浄土真宗本願寺派 堺・圓龍寺から法話が届きました。
《民主主義の世の中、民主主義ってどういうことなのか。
自分の思ったことを思ったとおりに、正しいと信ずることは、信じているとおりに、誰にためらうことなくズバリズバリいうことが基本理念になっていること。
思ったこと、正しいと信ずることが、利己主義によってゆがみ曲げられているか、いないかということをきびしく自省することを忘れてはならない。
民主主義はよいとだれもが認めているが、現実生活のなかで、はたしてそのとおりやっているかというと、やっていない。
日本のあらゆる組織体(政治、経済、企業等)が、民主化されているか?
実際問題、封建的感情に振りまわされて、低迷している状態である。
偉くなろうとするならば、いくじなしといわれようが、臆病者といわれようが、それにじっと耐え、そんなに利口ぶっていうやつこそ、世の中の仕組みのきびしさを知らないやつとわりきり、すいすいと遊泳するよりほかに道が、閉ざされていると思い込む、ずぶとい神経を持つよりほかはない。
大抵の人は組織のなかで、多かれ少なかれそんなところに自分を押し込めて、それでよしと考えているのではないか。
そして人間が「真実に生きる」、処世的な計算などに心を悩ませることなく「不屈の勇気」を持つことを身にしみて感じとること。》
龍大カレンダー
じゃくさん12のきせつ遊び
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