9日にNASAが発表したところによれば、国際宇宙ステーションISSの冷却装置からアンモニアの蒸気がもれていることが認められたが、滞在中の6人の宇宙飛行士に危険はないという。IISでの気体漏れは昨年11月にも発生し、いったんは修理された。今回の漏れが同じところなのか否かははっきりしていない。まだ、修理の方法などについては未定。ただ冷却装置は24時間以内なら停止しておくことも可能であり、まだ代替動力の確保も可能なようだ。
6人のうち、カナダ人、NASA職員およびロシア乗組員の3名が13日に帰還する予定でありNASAによれば、ISSからの地上帰還用宇宙船の切り離しに技術的な問題はないとのことで、切り離し直前に再度確認するようだ。
このところISSでの滞在も日常的なものとなっており、日本人宇宙飛行士が滞在していないときにはあまりニュースにもならない。今回も無事修理が完了して、特段のニュースにならないことを願う。