リニューアル☆姐さんの日記帳 gooバージョン

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私の仕事

2016-04-07 09:24:18 | 仕事いろいろ
私の仕事は『生活保護面接相談員』・・・
生活保護の申請までのサポートをする相談援助業務。

去年度までは包装市、今、摂市で相談員をしている。
体制的なモノは刺されそうになってもたった一人で対応せざる得ない包装市、と
係長がいて、ちょっとヤバい方は係長が対応してくれる摂市、という風で、
近くてもこんなに違うんだ、と日々驚いている。

http://www.amazon.co.jp/%E5%81%A5%E5%BA%B7%E3%81%A7%E6%96%87%E5%8C%96%E7%9A%84%E3%81%AA%E6%9C%80%E4%BD%8E%E9%99%90%E5%BA%A6%E3%81%AE%E7%94%9F%E6%B4%BB-1-%E3%83%93%E3%83%83%E3%82%B0%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E6%9F%8F%E6%9C%A8-%E3%83%8F%E3%83%AB%E3%82%B3-y/dp/4091863574

こんなマンガで柏木ハルコさんは
『健康で文化的な最低限度の生活』を紹介してくれている。

『陽のあたる家~生活保護に支えられて~ 』で、さいきまこさんが。
この方、『神様の背中』で子どもの貧困についても上手に描いてくれている。

文章で良ければ、
みわよしこさんの『生活保護リアル』が詳しい。

そして、これらのマンガに描かれていることは、
なにも珍しいことではない。
生活保護行政に関わるモノとしては
『よくある話』であり、
そのレベル、と言えば、『個人情報だから』と気にしなければならないのは当然としても
気にならないぐらい、よくある話である。

未遂も含めてだが、
『殺人事件』もあれば、『児童虐待(亡くなられたケース)』もある。

一方、『社会福祉士の倫理綱領』にこうしたモノがある。
4).専門職としての倫理責任
4.(専門職の擁護)
社会福祉士は、不当な批判を受けることがあれば、専門職として連帯し、その立場を擁護する。

コレが分からない、という方がいるのだが、
何故、社会福祉士が批判されるの?という方は
多分、穏やかな高齢者介護の経験者だろう。
100歩譲って、おとなしい障害者支援を経験してきた、とかね。

つまり、簡単に言うと、
「私たちは犯罪者の立ち直りの支援をするため、一般人に批判の対象とされることがある」
ということである。
一部の障害に対する差別・偏見は論外にしても、
暴力団でも足を洗った後(暴力団在籍中は支援しません。)とか、
犯罪者でも服役後、とかは、
私たちの支援対象である。

私自身は刺されたことも殴られたこともない。
6年やったけど、労災はない。
決して、大げさなことは言っていない。
どこぞの市役所で納税課だけど、火炎瓶を投げられた、とか、
どこぞの市役所で生活保護の相談員が刺された、とか、
まあ、あるんだよ。

そんな仕事をしている。

そうすると、普通に子どもたちのことは気になるわけで・・・
悪いけど、『リスクの高い子』なのだ。
全員が全員、そうなるわけではない。
しかし、良くて、引きこもり。
悪ければ、犯罪に巻き込まれたり、
女子は夜の町で泣いたり、望まぬ妊娠やDV・・・
そんなリスクが私には見えるのだ。

刺した、刺された・・・

だから、悪いけど、今回のことだって、
こういうトラブルがジャックの親族で起きた場合、

何カが起きて、ジャックに魔が差した場合、
刺されるぞ!!と心配する。
加害者になるリスクも被害者になるリスクもまず、本人に高い。
親族も当然だけど、巻き込まれるリスクはある。

仕事上関わる人たちと彼らは別人だし、全く同じになるとは限らない。
でも、リスクがよぎる・・・
親族で未遂も含めて、殺人が起きる。
昨今は別の話だけど、介護疲れの殺人も多いしね。

キュートさんがよく言ってた。
「私たち団塊の世代の高齢者は若者の暴動によって殺される。」と。
私は「私たちの老後は第二次ベビーブームで人数が多いから、
生活保護は収容所になっている。
でも、それでも、私は行くわ。」と。

私たちはよくそんな話をした。

私はこのリスクの高い子たちを幸せにしたい。
加害者にも被害者にもしたくないのだ。
引きこもりにもしたくないし、薬漬けにも依存症にもしたくない。
殺さなくても自死もある。
様々なリスクを私は山ほど見てきた。

ただ、そんな想いは普通の保護者には分かってもらえない。
それが分かっているから、私も伝えないんだけどね。

でも、同時に何カが起きて欲しい、とも思う。
そしたら、私の言うリスクが分かるから。
リスク回避のために親がまだ、頑張れると思うから。

私に攻撃した方たちよ・・・
私に攻撃してもリスクは減りません。
むしろ高まります。

貴方が刺されるかも知れない・・・と私は心配しています。
子どもたちを悲しませること、辛くすることを今すぐやめて、
笑顔のために支えてください。

重ねて言いますけど、子どもたちに貴方が攻撃されるリスクが高いんです。

もしくは、優しい子で本人が思い詰めたら、
攻撃されなくてもその攻撃は子ども本人、自分に向きます。
自傷・自死・・・そういうリスクも高い子たちです。

何も起こらなければいいです。
魔が差すことがない、という保障があればいいです。

自分かもしくは身近にいる方たち、一番近くにいるのは親です。
どちらかに、攻撃性が向きます。
それを避けるために子どもたちの笑顔のために尽くしてください。

私はリスク回避・子どもたちの笑顔と幸せのために心を砕いています。
未遂に終わったとしても
子どもに殺されてもいいですか?
子どもが自殺してもいいですか?

私はそんなリスクをよく知っています。
心配しすぎ、取り越し苦労、かも知れませんが、心配です。

貴方の無事を祈っています。


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