八波一起のたっしゃでワイド!!

テレビ朝日のワイドショウで12年!!ワイドショウの表も裏も知り尽くした八波一起が世間のニュースを一刀両断!!

1月28日(月)今日の言っておきたいことがある。 『ICHIE 奮闘記』 

2013年01月28日 | Weblog
先週は、大波小波、波乱の一週間だった。  正月、3連休と続いた1月は、皆さん財布の紐が硬くなっているのか、厳しい一週間になった。  特に、給料日前は悲惨の一言。  電気代のほうが高いのではないかと思われる日が続いてしまった。  そんな中、24日に 「TSP(東京サウンドプロダクション)」 という、昔の仲間の会社が新年会をやってくれた。  自分が 「モーニングショー」 をやっていた時の、技術スタッフのメンバーだ。  いま、地方へ行った時、その土地の技術スタッフとロケをし、終わったら何もなかったかのように解散する。  ところが、自分が 「モーニングショー」 に入った1980年頃は、技術スタッフも全員一緒に行動していた。  ディレクター、リポーター、カメラ、音声、助手の5人チームで、日本中を飛び回った。  ディレクターは、全員分の飛行機代やホテル代を持っていなくてはならないので、いつも百万円くらい財布に入っていた。  事件、事故など、厳しい状況の中で必死に取材をした後、一緒に食事をし、呑みながら反省会をした。  言ってみれば、戦友みたいなものだった。  当時は、重いカメラや音声機器を担いでいたスタッフも、今は社長や専務になっていた。  当時から比べると、外見は禿げたり太ってしまったりしているが、心の中はその頃と変わってなく、頑張っている仲間を励ましに来てくれた。  昔話に花が咲き、とても楽しい時間を 「ICHIE」 で過してくれた。  帰り際に、「来年の新年会も、ICHIEでやろう!」 ということになった。  仲間とは、ありがたいものだ。  ほろ酔い加減の仲間の背中に、「来年も、一人も欠けることなく、この店に来てくれ」 と手を合わせた。     合掌       

1月21日今日の言っておきたいことがある。 『ICHIE 奮闘記』 

2013年01月21日 | Weblog
昨日でセンター試験が終わった。  我が家の子育てで、最後の受験を三女が受けた。  いつの時でも受験は大変である。  家族は受験生に気を使い、じっと動向を注視しながら静かに暮らさなければならない。  受かれば、その苦労は報われるが、ダメだったら、その後のいばらの道が待っている。  人生は修行の場だ。  いろいろな試練が待っている。  ここで頑張れるか頑張れないかは、その人の人生にかかってくる。  「もっと勉強しておけばよかった」 などと言っても、後の祭りだ。  人生は、「己に克つ」 という大きなテーマがある。  「やれなかった!」 ではなく 「やらなかった!」 なのだ。  おそらく、棺おけに入るまで、その戦いは続くのだろう…  「ICHIE」 では金曜日、大変な出来事が起こってしまった。  一緒に経営していて、店の全権を任せている惠子さんが、店を終えた帰りに、自転車が雪の凍った所で滑って転倒してしまった。  右足の半月版、靭帯を損傷し、全治2ヶ月の怪我をしてしまった。  店に出ることは出来るのだが、給仕ができない。  自分は、慣れないホールの仕事もしなければならなくなった。  1月は先月に比べ、売上が大きく落ち込んでいるにもかかわらず、この試練だ。  まさに 「人生は修行の場」 だ。  この難局を乗り越えて、春を迎えられるか否かは、己の頑張り次第だ。  店のベランダにおいてある、しだれ梅の蕾が、だんだん大きくなってきた。  雪にも寒さにも負けずに、大輪を咲かせようとしている。  ICHIEの 「しだれ梅」 は、店の皆に、何かを語りかけてくれている…      合掌


1月15日(火)今日の言っておきたいことがある。 『ICHIE 奮闘記』 

2013年01月15日 | Weblog
昨日の大雪には驚いた。  成人式に望んだ人たちには、散々な成人式になってしまった。  いつもならキッチンを預かる百合子さんが来てくれるはずだった。  ところが、田無に住んでいる百合子さんにとって、電車が動かなくなって帰れる保証が無い。  しかたが無く、休んでもらうことにした。  自分も、三軒茶屋にある 「ICHIE」 に行くのに、一苦労してしまった。  普段なら自転車で行く。  自転車でない時はバスだ。  しかし、どちらも動かない。  しかたがないので電車で渋谷まで行き、渋谷で百合子さんにお願いしていた魚などの仕入れをし、三軒茶屋に向かった。  途中、綺麗な晴れ着を着た成人の女性に、「おめでとう、大変だね」 と、声をかけた。  成人式は、成人した若者のためだけにあるのではない。  そこまで育てた親のためでもある。  風邪をひいたら寝ずに看病し、受験のときは一緒に緊張し、頑張って頑張って育てた親の 「お疲れ様」 の儀式でもある。  そんな気持ちを知ってか知らないか、大雪に 「まじ、やっべ~」 を連発する若者が印象的だった。  店は案の定、3組しか来なかった。  でも、成人の人が入ってこれるように、休むことなく心意気で開けていた。  「ICHIE」 にとって、思い出に残る成人の日の一日になった。    合掌     

1月7日(月)今日の言っておきたいことがある。 『謹賀新年』

2013年01月07日 | Weblog
おうち料理 ICHIEをオープンして3ヶ月が過ぎた。  年末は休まず営業し、新年も3日まで営業していた。  おかげ様で、年を越すことが出来ました。  来て下さったお客様には、心より感謝申し上げております。  「年末年始、休まず仕事してかわいそう~」 と言ってくれるお客さんは多かった。  でも、自分の中では、働ける仕事があるということが最大の喜びだ。  20代のころ、「江森陽弘 モーニングショー」 で、江森さんが言った一言が忘れられない。  当時、借金で年を越せなく一家心中してしまった人に、江森さんは番組の中で、こう言った。  「きっと、この家族は辛かったと思う。 でも、何で1月1日が元旦じゃなきゃいけないんでしょうか… 借金を返した日が、その家の元旦でいいじゃないですか…」 と。  日本人は、まじめで勤勉で、融通がきかないところがある。  「元旦は、こうでなければいけない」 的なところがある。  でも、江森さんが言うように、事を成した時が正月でいいと思う。  人にはそれぞれ色々な人生がある。  だから自分は、ICHIEが軌道に乗ったときが正月と思っている。  年末年始など関係なく、働ける自分がそこにいることに感謝だ。  今日から、「とびっきり!しずおか」 で、芸能界の仕事始めだ。  「ICHIEと、テレビの仕事と、二束のわらじを、しっかりこなしていく」。  これが今年の目標だ。  8日から通常営業する 「ICHIE」 を、今年もよろしくお願いいたします。      合掌