リニューアル☆姐さんの日記帳 gooバージョン

長からむ 心も知らず 黒髪の 乱れて今朝は ものこそ思へ

心の疲れ

2015-12-13 17:35:52 | みんなの生活
『子どもの貧困』・・・

昔は施設で生活する子がかわいそうだった。
しかし、最近は、
施設で安全・安心が守られている子の方が、
ある意味、幸せな気がしてきた。
自宅でぎりぎりのところで踏ん張っている子の方が
辛くないか?!

最近、中学生や高校生相当の年齢の子が
殺されたりしている。
他人事ではないんだけど、
深夜徘徊、良くて、キャバクラ・風俗で働き、
最悪、犯罪に巻き込まれ、殺されてしまう、家に居場所のない子たち。

それでも、私はまだ、大人になってから、そういう場にいたから、いい。
あの頃もろくに学歴のないまま、
中卒で夜の町に飛び出してきた子がいたけれど、
(知り合ったのは20歳、超えていたけれど)
今も同じ。
むしろ、高学歴風俗嬢の台頭で
普通の貧困層は風俗ですら働けないから
悪くなっている。

学費のために水商売や、風俗嬢・・・
学費、高いからね。否定しないよ。
その頭の良さで営業できるだろうしね。

でも、そうじゃない子、どうする?
あと、男子は?

自宅に居場所がない、といってもピンキリで、
家では育児放棄でも
おばあちゃんの家が近くにあって、フォローしてもらえている子と
大した育児放棄でもないけれど、
話を聞いてもらえず、子どもに興味を持たず、
精神的に不安定になっている子と。

いずれも、行政で児童養護施設に保護するほどのことではない。
しかし、メンタル問題は引きずりそう・・・

今のところ、深夜徘徊とかしていないけれど、
いつ、そうなっても不思議ないと思うから、
だから、「よそに行くなら、我が家に来い!!」とは言っているけどね。

家に居場所がないのは一緒。

虐待で暴力を受けている、というのとは違うけれど、
子どもに関心がないのは、同じだから、
危険性はなくても、居場所はない。

二人をミックスして足して2で割ったような虐待を受けてきた私。
でも、私には頭(学力)があった。

二人の親と話していると、私の親と話しているような徒労感。
かみ合わない。
人は変わらない。
子どもに関心が持てる人だけが親になるわけではない。
私と同じような思いはさせたくないけれど、
結局、親が無関心だと、そうなるんだろうな。

彼らが、私が求めているのは
自分の親に「私の話を聞いて。発表会を見に来て。」なんだけど、
親の方は「行けない。忙しい。頑張ってね。」だけで、ろくに話は聞かない。
「がんばって。」があるからいいのかも知れないが、
私は「来て欲しい。」と頼むと殴られたから、
うーん・・・とは思う。
親は「そんなのに時間、取られたくない。」からかみ合わない。
それは、私たち、同じ。

子どもたちには一生懸命、「貴方を見ているよ。」と伝えている。
でも、子どもたちが求めているのは自分の親。
そして、自分の親は自分たちに興味がないから、
結局、同じ思いを抱えてしまう・・・

虐待で殺されるよりはまし、というあたりで引き下がるか・・・
私は「間違って殺されるかも知れない。(過失致死)」は思ったけど、
実際に殺されそうになったことはなかったしな。
彼女たちも、命の危険はない。
(一人は一時的にあったとしても、今はない。不安だけは残っているけどね。)

お金も貧困だけど、生活保護の仕事をしていると、よく分かる。
お金だけでは解決しない貧困問題。
つながり精神的な貧困だから。


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