引き分け以上で優勝だった森保ジャパンは韓国に0-1で敗れ、6年ぶりの優勝とはならなかった。

序盤から韓国に押し込まれた。6分には右CKからヘディングを許し、ポスト直撃。あわや失点の場面だった。

日本は守備に奔走しながらも、15分に反撃。中盤からのロングボールを受けたFW鈴木武蔵が体をうまく反転させ、中央へ。右足で狙うも、右へ外れた。

25分にはふたたび失点のピンチ。同じく右CKから、相手選手と競ったDF畠中槙之輔に当たったボールが右ポストを直撃した。

そして28分、先制を許した。左サイドでボールを奪われてドリブルでゴール前へ進入を許す。MF黄仁範へつながれ、左足でミドルシュートを蹴りこまれた。

0-1で折り返し、日本は後半開始からMF相馬勇紀がMF遠藤渓太に替わって出場。16分にはMF井手口陽介に替わってMF大島僚太が入った。左サイドに入った相馬の仕掛け、また大島からも前線へボールが供給されるも、合わない時間が続いた。

33分にはFW鈴木武蔵に代わり、FW仲川輝人が投入された。ただ韓国の攻勢は止まらず、33分には自陣でのパスミスからあわや失点のピンチもあった。

終盤は運動量が落ちた相手に対して徐々に前を向く回数を増やしたものの、ゴールは最後まで遠かった。

 

“寄せ集め”日本、五輪の絵見えない/セルジオ越後