私は早々と引退生活に入りましたが、落研仲間にはまさまさ現役として働いている方もいます。
頭が下がる思いです。
鉄道も国鉄時代に造られ、惜しまれながらの引退機関車も出ました。
でした。
【子規365日】■3月25日
菊の芽の一寸(いっすん)にして名むつかし 1896(M29)年
夏井いつき【子規365日】朝日文庫
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《菊の芽》の俳句
晩春、前年切った菊の古根から新芽が伸びてくる。現在のほとんどの菊栽培ではそれを五ー六月
ごろに挿芽にし、二十日前後して発根すると鉢や花壇に定植する。
・菊の芽の土乾きゐる恙(つつが)かな 松村 蒼石
・菊の芽や読まず古りゆく書の多さ 小野 宏文
・好もしき色に菊の芽簇りぬ 加賀屋凡秋
角川書店編「合本 俳句歳時記 第三版」角川書店 より
西 逈さんのコメントです。
《〽夢を追いましょ もう一度 (西 逈)
SL機関車もそうですが、引退させるには惜しい人や物が、いますね・ありますね。〽あなた なぜなぜ 私を捨てた‥‥の文句は、ギター流しで裏町を歩いていた作詞者が、ゴミとして捨てられていた、まだ十分に使えそうな冷蔵庫やテレビが、そう訴えているかのように感じたからであったとか。人心が冷え切っている現代、裏町の人々の優しい思い遣りを歌にしたのが「夢追い酒」だったのです。》