半蔵門インテリジェンス総研S3

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トランプは去年2月、米朝間の終戦宣言に合意し、半島統一を前進させる計画だった!!(が、DSの妨害工作にやられた!)

2020-03-16 13:14:31 | インテリジェンス
今回は、以下の「お勧めの良書」の中に、「貴重な情報」が記載されていたので、
その紹介をしながら、インテリジェンス的な読み解きをして行きます。

今回の「お勧めの良書」は、
◆「韓国 内なる分断」~葛藤する政治、疲弊する国民
池畑修平 著(平凡社新書)

著者について(amazonより)
1969年大阪府生まれ。92年東京外国語大学を卒業後、NHK入局。高松放送局、ジュネーブ支局長、中国総局(北京)、ソウル支局長、報道局国際部副部長などを経て、現在はBS1「国際報道2019」キャスターを務める。本書が初の著書となる。

Amazonのブックレビューでは「昭和弐拾八號」氏が本書を「酷評」しています。
当総研も、池畑氏の「韓国ウォッチ」が、「観察が表層的」であることは認めます。
しかし、日本代表のジャーナリストとして、
文大統領記者会見で質問する立場の人なので、
「情報を総花的に収集している点」と
「ポジショントークでなく、自分で悩んで分析している点」
を評価します。

さて、今回、取り上げる
「貴重な取材情報」が載っている部分は、本書の終末部分のここです。
・・・引用<
2019年2月末、ベトナムの首都ハノイで、
米トランプ大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が二度目となる首脳会談を開いた。
そして、まさかの物別れに終わった。
日韓の複数の当局者によれば、
トランプ政権は、日韓両国に、
「北朝鮮の態度によっては、何も合意せず、大統領が席を立つ可能性はある」
と事前説明していた。
それは、日本政府の中枢で共有されたが、
韓国では、誰も文在寅に報告できなかったという。
「帝王」にとって耳障りだからだ。
ハノイでの決裂の翌日は、奇しくも3月1日「三・一独立運動」100周年であった。

文在寅は、米朝決裂に衝撃を受けた。
そして、大慌てで「三・一」記念式典での演説原稿を書き直した。
当初は、米朝間で朝鮮戦争の終戦宣言等に関して合意に達するであろうとの
見込みに基づいて、朝鮮半島の新時代を高らかに宣言する内容
だったという。結局、書き直した演説では、
米朝の両首脳が多くを語り合ったのは  成果、
と如何にも  苦し紛れの高評価  を盛り込むのが精一杯だった。
(257~258ページより)
>・・・

まず、
「ハノイでの決裂の翌日は、奇しくも・・・」
と書いていますが、「奇しくも」ではなく、
当然、「トランプ政権チームQ」と「チーム金正恩」による意図的な、
(韓国)3月1日「三・一独立運動」100周年、に合わせてのスケジュール設定であった
と言えるでしょう。

なお、この「交渉決裂」のあとで、Qdropは、3月初旬から
朝鮮半島で歴史的な合意がなされるぞ~
という形で、カウントダウンを始めています。
Qフォロワーは皆、楽しみに、
カウントダウンの数がゼロになる日を待ちました。
しかし、起こったのは、ニュージーランドの教会での凄惨極まりない
無差別銃撃テロでした。

後に、Qは、このQdropはDeepState側も見ているのだから、
フェイクもあるよ~、と
「フェイク・カウントダウン」であったと、明らかにされ、
みんな、がっかりしたものです。

しかし、当総研は、Qが行った
「米朝ハノイ会談の交渉決裂後」に、わざわざ、
「朝鮮戦争終結宣言」のためのフェイク・カウントダウン
をやった「Q」の行動と思いを洞察すると、
そこに「くっそ~、やられた~」という「悔しさ」が滲み出ている、と洞察します。

勿論、実のところ、ハノイで、米朝間の歴史的合意(朝鮮戦争終結宣言)
という「ビッグ・サプライズ」の発表が計画されていたのだろう、と見ます。
ところが、
「DeepState側の妨害工作」によって、水に流されてしまったのです!!

「DeepState側の妨害工作」があった点は、
インテリジェンス的に見て、間違いないところです。
(実は、当総研では、既に、そのことを記事にしています。)
◆「在韓米軍の撤退」カウントダウン、開始!
2019-06-19

そもそも、米朝会談で「ベトナムの首都ハノイ」を選択しているのは、
「トランプ政権チームQ」が
「ベトナム方式での朝鮮統一」をやるぞ、
という国家意思を持っていることを意味しています。
このハノイで、この時、朝鮮戦争終結・平和協定が成立したなら、
トランプ大統領に対する2019年度の「ノーベル平和賞」もほぼ確定、
というシナリオだったはずです。

その証拠が、上記の「池畑氏の著書にある文章」であり、
文在寅は、既に、「会談の大成功」を見込んで、
演説原稿を用意していたのです。

つまり、
金正恩と通じている文在寅の許(もと)には、このハノイで、
歴史的合意(朝鮮戦争終結・平和協定)が成立するぞ~
という「事前情報」が伝えられていたのは「間違いないわけ」です。

ところが!!

アメリカ側の都合(後述するDSによる妨害工作)で、
「歴史的合意」ができなくなってしまったのです!!

急遽、アメリカは、日韓両国に「予定変更・米朝会談決裂」の旨を事前に伝えた。
しかし、韓国では、ウキウキしている文在寅大統領に
「このBad News悪い知らせ」を伝える官僚たちが、誰もいなかったので、
文在寅大統領は、そのまま予定通りの「米朝会談大成功の演説原稿」で
準備していたのです。


REUTERS/Leah Millis

逆に言うと、
安倍政権中枢と安倍首相は、「この一連の経緯」を知らされている、
ということも書いてあることなので、
トランプ政権が「ベトナム方式で朝鮮統一」することを熟知している、
ということになります。

(もっと言うと、そのような運びに持って行っているのは、
安倍首相の「影のチームF(伏見殿国際諜報ネットワーク)」の工作によるものなのです。
このことが判別・認知できれば、
「トランプ政権チームQ」と安倍首相の「影のチームF」が
互いに深く密接に関係し、連繋していることも判りますし、
それは、分かる人には分かる、一目瞭然の事なのです。
だから、
「極悪安倍はQに粛清される」という「ニセ情報」を真に受ける人々は、
北朝鮮情勢の裏の裏を全く判っていない人々である、と
はっきり言えるのであり、そうした無知の証明になっているのです。
いいですか!
「北朝鮮は悪の枢軸だ!」と未だに思っている人、あ・な・た!
情報が周回遅れですよ!
Qは、「北朝鮮をDSの支配から解放した」と、
ビデオで述べていますよね!!
当総研記事でも、ここで↓  解説済みですよね!!
◆ソレイマニ司令官殺害作戦の真相(3)

というわけで、
米国が日本に「ハノイ会談決裂の事前通告」していた、
という情報から、以上のことが分かります。)


つまり、標題の件の通り、
「トランプ政権チームQ」と「チーム金正恩」の当初の計画では、
2019年2月末に、「米朝による朝鮮戦争終結宣言」が出されるはずだった
ということは、確実情報と言えます。

であれば、2019年後半で、「北主導の朝鮮半島統一がもうすぐですよ」と
当総研が予測していたことも、間違いではなかった、ということになります。

「いつ、朝鮮半島統一するんですか?」
と、厭味っぽく、聞かれることがありますが、
そういう事情で、1年~2年、先延ばしにされてしまったのです。

で、そのように「先延ばし」にせざるを得なくなった
「DS側の妨害工作」とは、どんなものだったか?

答えは、これです。

・・・引用<
2019年2月22日、
マドリードにある在スペイン北朝鮮大使館に数人の男が押し入り、
少なくとも4時間にわたって館員を縛り[1]、猿ぐつわをした後、
コンピューターを盗んだ[2]。
史上2度目の米朝首脳会談が2月27日にベトナムのハノイで行われる直前だった。
・・・>

この事件については、当総研ブログ記事では、以下のタイトル内で
取り上げています。

◆「在韓米軍の撤退」カウントダウン、開始!
2019-06-19

ここでリンクしている記事からです。
・・・引用<
▲FBIとCIAとの関係
 「自由朝鮮」は犯行声明で
「米国の連邦捜査局(FBI)ととてつもなく価値のある特定情報を共有してきた。この情報はFBIの求めに応じて共有している」と
北朝鮮大使館から盗んだ資料をFBIに提供したことを
明らかにしたが、米国務省は26日、定例会見で米政府の事件への関与を問われた際に「米政府はこの事件とは無関係である」と答弁。しかし、米NBC(30日)は米国の司法消息筋の話として
「FBIは(ホン・チャンから)情報を入手した」と報道。
また、米国で発行されている北朝鮮専門媒体の「NK(North Korea) NEWS」は27日、米CIAが「自由朝鮮」に資金を提供した証拠も、またこの襲撃に直接関与した正確な情報はないが、
「襲撃犯のうち少なくも2人は米CIAと連携している」と伝えていた。
・・・>

つまり、どんな妨害工作をDSがやったか?というと、
以下のような「トランプ政権チームQ」の「プラン」を、
次のように破壊し「御破算」にしたのです。
・・・
・そもそも、トランプ政権チームQは、日本や北朝鮮やサウジが核武装することに反対しているどころか、それを容認する立場である。
・これまでの流れから、「北朝鮮の非核化」で「朝鮮半島終結宣言」となる運びなので、
「北朝鮮への非核化」をトランプは(表向きは)強く迫っている。
・しかし、本意は「北朝鮮が核開発施設」を隠し持っていても、良しとする立場である。
・2019年2月末の「米朝ハノイ会談」では、北朝鮮側が、核開発施設の「寧辺」を放棄・取り壊すことで、「非核化」をアピールし、トランプ側も「それで良し」として、
終戦宣言に合意する、というシナリオだった、と見られること。(勿論、他に稼働施設があることを知りつつ、八百長で見逃してやる、ということ)
・しかし、このシナリオを「御破算にする」ために、在スペインの北朝鮮大使館が襲撃され、「他の稼働施設情報」が入っているパソコンが運び出されてしまい、その情報が米FBIに渡ってしまった、ということ。
・「北朝鮮で、寧辺以外にも、核開発稼働施設がある」という確定証拠資料が、FBI→CIAそして、大統領に上がって来てしまっては、トランプも「知らなかった」では済まされない。
・そこで、一応、ハノイの会談で、「その他の核開発施設の放棄」も提案したが、金正恩に断られ、交渉決裂し、トランプは席を立った。
・・・

ということです。
ポイントは、「寧辺以外のウラン濃縮施設を稼働している」情報が
「証拠付きで、流出したこと」です。
情報入手の手法は、クリーンハンドではなく、
ブラックハンド(違法襲撃による泥棒行為)でしたが・・・。

そして、この情報は、DS諜報ネットワーク経由で、韓国にも、すぐに伝えられました。
・・・引用< 
◆北朝鮮の核施設稼働「韓米情報当局が動向注視」=韓国国防部
2019.03.12【ソウル聯合ニュース】
韓国国防部の崔賢洙(チェ・ヒョンス)報道官は3月12日の定例会見で、
北朝鮮が寧辺以外のウラン濃縮施設を稼働している動向を軍当局がつかんだ
との一部メディアの報道について
「韓米情報当局は緊密な協力の下、(北朝鮮の)核施設の動向を綿密に追跡している」
と述べた。 
・・・>

残念ながら、
こうした「DS側の反撃」は、「チームQ」にとっても、
「くそ~、してやられた~」
と、まさに「一敗を喫した」ドラマだった、
ということができるでしょう。

トランプ再選後に、どういう形か、わかりませんが、
上記のシナリオをリライトし、
トランプは、朝鮮統一オペレーションに再チャレンジして、
今度は成功して、
「米朝間での終戦宣言」合意に至ることでしょう。

(その時、金正恩が生きているか、わかりません。
偽装死して、妹が引き継いでいる可能性もあります。)

本日は以上です。
それではまた。


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