補正

岐阜県の天生峠に行った。

天気もよく、白山がきれいに見えた。

きれいに見えた筈なのである。
それなのに、安物のコンデジで撮影した画像を見直すと、まあなんというか、ありきたりの絵でしかない。
トップの画像は、撮影したものをただトリミングして書き出したものだ。
蒼く、ぼんやりとしている。

…さあ、そこで、フォトレタッチソフトの出番である。

さきほどの画像に「自動トーン補正」をかけてみる。



うーむ…。

なんというか、殆ど変わらないなあ…。
お高いソフトでも、この程度か…。

…と、思っていたのだが。



左下の、黒々とした近景の尾根を避けて画像を切り抜き、これに「自動トーン補正」をかけると…。



どど～ん。

俄然くっきりしてきたではないか。

さらに明るさを手動で補正して、彩度を上げると…。



じゃじゃ～ん。

最初の画像と比べると、こんなに盛ってもよいものかと心配になってくる。

でも、目で見た感動って、ばりばり補正かけた画像に、いちばん近かったりするから、不思議なのである。