歩百歩」。地方紙ではなく、痴呆紙?
このところの好天と気温の上昇とでレンギョウが咲き始めた。まだほんの少しだが。モクレンやエゾヤマザクラのつぼみも膨らみかけてきたので北海道の花の季節はやっと始まったようだ。
あわただしいオバマ大統領の訪日。数寄屋橋次郎での寿司料理による接待は、いかにもカジュアルな感じでオバマの嗜好にも合っているからまずは成功だろう。あとは首脳会談で、鳩山のようにTrust Meなどと大言壮語しないことだが、今回は前回からなんらかの教訓を得ているのでその愚は繰り返さないと思われる。今回の訪日ではTPP交渉妥結が最大の眼目。そしてその結果によって日米が今後10年程度、緊密な同盟関係を維持していけるかの分岐点になるだろう。
前回の天皇との会見でのお辞儀で頭を下げすぎたという批判を天皇との会見での頭の下げ方は失礼でも卑屈でもなく、さすがにスマートに対応したと思う。なんといっても米国人にとって大統領は国のシンボルなのだから。