八波一起のたっしゃでワイド!!

テレビ朝日のワイドショウで12年!!ワイドショウの表も裏も知り尽くした八波一起が世間のニュースを一刀両断!!

3月25日(月)今日の言っておきたいことがある。 『ICHIE 奮闘記』

2013年03月25日 | Weblog
今年の桜は 「あっ」 という間に満開になってしまった。  一年かけて力を貯めてきたのに、何でそんなに散り急ぐのか…  日本人が桜を好きなのは、その潔さが日本人の琴線に触れるのだろう。  潔いといえば、いまICHIEで出している気仙沼のワカメも、あと一週間ほどだろう。  日本には四季があり、その時々の旬の食材がある。  山菜の天ぷらの、何とも言えない 「エグミ」。  エグミという言葉を訳せる国はあるのだろうか。  こんなに食に恵まれた国は他にはないだろう。  それなのに、日本の農業は壊滅状態だ。  農業を継ぐ若者はほとんどいない。  それだけ、魅力の無い職業になってしまっている。  こうなってしまったのは、自民党の無策に他ならない。  民主党が政権を取ったお陰で、安倍さんはTPPに参加することを表明できた。  今までの自民党だったら、農協票を気にして出来なかっただろう。  自分はこのブログで、何年も前から 「TPPに参加するべきだ」 と言ってきた。  日本には世界に誇る、素晴らしい食材が沢山ある。  守りの農業ではなく、攻めの農業に転じなければ活路は無いと思う。  米だって、世界に揉まれれば、生きる道がみつかるはずだ。  すべては、「やる気・本気」 が必要だ。  世界中の人たちに、四季それぞれの本物の美味しさを提供する…  そんな情熱が、今の農業には必要だ。  寿司は世界を席巻している。  今度は、季節ごとの農産物の美味しさを、世界中の人たちに教えよう。  そのうち、山菜の天ぷらを食べながら、日本酒を一杯やる外人が現れるだろう。  世界に類を見ない、四季がある環境を最大限生かさなければもったいない。  そして、農家を支えるためにも、我々は日本食をもっと食べるようにしなくてはならない。    合掌     

3月18日(月)今日の言っておきたいことがある。 『ICHIE 奮闘記』 

2013年03月18日 | Weblog
東日本大震災から2年、大変な被害があった宮城県の気仙沼から、今年も生ワカメが 「気仙沼ちゃん」 から贈られてきた。  昔、欽ちゃんの番組で 「気仙沼ちゃん」 と呼ばれて親しまれた女性だ。  今、気仙沼の大島で 「アインスくりこ」 という旅館をやっている。  震災で、昨年秋まで旅館は閉鎖されていたが、大変な苦労を乗り越え再稼動した。  気仙沼ちゃんは、どんなに苦しくても苦労は見せず、逆に、こっちの心配をしてくれる。  昨日、千葉県知事選で二度目の当選を果たした森田健作さんは、昔から気仙沼ちゃんと交流がある。  10年前、森田さんに誘われ、気仙沼ちゃんの旅館を訪ねた。  それ以来、気仙沼ちゃんとの交流が始まった。  気仙沼ちゃんから送られてくる生ワカメは、茎の着いたまま送られてくる。  葉っぱの部分を取ってシャブシャブにし、ポン酢て食べる。  海の香りと新鮮なワカメの歯ごたえは、日本ならではの旬の味だ。  一昨日から、店でも出しているが 「こんな美味しいワカメ食べたことない!」 と大好評だ。  最後は、ワカメから出たダシで雑炊にすると、一度で二度美味しい。  自然は少しずつ復活している。  後は、そこに住む人たちの支援だ。  自分たちに出来ることを無理せず、継続して支援していきたいものだ。  森田さんとは、選挙が終わったら気仙沼ちゃんの旅館を訪ねることにしている。    合掌

3月11日(月)今日の言っておきたいことがある。 『ICHIE 奮闘記』 

2013年03月11日 | Weblog
WBCが盛り上がっている。  日本は決勝ラウンドに進出。  3度目の世界一へ、何とか頑張ってもらいたい。  しかし、このWBC、「ICHIE」 にとってはあまりありがたくない。  なぜなら、WBCの試合がある日は必ず売上が悪い。  店によっては、大きなテレビを置いてWBCを放映し、大盛り上がりの店もあるだろう。  ICHIEは、大人の雰囲気を演出しているので、テレビは置いていない。  どうしても気になる人は、携帯電話で見ている。  これから、サッカーやオリンピックなど、日本が盛り上がる時は、どのように対応するか課題だ…    さて、このところ春のような日が多くなってきた。  ICHIEは、旬の料理を出すことが売りだ。  山菜のてんぷらに、塩をちょっと振って口に入れ、旬のエグミを楽しみながら、純米酒をいただく。  自分の最後の晩餐は、これに決めている。  お客さんにも、この至福の時を味わっていただきたい。  そんな時、我が家に取れたての竹の子が送られてきた。  静岡の焼津にある 「風の子の家」 の子どもたちが、一生懸命掘って届けてくれた。  「風の子の家」 は、「日本一貧乏な保育園」 と言って胸を張る、道(ミチ)先生が、献身的に運営している保育園だ。  子どもたちに、いろいろな体験をさせてあげ、子どもたちが持っている可能性を、最大限に伸ばしてあげようとしている。  日本一貧乏かもしれないが、日本一感性が育ち、心の温まる保育園だ。  風の子の竹の子たちには、「WBCに出るような野球選手」 や 「美味しい料理を出すお母さん」 になって欲しい。  いま、ICHIEでは、旬の 「ワカタケ煮」 と、「竹の子の天ぷら」が旨い。                         合掌   

3月4日(月)今日の言っておきたいことがある。 『ICHIE 奮闘記』

2013年03月04日 | Weblog
先週、安倍総理の施政方針演説があった。  途中何度も聞き取れない言葉があったが、あれは滑舌が悪いのではなく、わざとやっているのではないか。  TPPも、参加しないような言い回しをしていたが、結局参加に踏み切るようだ。  原発も、そのうち再稼動しそうな話しっぷりだ。  何だか分からないように言っておいて、後で 「あれは滑舌が悪かっただけです…」 と、言う作戦なのだろう。  総理大臣は二度目なので、言っていたことを上手く摩り替える作戦を、じっくり練っていたのではないだろうか…  何でもいいが、日本を信念を持った正しい道に導いてもらいたいものだ。  さて、先週のICHIEですが、金曜日に 「モーニングショー」 時代に一緒に仕事をした4人の女性が尋ねて来てくれた。  30年前は、若くてピチピチしていた4人だったが、今はしっとりとした大人の色香を放つ素敵な女性になっている。  いろいろな人生経験を経てきて、何かを悟ったような物腰は、男だったら甘えてみたくなるような色気が漂っていた。  ICHIE自慢の 「かわはぎ肝和え」 「きのこステーキ」 「ぶりカマ」 「かぶら煮」 などを、自慢の純米酒と一緒にいただいて貰った。  食が進むにつれて、ほんのり酔ってきた女性は、ますます色っぽい。  ところが、最後に、蛤のお吸い物と桜海老ご飯を出すと、少女のような笑顔で 「おいしい~」 を連発していた。  この歳の男仲間が集まると、病気か愚痴ばっかりの話題になって、後味の悪い酒になってしまう。  しかし、この日ばかりは、4人官女に囲まれて、楽しいひと時を過ごしたお内裏様のような気分だった…     合掌