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「安倍首相の今年6月のイラン訪問」に隠された真の目的とは何か?(洞察)

2019-12-16 22:12:01 | インテリジェンス
結論から申し上げると、
今年6月に安倍首相が、トランプ大統領の手紙を持ってイランを訪問した目的は、
「イラン中枢の軍事諜報部」と「トランプ政権チームQ」との間に
軍事・諜報的なバックチャンネルを暗号を使って開設するための
そのコードを手渡すことが主目的であったろう、と洞察されます。

こういう重要情報は、「パソコンで送る」なんて、できないわけで、
原始的ですが、物理的に「手渡す」のが一番良い方法です。

これによって、ディープステートと戦っている「トランプ政権チームQ」は、
同じくディープステートと戦っているイランと「裏で共闘する体制」ができます。
そして実際、これを契機にして、それができたことでしょう。

(Qドロップ3630番 に「イランを再び偉大な国に」というのがあります。チームQは反イランではないのです。)
◆Qドロップの日本語訳版(但し、最新投稿は和訳されていない)


両陣営にバックチャンネルができると、数々の利点があります。
すなわち、
後述の「Bチーム」が偽旗作戦でテロを起こして、それをイランの仕業だと言い立てたとします。ポンペオ国務長官がCIAからの情報で、「イランの仕業だ」と、そのまま発表することで、本来なら、イランとの関係がどんどん悪くなるはずですが、
バックチャンネルで、
「一応、CIAの顔を立ててそう発表しているが、チームQはそれが偽旗工作だと見抜いています」と、イランに伝えることができます。
そうすると、イラン側も理性的な対応ができます。
実際、安倍首相のイラン訪問以降の「イラン側の対米的な姿勢と言動」
については、極めて「抑制されたトーン」が滲み出ています。
ディープステートの偽旗テロ作戦に、右往左往させられることなく、
濡れ衣を着せられても、トランプやQ支持者はわかってくれている、
というスタンスで、軽はずみな報復もせず、忍従しています。

「Bチーム」は、執拗に執拗に、いくつもの偽旗作戦を実行して、イランに米国やサウジ向けのテロの犯人だという濡れ衣を着せていますが、
しかしながら、
「トランプに対する弾劾決議」同様、こうした「みえすいたフェイク工作」について、
「プーッ、クスクスッ、またまた、DSお得意のでっちあげ茶番だね」
と見抜いてしまう「目覚めた人々」が続出中です。

だから、DSが、いくら「このテロはイランのしわさだ~」と報道しても、
もはや、世界は「冷めた目」で見て、それに乗らなくなって来ています。

残念ながら、情報弱者で、「この気づきのムーブメント」に乗り遅れ、
従来通り、フェイク報道を信じ込み、乗せられ誘導されいるデュープスくんたち(=軽薄同調者)も、まだまだ存在しますが、しかし彼らは今や
「とても恥ずかしい人」の部類に入りつつありますね。

見事なまでに金太郎飴状態で、フェイクメディアは、
「反安倍、反トランプ、反イラン」です。
だから、トランプの名代としての安倍首相のイラン訪問については、
「成果の乏しい無益なアクション、国費の無駄遣いにすぎない」
というような批判を浴びせました。
そうして、こういう空振り行動をやっている安倍はやっぱりバ●だよね、
と思わせるように、「情弱なる庶民たち」を誘導していました。

以下、このときの動きを確認しておきましょう。

「イラン潰し」を画策しているのは、ディープステートであり、
ボルトンを代弁者にしている勢力であり、イスラエルです。
これを「Bチーム」と、イランのザリフ外相は表現しています。

(アメリカの人気テレビ番組に「特攻野郎チームA」というのがあります。それに引っかけている表現でもあるようです。いかれたヤツラが無謀にもアタックする話。)

「イラン ザリフ外相 Bチーム」で検索してみましょう。

引用・・・
ザリフ氏はこれまでに、ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障担当)らをBチームと呼んでいる。 同外相はツイッターに「米国が一切の物的証拠も状況証拠もなく即座にイランを非難したことは、安倍晋三首相によるものも含め、Bチームが妨害外交というプランBに動き、イランに対する経済テロを隠蔽しようとしていることを明確に示している」と投稿した。
ザリフ氏はこれまでに、ボルトン補佐官とイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相、サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子がトランプ米大統領をイランとの衝突に駆り立てる可能性があると繰り返し述べている。
・・・・

↑この人の解説はわかりすいですし、面白いですが、
トランプ対ヒラリーの大統領選挙の時、徹底的な「ヒラリー推しポジション」でした。
勿論、今も「トランプはア●」という印象操作を拡散中です。


・・・・


◆イランの「パーストゥデイ」のサイト内検索
「ザリフ外相 Bチーム」の結果
Sep 12, 2019 
イランのザリーフ外相は9.11事件の記念日に際し、この事件におけるBチームの役割を指摘し、「『Bチーム』が9.11事件で最多数のテロリストを提供し、アメリカをアフガニスタンとイラクという泥沼へと駆り立てた。」と強調しました。

「Bチーム」があとわずかでトランプ大統領を戦争に引き出し得たことを証明しているが、トランプ大統領は慎重な行動をとり戦争を回避した」と述べています。

引用・・・
イランのザリーフ外相が、米大統領府に対しシオニスト政権イスラエルがスパイ活動を行っているとする、アメリカのニュースメディア・ポリティコ紙の記事に触れ、「いわゆる世界の好戦主義者らで結成するBチームには、トランプ大統領の最良の友人が存在するのだから、同国は(これ以上の)敵を必要としていない」と揶揄しました。
・・・・

↑補足すると、米国国内におけるイスラエル勢力が、トランプ政権に対するスパイ活動をしている、という報道を見る限り、これは実に皮肉なものだね、と。
娘のイバンカがユダヤ教に入信し、トランプもイスラエルのために動くと表明し、
トランプがイスラエルを「最良の友人」として扱っているというのに、イスラエルはトランプの動向を探ってコントロールしようとしている。
この「両者の暗闘・対立」で充分ではないか!
その上、さらに「イラン」という敵国をわざわざ作ることはないだろう?
という、まさに「強烈な皮肉」が込められています。

勿論、イスラエルにとって強大な強国イランは脅威なので、早く潰したい。
しかし、トランプ米国にとって、イランは脅威ではない。なので、中東において
イランとイスラエルが「平和共存」できるような「ソリューション」「世紀のディール」を探っている。

ザリーフ外相はこれ以前にも、「ボルトン大統領補佐官、ネタニヤフ首相、サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子、そしてアラブ首長国連邦・アブダビ首長国のムハンマド・ビン・ザイド皇太子らで構成されるBチームは、地域での軍事衝突の発生を狙っている」と述べました。

「イランは決して交渉のテーブルを離れなかった。Bチームは、戦争に向けた陰謀を画策しながら、アメリカを交渉のテーブルから離脱させた」と指摘しました。

ザリーフ外相は、「ボルトン大統領補佐官らのチームによる対イラン戦争に向けた醜悪な計画を説明」と画像と共に投稿しました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆イランの「パーストゥデイ」のサイト内検索
「安倍首相」で検索の結果

安倍首相、サアダーバード宮殿で歓迎式典に出席 (動画)2019年06月12日



ハーメネイー師と会談
安倍首相は訪問の2日目となる(6月)13日木曜、
イスラム革命最高指導者ハーメネイー師と会談しました。
アメリカがイランと誠実に交渉することを望んでいるとした安倍首相の発言
に対して
ハーメネイー師は安倍首相に対し次のように述べました。
「私は貴殿の善意と真摯さに疑いを抱いてはいない。だが、貴殿がアメリカ大統領について言ったことに関し、私はトランプ大統領個人は一切メッセージを交換するに値しない人物だと思っている。彼に対して何の回答も持っていないし、回答することもないだろう」

↑こうしたハメネイ師の言説と態度については、
当総研1期のこの記事↓にて、分析を既に示してあります。

◆安倍外交:イラン最高指導者ハメネイ師の「正論」
2019-06-21

今回の当総研の記事における「バックチャンネル開設」説
と、上記の分析を合わせて理解すれば、
「この件に関する全体像」が見えて来ることでしょう。

本日は以上です。
それではまた。

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