自分は今、MXテレビで日曜の朝 (7時30分~8時30分) トーカ堂 「ときめきサンデー」 という番組をやっている。 トーカ堂は通販の会社で有名だ。 番組内に、「ときめきショッピング」 というコーナーがあり、トーカ堂のテレショップもやっている。 今は、空気清浄機、デジタルカメラなどが売れ筋だ。 トーカ堂の北社長は、どんなに商品が売れていても、常に危機感を崩さない。 「通販会社は、これで良いということはなく、アメーバーのように形を変えなければ生き残れない」 と、いつも言っている。 先日、名門といわれ写真フィルムで一時代を築いた 「コダック」 が破産法申請したニュースを新聞で読んだ。 デジタルカメラの普及や市場の変化への対応が遅れ、ついに破産してしまったようだ。 ライバルの富士フィィルムは、デジタルカメラにいち早く参戦した。 さらに精密化学メーカーにまで転進し、成功している。 デジタルカメラが出来て、本当に写真フィルムを買うことがなくなった。 コダックともあろうものが、その辺の変化を想像しなかったのか。 コダックは、75年に世界初のデジタルカメラ開発に成功している。 88年には医薬品の会社も買収している。 しかし、どこよりも早くデジタルカメラの開発に成功していながら、フィルムがもたらす高収益に溺れ、変わることが出来なかった。 人間は一度ぬるま湯に入ると、なかなか抜け出すことが出来ない。 会社の経営者は時代の先を読み、激動の時代を変化しながら生き抜かなければならない。 最近、「ときめきサンデー」 番組収録の時、やたら北社長の背中が大きく見えて仕方がない。 合掌
21日の土曜日は一年で一番寒い 「大寒」 で、暦どおりの寒い一日だった。 しかし自分は、18日水曜日のほうが、寒さを感じた。 その日、経済産業省原子力安全・保安院が、関西電力・大飯原子力発電所3、4号機(福井県おおい町)の安全性を確認した耐性検査(ストレステスト)の評価結果について、妥当と判断する審査書案を公表したからだ。 保安院が耐性検査を受けた原発の安全性を確認するのは初めてだ。 福島第一原発事故の検証も済んでいないのに、何を以ってして妥当と判断したのか… 日本は今後も、原発を推進していくつもりなのか… 審査書案を受けて開かれる意見聴取会は、一般市民が膨張できないように締め出した。 別室のモニターでしか見ることが出来なかった傍聴を求める希望者は、聴取会になだれ込み大混乱になった。 いつまで、「臭い物に蓋」 をする体質なのか… 役人たちの感覚のなさに危機感を覚える。 もし再び、原発事故が起きたら日本は終わる。 いや、世界が終わるかもしれない。 日本は、原発を廃止する方向には進んでいないのか。 野田さんは、民主党は、原発廃止に向かわないのか。 しっかり見続けないと、危なくてしょうがない。 自分は、何が何でも、人間が制御できないものをつくってはいけないと思う。 小さな力かもしれないが自分は断固、原発廃止をこのブログで訴え続けていく。 合掌
毎週土曜日、17時30分~18時30分の1時間、千葉テレビの 「熱血BO-SOTV」 に生出演している。 14日の土曜日、「第90回全国高校サッカー選手権」 で、9年ぶり5回目の優勝を果たした市立船橋高校サッカー部がスタジオに来てくれた。 就任1年目で、見事優勝に導いた朝岡監督はじめ、決勝で2ゴールを入れた和泉主将・ゴールキーパーの積田くんら3年生たちが満面の笑みで登場した。 3年生でベンチに入れなかったBチームの選手たちは選手権が始まる前、主将が付ける腕章にみんなの名前を入れ、和泉くんに渡していた。 受け取ったレギュラー選手も、控えの選手も、涙ながらに抱き合って優勝を誓ったという。 決勝戦は9分9厘、四日市中央が勝ったと思われていた。 しかし、ロスタイムに和泉くんが同点にし、延長でも和泉くんのシュートで四日市中央を突き放した。 和泉くんは、Bチームのみんなの想いがあったので頑張れたと言っていた。 四日市中央は、主将がイエローカードの累積で出られなかった。 しかし、代わりの選手が良く頑張った。 頑張りすぎたのか、最後には足がつってしまい、試合終了直前に交代した。 その際、「もう勝った!」 と思ったのか、ベンチのメンバーはニコニコ顔で迎えた。 自分は、その光景を見て 「同点に追いつくかも…」 と思った。 勝負は 「下駄を履くまで判らない」 残念だったが、そこに隙が生まれたのだろう。 それにしても、市立船橋のどんな状況でもあきらめない姿勢は、見ていた人たちに勇気と希望を与えてくれた。 合掌
昭和39年1月9日、父八波むと志は、交通事故で38歳の若さでこの世を去った。 それから、49年の歳月が経った。 亡くなった人の50回忌をやれる人は少ないだろう。 50年経とうとしている今でも、八波むと志の名前を覚えている方々が沢山いらっしゃるのには、驚きと偉大さを感じる。 来年の50回忌は、母の1回忌と一緒にやろうと思っているが、二人はちゃんと出会えているのだろうか… 「こんな年寄りを嫁にもらった覚えはねぇ~」 なんて、父が言っていないか心配だ。 さて、成人の日の今日は 「とびっきり しずおか!」 に出演する。 プロデューサーから、「20歳の時の写真を持って来て下さい」 と注文があった。 箪笥をひっくり返して探したら、やっと写真が出てきた。 久し振りに見る20歳の自分は、いい男だった。 髪は長く、当時、御3家といわれた西城秀樹の髪型だ。 日本大学に通いながら、東宝現代劇で演劇の勉強をする傍ら、板前のアルバイトもしていた。 大変だったが、夢と希望に満ち溢れた、いい顔をしてる。 子どもたちは、誰だかわからないようだったが、まちがいなく自分だ。 56歳になった今、あの頃の青春時代を思い出した。 歳を取ってくると、新しいことにチャレンジしなくなってくる。 無難に、傷つかないように行動してしまう。 しかし、青春は若いときだけのものではない。 日に日に新たに自分を磨き、何事にも情熱を持ち、心は若くいれば、幾つになっても青春なのだ。 この世に生をくれた両親に、「まだまだ老けるには早すぎるな、今年はやるぞ!」 と、誓って仏壇に手を合わせた。 合掌
2012年がスタートした。 今年は喪中なので、皆さんに新年のご挨拶はできませんが、今年もよろしくお願い申し上げます。 今年は世界中が平和で、災害のない一年でありますようにと、心から祈らざるを得ない。 しかし、今年はヨーロッパの財政破綻があるやもしれず、TPP問題など世界経済は予断を許さない。 世界中が一つになって、この危機を乗り越えていかなければならない。 しかし、各国が国益を優先するのは必死だ。 人間一人ひとりが、自分中心に行動を取れば世界は滅びてしまうだろう。 本当に大変な時代になってきた。 我が子、我が孫の時代が、どんな時代になっているのか心配でならない。 困ったときは、先人の教えを学ぶことが世の常なのだが、こんな世界平和・平等も含めた激動の時代を乗り越えた先人を知らない。 世界平和・平等なら、キリスト・ガンジー・マザーテレサだろうが… 世界経済・エネルギーまでをも含めると、気が遠くなるほど難しく先人が見つからない。 各国のリーダーは、未知の世界のリーダーシップを執っていかなければならない。 再選を迎えるオバマさんをはじめ、胡錦濤・メルケル・サルコジ・野田さんたちに全てを預けるのではなく、世界中の人々が関心を持って2012年に望まなければならない。 合掌