映像詩

デジタル映像による心の表現
(映像作品制作を通して感じたこと)

2285-武陽佃島

2019年04月17日 | 30秒の心象風景
武陽佃島というタイトルの絵。佃島というのは聞いたことのある地名だったが、武陽というのはよく分からない。いくつかの辞典を調べているうちに、江戸のこと、江戸表などの説明を見つけた。江戸時代には江戸のことを武陽と呼んでいたのだろうか。似た文字で武揚というものを見かけるが、Webで検索すると榎本武揚が登場する。歴史的に有名な人物の名はwebでも目にすることが多い。しかし、武陽は北斎の絵で初めて知った。佃島は隅田川河口の漁村のある島で、浮世絵風景画に多く描かれている。徳川家康は江戸に幕府を置くにあたり、摂津国佃村の漁民を江戸に呼び寄せ、特権を与えて保護したらしい。漁民達は隅田川河口に島を作りそこに住むようになったとされる。そして佃島の白魚漁は江戸風物の一つになっていったという。

30秒の心象風景13897・武陽佃島~富嶽三十六景~
https://youtu.be/QOGdjAdpi8g
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