リニューアル☆姐さんの日記帳 gooバージョン

長からむ 心も知らず 黒髪の 乱れて今朝は ものこそ思へ

普通に生きていると、そんなことを知らない。

2011-09-13 07:57:13 | 資格
今、私は『社会福祉士』の養成施設(通信)に通っている。
こう見えて、8枚の国家資格の所持者である。

新卒の頃に持っていたのが『運転免許』『博物館学芸員』
『中学校教員免許・社会科』『教員免許・高等学校地理歴史科』の4枚だから半分。

プチ姫が2歳ぐらいから勉強をはじめたのが、
『養護学校教員免許』今で言う、『特別支援学校』ね。
プチ姫の保育園卒園と同時期だったと思う。
同時に『介護福祉士』を国家試験で取得。

父の死、離婚の時、いろいろ重なって取得したのが、『精神保健福祉士』
このとき国家資格じゃないけど、ケアマネも取った。

そして、去年の試験で『保育士』ね。

まあ、教育・福祉関係の免許でないのは『社会福祉士』だけである。

んで、元々目指しているのが『ゆりかごから墓場までの支援の出来る人材』
だから、『社会福祉士』でまとめるような感じである。

元々大きな勘違いで、実務経験で受けようとしていたのが、間違いで、
4月を回ってから、学校を調べはじめた。
たまたま5月まで願書を受け付けているところに決め、
お金については『東京都介護福祉士等修学資金』を紹介してくれた。
私的にもプチ姫の「学童あるうち・・・」というのがあり、
去年と今年で学校に通っている。

といっても通信教育なので、通ったのは7日。
去年4日に今年3日である。
それが、おとついに終了した。

クラスのほとんどの方がケアマネさん。

って、すごく長い前置きになったが・・・

ケアマネさんは介護保険制度のケアマネなので、たとえば、児童とか、障害とか
よく分からなくて、苦戦する。
そういう話をしていたときに『虐待』の話になって、『養護施設』の話になり・・

プチ姫の学校はまた、6年生の2学期に転校生が来た。
去年も来た。
今年の子はまだ、会っていないし、事情も知らないけど、
どーして、6年生の2学期に転校してくるの???
だいたい今年はMaxで16名で定員に空きはない。
年度途中に教師は増えない。

『特別支援学級』・・・要は特別に支援が必要な子は誰でも入れる、のであり、
ウチの学級は何でも学級・・・
本当の障害児もいれば、知的障害のない発達障害もいる。
子どもに障害はないけれど、親が障害者、というパターンだったり、
多いのが、被虐待児・・・

ウチの学校は養護施設の学区である。
通常学級だったらあまり接点はないかもしれないが、そこは特別支援学級。
どうしてもつきあいが濃くなる。
そこの養護施設から通ってくるのだ。
昨今は『育児放棄』という虐待で、児相から措置される、というパターンが多いらしい。

中には軽度の知的障害があり、
『障害児施設』ではなく、『養護施設相当』と判定され、
1年生から通ってきている子がいる。
療育手帳も持っているし、その子たちは、いい。
2人ぐらいは今もそれ。

多いときは養護施設から6人も通ってきていて、
「ウチは虐待クラスではない!!」と叫びたくなる!!

というわけで、私は何か、いらんことを知っているのだ。
社会福祉士の知識としてはありがたい。
勉強せずに知っていることだから。

ところが、生活を考えたら、どうか???とは思う。
勉強の仲間に「普通に生きていたらそんなことを知らない。」と言われた。

そうなんだ、私の人生、普通ではない。
児童のこともわりと勉強しなくても知っているのが、障害児を育てているから。
ひとり親家庭の支援を知っているのは自分が受けているから。
中途障害の親がいたから、障害のコトも勉強しなくても知っていることがある。
祖父母の介護経験で分かることもある。

今の仕事だって、仕事をする前から知っていたことは
自分の生活の中での経験である。
仕事ではない。(仕事は直接処遇だしね)
まあ、確かに勉強にも役立つし、仕事にも役立つけど、プライベートな経験である。

でも、「そりゃあ、普通に生きていたら知らないことだよなあ」とも思う。

自己選択の『普通じゃない』ではない。
何も選択して、自分で決定していない。
障害とか介護とか養護施設から来た子とクラスメートになるとか、
選ぶことは出来ない。
まあ、選べても選ぶ人はそうそういないと思うけど。

私はやっぱり、普通じゃないんだな。


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