小論講師の徒然草

大学受験予備校で小論文を教える者が日々思うところを徒然に…。

メイク・レジェンド完結!

2008年10月11日 02時22分46秒 | 徒然な日記
「我が巨人軍の歴史的大逆転(メイク・レジェンド)」とかけて、「ノーベル化学賞受賞の下村先生」と解く。

「諦めず、信じて励んだ者が勝つ」

いやはや、こんなことってあるんですね。若干、信じられません。13ゲーム差も引っくり返せるんです。ノーベル化学賞を受賞した下村先生が、「今の若い者は、少々の困難ですぐに諦めてしまう。何においても最後まで諦めずやったらいい」と言っておられました。共通するところがあるような気がして、冒頭のようなことを書いてみました。

いくつかのクラスではお話しましたが、夏の模試のD・E判定からの逆転合格は、大学入試においてはよくあることです。ただし、そのための必要条件は、「諦めず、信じて励む」こと。逆も然り。夏に優位に立っていたとしても、逆転されるのはあっという間。夏の段階で優位に立ったならば、それに奢ることなく励むことが大切です。一戦必勝の精神(入試においては、その日その日の勉強をたゆまず継続すること)が、最終的な勝利をもたらすのです。不可能と言われた13ゲーム差がひっくり返るのだから、どのような状況でも合格を勝ち取るチャンスはあるのです。

今年のMVP、ぜひとも山口投手にあげたい。年俸240万円の育成選手(←1軍の試合には出られない「見習い選手」扱い)からコツコツと努力し、今年は66試合に登板する大車輪の活躍。信頼は、失うのは容易いが、勝ち得るのは大変難しいもの。地道に投げ続けて信頼を築き、10.8天下分け目のGT戦、勝負を分ける場面でマウンドを託され、見事な結果を出したことには脱帽。そういう生き様に惚れてしまいます。

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