八波一起のたっしゃでワイド!!

テレビ朝日のワイドショウで12年!!ワイドショウの表も裏も知り尽くした八波一起が世間のニュースを一刀両断!!

3月31日(水)今日のいっておきたいことがある。 『田原総一郎、再び』

2010年03月31日 | Weblog
28日の日曜日の、「サンデープロジェクト」は面白かった。 田原さんが最後だというので、民主党だけ菅さんだったが、各党の党首が勢ぞろいした。 その中で、国民新党の亀井さんが、アチコチで郵便貯金の預入限度額を1000万円から2000万円に引き上げ、簡易保険の限度額を1300万円から2500万円に引き上げると言っていた事の話になった。 亀井さんは、「原口さんとも話し合って決まったことで、総理も了承している。菅さんにも電話して了承された」と言った。 ところが、菅さんは「聞いていない」と生放送で言ったものだから、言った言わないの泥仕合になった。 あれだけ期待して誕生した民主党連立政権だが、どうもギクシャクしている。 鳩山さん小沢さんの「政治と金」の問題や「普天間問題」など、連立政権の苦しみなのか、奥歯にものが挟まったようで、国民には説明が全く足りていない。 きのうの郵便貯金の預入限度額の問題も、鳩山さんは「聞いていない」とか「決定していない」と、亀井さんが言っていた事とは違う答弁をしていたが、結局はきのうの郵政事業見直しを巡る閣僚懇談会で、亀井さんが言っていたように決まった。 「だったらなぜ、聞いていないとか、決まっていないとか言ったんだ…」という疑問が残る。 ここに来て、鳩山さんのリーダーシップが問われている。 友愛はいいが、決断力が無いのか、引っ張っていく力がないのか、優柔不断な面が垣間見られる。 今回の問題は、他の金融機関に大きな影響が出るといわれているが、参院選に向けて郵政票が欲しかったのか… こんなことでは民主党に入れない人が増えることを、分かっているはずなのだが… サンデープロジェクトで、田原さんに問い詰めてもらいたかった。    合掌 

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3月30日(火)今日のいっておきたいことがある。 『スカイツリー日本一』

2010年03月30日 | Weblog
我が家の菩提寺は、港区芝にある青松寺というお寺だ。 お墓参りに行くと、お墓を見下ろすように東京タワーがそびえ立っているのが見える。 30年位前までは高い建物が無かったので、東京タワーが余計に高く見えたものだ。 日本一の高さを誇る東京タワーの下にあるお墓を、子ども心に誇りに思ったものだった。 我が家のマンションのベランダから、東京タワーが見える。 夜になると、綺麗なネオンが「俺はここにいるぞ!」と言っているような光を放っている。 最近は、他のビルも高くなってきたので目立たなくなってきたが、それでも日本一に変わりなかった。 ところが、その東京タワーの横のビルの向こうに、ニョキニョキと高くなっている建物が見えるようになってきた。 それが噂のスカイツリーだった。 きのう、東京タワーの333メートルを超えて、338メートルに達したそうだ。 完成時には、634メートルの電波塔としては世界一の高さになる予定だ。 350メートルの第一展望台にはレストラン、450メートルには関東一円を見渡せる第二展望台を設置するらしい。 東武鉄道、業平橋付近は大変な賑わいになってくるだろう。 2012年春開業を目指していて、地上デジタル放送用の電波はここから送られる。 昭和にできた東京タワーの役割は終わる。 我々の世代は、「3丁目の夕日」ではないけれど、何と言っても東京タワーなのだ。 なにか、我々中年が、息子たちに背を追い抜かれたような、そんな寂しい気持ちになった。 しかし、息子の成長は望むところだ、関東一円を見渡せるスカイツリー。 完成したら早速行ってみなくては…   合掌

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3月29日(月)今日のいっておきたいことがある。 『白鵬の品格』

2010年03月29日 | Weblog
大相撲3月場所で、15戦全勝優勝を飾った白鵬の優勝インタビューは、あまりにも素晴らしかった。 今場所の白鵬は、朝青龍が品格問題で引退して、一人横綱の重責を背負って臨んだ場所だった。 かなりのプレッシャーがあったはずだ。 しかし、隙の無い横綱相撲での全勝は見事だった。 そして、優勝インタビューが、また見事だった。 アナウンサーが「負けない相撲を取りましたね」と言うと、白鵬が「勝とうと思う相撲を取りました…」と、聞き違えたファンは大歓声と拍手喝采だった。 ところが、白鵬は「勝とうと思わない相撲」と、言っていたのだ。 アナウンサーは、「勝とうと思わない相撲???」と首を傾げると、「深い話なので…」と白鵬は言った。 アナウンサーは、どういう意味か分からなかったので「後でゆっくり聞きます」と終えてしまった。 自分は弓道をするので解る気がする。 弓道にも「中てにいかない射」というのがある。 「中てたい、中てたい!」と思った射には、雑念が入る。 「無心になって一生懸命に正しく弓を引けば、おのずと中る射になる」これが射の極致だ。 弓道は立禅と言われるほど、哲学的、宗教的な要素が入ってくる。 モンゴル出身の25歳の青年が、まさか、こんな言葉を話すとは… さすが品格というものを日々目指している、横綱の深い言葉だった。 こんな言葉を話す力士は、日本人でもあまりいない。 力士の見本になる横綱誕生で、相撲協会は救われた。 これからも大いに精進して大横綱になって欲しい。 最後になるが、内閣総理大臣杯を代理で渡しに来た平野官房長官が、「はくほう、しょう」と読まなくてはならない所を、「はく、ほうしょう」と中国名のように読んでいたが、もう少し勉強してから来て欲しかった…    合掌

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3月26日(金)今日のいっておきたいことがある。 『ハイカラさんの卒業式』

2010年03月26日 | Weblog
きのう、二女の卒業式が横浜の体育館であった。 娘たちには、20歳の成人式を終えれば「親の勤めは終わり」と言ってあったが、やはり大学卒業が節目になる。 長女の卒業式にも出席しているので、行かないわけにはいかない。 冷たい雨が降る中、自分・家内・三女・義母の4人で卒業式を見守った。 我が家は緊迫財政なので、長女の時から、大学生は「自分の事は自分で全部やる」という事になっている。 娘は何ヶ月も前からアチコチの着物レンタル店で、卒業式のための衣装を選んでいた。 しかし、アルバイトで貯めたお金は卒業旅行に行ったりしていたので、借りられたのは袴だけだった。 着物は家内がお父さんに買って貰ったという、黒の地に大輪の菊の模様が入った着物にした。 娘は今風な派手なものを着たかったようだが、その夢は簡単に打ち砕かれた。 結局、母の着物に、濃いグレーに可愛い花の刺しゅうがしてある袴を選択した。 渋い色合いだったが、半襟と腰につけるコサージを度ピンクにしたので、とっても華やかになった。 その着物に、黒のブーツを履いた姿は、まさに「ハイカラさんが通る」のようないでたちだ。 港町横浜には、この格好が良く似会う。 きのうの横浜「みなと未来」界隈は、大正時代にタイムスリップしたような風景だった。 たくさんの「ハイカラさん」がいる中で、自分で稼いだお金で卒業式の衣装を揃えた人がどれくらいいただろうか… 娘は卒業証書と4枚の教員免許をいただいた。 4月からJTBに入社することが決まっている。 希望に満ちた顔をし、胸を張って歩く娘の姿は、親にとってこれ以上ない喜びだ。 凍りつくような冷たい雨が、いつしか暖かい涙雨になっていた…    合掌 

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3月25日(木)今日のいっておきたいことがある。 『本当のお金持ち』

2010年03月25日 | Weblog
ビル・ゲイツといえば、ほとんどの人が知っているだろう。 米マイクロソフトの創業者で、世界でも有数なお金持ちである。 この人は昔から、ただのお金持ちではないと思っていた。 普通お金持ちになると、もっともっととお金に執着してしまいがちだ。 ところが彼は、マイクロソフトを創業して、まだまだ資産を増やせるのに、あっさり引退して会長の座に着いた。 世のため人のためと簡単に言うが、本当のお金持ちは、生きている間に世のため人のためになることをしないと思っていた。 「お金を残すのは下」「仕事を残すのは中」「人を残すのが上」といわれているが、一度お金を持ってしまうと、そのお金を投げ出してまで世の中に貢献しょうとは思わないのではないだろうか。 ところが、ビル・ゲイツ氏は東芝と組み、私財を投げる覚悟で次世代原子炉の開発に乗り出す考えを示した。 その額は数千億円規模に膨らむ可能性がある。 温暖化防止のために原発建設の機運が高まる中、核燃料を交換せず100年連続運転可能な新型炉を創りだそうという意義は大きい。 もしこれができれば、新興国に供給して温暖化を防ぐことに大きく貢献するだろう。 まさに、世のため人のためになる大事業だ。 まあ、5兆円ともいわれる資産からすれば、たいした事はないのかもしれないが、とても意義のあることだ。 ボランティアを始めると、きりがないといわれているが、ただ与えるだけではなく、生み出す産業に取り組むというところがビル・ゲイツ氏の真骨頂なのだろう。 ただし、このことでさらに資産が増える可能性があるが… そこあり気でないことを願いたい。 この調子で、世界中のお金持ちが、世のため人のために資金提供することを心より祈りたいものだ。     合掌 

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